あかない日記

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インド紀行 100 大理石店

2016-02-12 | インド紀行

 

 タージ・マハルの見学を終え 
アーグラー市内の大理石店へ案内される。

ここアーグラーは
大理石の象嵌細工の店が多くあり
インドの土産として人気がある。

 タージ・マハルでも触れたが
ペルシャから象嵌細工職人を呼び寄せていた。

その技術が今日まで引き継がれてきている。

ガイドの説明では 
この技術は 男性しか行うことができないそうだ。

また ここでも女性店員の姿はなかった。


店の中では 
職人が 弓状の棒で 手動グラインダ-を回して
貴石のチップを 研磨している。

この研磨により形を花や葉等に
調整して 薄片に仕上げていく。

その色とりどりの貴石を 図柄に合わせて
図柄が手彫りされた大理石に

埋め込み 接着剤で張り付けていく
緻密な作業で 作品にしていくと

店の説明があった。

 店内の陳列棚には トルコ石  珊瑚
マラカイト  ラピスラズリ 
パール
オニキスなどの 半貴石をはめ込んだ
作品が並んでいる。

この象嵌細工の価格は ピンからキリまでで
嵌め込まれている半貴石と細工の細かさと
全体の大きさで 価格が決まるそうだ。