アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンレッスン(13) 左手の形を作る

2010年01月08日 | バイオリン
調弦が終わるとすぐ、「じゃ、早速カントリーロードからいきましょう(^^)」と先生。

「教本は、時間があったらで」。あの、音階とかまず弾かないと音が取れないんですが~と抗議すると、「あ、指慣らしはしましょうね」。先生が開けたのは、教本のまだ見ぬゾーン、この前まで開けていたページからざくっと四枚くらいめくって「ヘ長調の音階練習」。

「カントリーロードはヘ長調なので、これでばっちり慣らしてから曲を弾くようにするといいですよ」

そうなのだ。カントリーロードは、「速過ぎず遅過ぎず」弾きやすそうな曲ということで選んだのだが、冒頭の「ファソラ」「ラソファ」でいきなりつまづいていて、そういや私はまだ「ファ」が弾けないんだった(「ファ#」ならよいが)という状態。

毎日このページを開けて「ヘ長調の音階練習」をしてから曲に臨めば少しはマシになるのでしょうか??

で、音階のあと早速「カントリーロード」を弾いたが、まぁまぁの出来、つまり、普段弾いてるのを基準とすればそれよりミリ単位だけど良かった。先生も「これなら行けるじゃないの」的な顔をしている。あっ、いつもこのくらいと思わないでください。

先生は、「弓のご利用は計画的に」関連で、休符の間先弓のままで待機する場所、元弓に素早く戻す場所を書き込み、混乱しないようにとまずアドバイスしてくださった。私のほうからは、とにかく左手の形で悩んでいますと持ちかけた。

「正月休み中ずっと、ファソラ、ラソファと格闘してたんですよ。ほんと、音がめちゃくちゃきたなくて」…特に、ファソラ、と来たんじゃなくて、別の弦から来ていきなりラソファ、と来るときにファが取れない。

先生は、わかります、これ難しいですよね、といって、しばし模範演奏をしながら左手の形の作り方解説。

・「ファ」が高めにずれるとかっこ悪い。むしろ低めにとること。
・この曲、「ファ」がめちゃくちゃたくさん出てきて、曲の要になりますからがんばってください!!(^-^)
1,3の指をいつもの位置に取ったあと、すばやく2の指(中指)を1の指に引き付ける方法(方法1)と、音の切れ目ですばやく「1,2,3」の順番で用意してしまっておいてから弾き始める方法(方法2)がある。

これが今回のレッスンの眼目。先生がやるとどちらもスムーズなのだが(^^;; 私がやるとどっちももたもたうまくいかなくて、特に「方法1」は絶望的。だって、1の指と3の指を固定した状態で2の指がピクとも動かないもん。

先生が言うには、指を近づけようと思うよりも、中指の根元のあたりの関節を「くいと引っ張る」、引き付ける感じにするのがコツだそうである。なんのこっちゃ。確かに、先生がやると、1,3固定した状態で、間の中指がスッスッと「ファ」「ファ#」の位置を自在に行き来するのだが。

それで、私は早々に「方法1」をあきらめて、「方法2」を試してみた。すると、なかなか間が長くなってしまうのと、フライングで弓をつい動かしてしまってグダグダになるのでうまくはいかなかったものの、練習すれば「やや」なんとかなりそうな雰囲気である。

えーとじゃあ、このセンで練習してみます…

それと、本日のワンポイント。小指(4の指)はいつもぱしっと決まらない曲者なのだが、そのトレーニングとして、他の四本の指先を机の上に乗せ、小指の先で「ぱしっ」「ぱしっ」と小気味よい音を立てるように机をたたく練習がお奨めだそうだ。

「筋トレですね!!」
「そうです。まぁ指立て伏せやれとかいいませんけど」
…お試しください。これならいつでもやれるわね、と思ってぱしぱしやってみたが、私が無意識にやってみていたのは「右手」。いやいや、あくまでこれ、「左手」の練習でしたね(^^;;


今日の弁当:


週の終わり、なんとなく無理やり感の漂う弁当。
プチトマトも厚焼き玉子もなく、隙間は冷凍庫からかき集めて埋めた。
きゅうりの糠漬け、れんこんきんぴら、黒豆、カレーコロッケ、ひじき入り肉団子、チキンナゲット、ほうれん草ソテー
コメント (6)
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