寺町商家(旧金箱家住宅)は
松代において江戸時代末期から昭和初期にかけて
質屋などを営んでいた商家・金箱家の旧屋敷である。
表門から敷地内に入ると 明治期から大正期までの
商家の営みを伝える歴史的建造物と
下町の泉水路でつながる池を中心とした庭園が
現存していることが分かる。
松代における明治期の豊かな商家の暮らしぶりを
伝える貴重な屋敷として
2012(平24)年 長野市の有形文化財に指定され
2015年 4年にわたる保存修理工事を経て
一般公開されている。
武士だけでなく 商人も活躍していたことを知る。