アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

連弾にパーカッションを足してみたらば

2013年06月01日 | ピアノ
オフィスのあるビルの一階にコーヒー屋さんがあるんだけど、そこでミニコンサートがあるってんで行ってみました。

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三人のユニットで、二人がピアノでもう一人がパーカッション!? しかしコーヒー屋さんでどうやって。

…と思ったのですが、ピアノといっても生ピを運び込むわけはなく(そりゃそうだ)、鍵盤がピアノ並みにあるけど足が組み立て式のキーボードひとつ、それとピアニカやらおもちゃのピアノ、それとシンバル・カホン・おもちゃのトランペットその他ごちゃごちゃと持ち込んでのコンサートでした。

つまり、ピアノ弾きのうち一人がキーボード、もう一人はピアニカあるいはアコーディオンを弾くという手もありますが、基本は、二人がキーボードで連弾するわけね。

ピアノ二人の役どころは「イケメン」、パーカショニストは「和み系」ということらしい。見た目でいって、私の好みは二人の「イケメン」よりどっちかっていうとモンチッチを彷彿とさせるかわいさ漂うパーカショニストのほうだったのですが、ピアノ弾いてるところはすんごくかっこよかったです。

演奏中の見た目のおもしろさについてはずいぶん意識して練られているようで、「くまんばちの飛行」とかで二人の手がアクロバティックに重なりながら目にも留まらぬ早業で弾いていくところとか、いいですね~ぐぐっときます(^-^)

曲目は、ミヨーのスカラムーシュとか…あと、子どもが多かったので運動会シーズンを意識して徒競走メドレー。あと、このユニットの表芸としてピアソラのオブリヴィオンとリベルタンゴ。〆はトリッチ・トラッチ・ポルカ。

確かに、連弾だけじゃない、パーカッションが入ったユニットだということを生かしている演目ですね。前に、るんちゃんママさんと私でリベルタンゴの連弾をやったことがあって、もちろんわりと簡単な編曲だったというのもあるけど、るんちゃんママさんがすごくうまいわりになんとなく物足りないっていうか。カホンでも入ってればまたぜんぜん違う感じになるかもしれません。こんど、何かノリ系の連弾やるときにパーカッション混ぜてみるってのはどうですかねぇ(人材があればだけど)

「ピアノだって打楽器」で、音の立ち上がりがカツーンとしていますよね。ま、電子になってしまったキーボードを「打楽器」と呼べるかどうかちょっと微妙ですが(^^;; いちおうピアノを模しているということで。リズムがおもしろい曲の場合、とにかく打楽器「たち」のタイミングが、来てほしいところにピタッとハマればそりゃ気持ちいい。ということがよくわかりました。

…逆にいえば、ピアノのほうが「お指の都合」とかでぐにゃぐにゃしたリズムに崩れたとき、パーカッションが入ると残念感が際立つかもしれず、素人連弾にパーカッションを足すとどうなるかは難しい問題です(いつか実験してみる?)

店内のお客様の数はたいしたことなくて、それもたまたま居合わせたという感じ。わざわざ聞きに来た「好きもの」は私くらいのように見受けられたので、「ひとりじめ感」がたいへん気分よかったんですが、せっかくなのになんだかもったいない。

閉演後は真っ先にCDを購入し、三人ともにサインしてもらいました(^^)

ミヨー スカラムーシュより「フラジレイラ」
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コメント (11)
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