坂城駅は しなの鉄道 軽井沢駅から50.4kmに位置する。
1888(明治21)年 官設鉄道信越線の駅として開業。
1987(昭和62)年 国鉄分割民営化により
東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
1997(平成9)年 北陸新幹線開業に伴う経営分離により
JR東日本の駅がしなの鉄道に移管された。
最近の乗降客は 800人台で千人を割っている。
駅の構造は 島式ホーム1面2線を有する地上駅で
構内北側の駅舎とホームの間は
エレベーター付きのこ線橋で連絡している。
坂城町が業務を受託する簡易委託駅になっている。
坂城駅南側 鉄路脇に あの懐かしい湘南色の
169系S51編成3両が 2013(平成25)年から展示されている。
展示されている車両は
上田側の2両は「クモハ169-1」と「モハ168-1」
その型式のそれぞれ最初に製造され
また長野側の「クハ169-27」は最後に製造されたもの。
坂城町では
酷暑が続く中 涼しさも節電意識も共有しようと
冷房を効かせた公共施設を「クールシェアスポット」として
アピールする取り組みに力を入れている。
そんな中 4年前からは毎夏
この「169系車両」を同スポットとして2日間開放してきた。
例年以上に暑い今年は
「高齢者らの体調管理のためにも拡充が必要」として
開放日を増やしたニュースもあった。