アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(19)

2013年06月07日 | 小学生活
密度の濃い一ヶ月。
四月のうちに、事件あり涙あり、そしてついに平和な日が。

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* * *

2000年4月28日(金):全校遠足

今日はお楽しみの全校遠足。一年生と六年生がグループになって、「お世話」してもらうらしい。六年生の方が人数多いので、一年生2~3人と六年生4~5人でひとグループだとか。なんとゴージャス。

昨日の約束どおりおにぎりのお弁当。弁当、水筒、タオル、ゴミ袋、敷物、雨合羽、、といちおう自分でリュックに入れさせる。ずいぶんぐちゃぐちゃに入れてるけど、まぁいいか。

「いってきまーす」といよいよ出発するところを見ると、なんと後ろからリュックをしょって、前からはランドセルをしょっている(-_-;;「ちょっとー、、今日は晴れてるから学校のお支度はいらないよ。遠足にいくんだからランドセルはいらないよ」「ハンカチ持った?」「学童のかばんは、遠足にもってっちゃだめだよ。今日は教室入らないかもしれないから、先生に、このかばんはどこに置いておけばいいですかって聞くんだよ」

思わず矢継ぎ早にいろんなことをいってしまったら、またろうはランドセルも下ろさずぼーっと固まっている。「ちょっと、聞いてるの?パパは今なんていった?」するとまたろうは、いっしょうけんめい考えて、「えーと、今日は晴れてるから、遠足なの」、、がく。

やっぱ一個ずついかないと。ランドセルを下ろさせてから、パパが、「いい?大事なお話だよ。鍵のついてるかばんは、遠足に持っていけないから、学校に置かせてもらうんだよ。どこにおいたらいいか、T先生(担任)に会ったらすぐ聞くんだよ」「え??どこにおいとくのー??」「だからー、どこにおけばいいか先生に聞くの。昨日うわばき持って帰ってきたってことは、今日は教室入れないんでしょ。昨日、うわばきもってかえってって、T先生がいったんだよね」「あのね、うわばきもってかえってくださいって、O先生(担任補助)がいったの」「うん、O先生でもね。先生がそういったってことはね、、」

「ちょっとちょっと」さえぎる私。「うわばきはいいよ。混乱するから。またろう、学童のかばんはどこにおけばいいですかって、先生に聞くんだよ。それだけね。」と無理やりまとめて、「いってらっしゃい」と送り出した。さて大丈夫だろうか、、

今日は「いつもの時間帯」にまたろうからの電話がない。しかし家に着いてみれば何事もなくまたろうがいて、ただちょっと退屈そうにルービックキューブ(みたいな三角のやつ)をいじっている。ともかく学童かばんは無事持って家に帰れたということだ。「じゃ、こじろう迎えにいってくるね」「あ、ちょっとまって!」またろうは何かいいたいらしかったが「いいや。いってらっしゃい」

迎えに行っている間、こじろうが園トイレで寸前にもらすなどの事故(?)もありいろいろ時間を食ってしまったが、家に着くまでの間一度も電話はかかってこなかった。突然静まるとなんだか不気味、、いやそんなことをいってはいけないかな。

後で聞くとパパには定番時間(6:25ごろ)に一度電話があったそうだ。「何していいかわからない」というような内容だったとか。そのわりにあとは一人で過ごせたんだね。

全校遠足についてまたろうコメント「すっげぇたのしかった!(^-^)」「六年生でね、ぷーちゃんていうこがいた。ほんとのなまえじゃないけど、ぷーちゃんってよんでねっていったの」

学童についてまたろうコメント「K先生としょうぎしたけどまけちゃった。またろうの角とられちゃったの」

ま、ともかくまた平和な一日だった。すごい!

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コメント (4)
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