あかない日記

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信州紀行 別所温泉27 岳の幟り

2018-10-20 | 国内・長野

 

 

 

マンホールの蓋に子供らが竹笹を持つ絵
 「岳の幟り」とある。

 

調べると 「岳の幟」は

室町時代の大干ばつの時に、村
人が夫神岳の山の神に雨乞いをしたら雨が降ったので
、各家で織った布を奉納するようになったのが始まりと言われ、
以来500年も続いており 
国の選択無形民俗文化財に指定された珍しい祭り。

毎年7月15日直近の日曜日に

温泉街の4地区の100人以上の住民達が交替で
数十本の色とりどりの反物と竹竿でできた長さ約6mもの
 幟をかつぎ 標高1250mの夫婦岳山頂から
別所神社まで温泉街を練り歩く。

途中、笛や太鼓の軽快なリズムに合わせて、
地元の小学生たちが竹を打ち鳴らす
「ささら踊り」や、若手の獅子の舞いも行われる。

 

 

  (webから)

 

  

こちらは 岳の幟500年祭記念として
平成16年に設置された「足湯ななくり」。


説明文には 「安楽寺の八角三重塔を
モチーフにした総ヒノキ造りで

お湯の温度は季節による気温変動に
対応できるようにしてある。

地名の七九里と今の苦しみが離れると七苦難の意を兼ねて
「足湯ななくり」と名付けられた。」

 無料で 別所温泉の上質な硫黄泉を
源泉掛け流しに浸ることができる。