あかない日記

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インド紀行 116 アンベール城

2016-02-28 | インド紀行

 

ジャイプールの北東11kmの丘の

上に建つ「アンベール城」

2013年 世界遺産に登録されている。

 16世紀 この地を支配した

カッチャワ家の王国(アンベール王国)の砦に

1592年 ムガル帝国の第3代皇帝アクバルの

軍司令官ラージプート族の王様ラジャ・マン・シィン1世が

増改築し 中心のジャイ・マンデル殿は、


1639年に ジャイ・シング王が建造している。


1727年 サワーイ・ジャイ・スィン2世が


アンベールから 自らの名を冠した

ジャイプルへ 遷都するまで 王都であった

 丘の斜面に築かれ宮殿全体は

 高低差により仕切られて


低層は 公的エリア

上層部が 王様の私的空間となっている。


宮殿内部は 

当時勢力を誇った ムガル帝国のイスラム様式と


ラジャスタンの伝統様式が 融合した独自の建築で 


隆盛を極めた 王朝の栄華が

いたるところに 散りばめられている。