黒門と樹齢600年のケヤキ
塩野神社から西 「龍光院」 へ
黒門をくぐって参道を登って右手
境内に正面に本堂 禅道場 庫裏 鐘楼
門の脇には 羅漢堂 観音堂が建ち並ぶ。
塩田北条氏の菩提寺で
屋根の上に北条氏の紋「三ツ鱗」紋が見える。
創建は1282(弘安5)年 塩田北条国時が
父である義政の菩提を弔うため
月湲和尚を招いて開山したのが 始まりと伝えられている。
塩田北条氏は 守護職・重時の嫡男である
北条義政が所領であるこの地に住みつき
鎌倉に帰らなかったことから始まり3代にわたり続いた。
しかし 1333(元弘3)年
新田義貞に組した為一族が滅びその後衰退した。
1601(慶長6)年萬照寺六世瑞応が中興開山し
当初の寺号だった仙乗寺を 龍光院と改め曹洞宗の禅寺とした。
八角の羅漢堂には 釈迦如来を中心に阿難尊者
迦諾迦伐磋損者 迦葉尊などが 安置されている。