クラビノーバ、エレクトーンみたいな「電気製品」であれば、「型番」ちぅのがあって、それが同じであれば基本的に同じもの。
←やまちゃんも、今となってはオンリーワンのやまちゃん。
中には、「不良品」というものもあるかもしれないけど(^^;;
壊れてさえいなければ、同じ機能、性質のものであるので、どれを買ってもいいわけだ。
店頭にあったある個体が売れてしまっても、また次を仕入れてもらえば同じこと(在庫切れでなければね)。
買おうかな? どうしようかな?? と思ったときは、ゆっくり考えて買ってもいい。
同じ製品が別の店にあったら、安い方で買えばいい。安いからモノが悪いってことはない(配送などのサービスで異なることはあるかも)
店によって違う値段がついていることはあっても、そう激しくは違わない。また、いわゆる定価より高くなってるってことはふつうない。
それに対して、
チョビくん(チョバノフ氏製作バイオリン)のような職人手作り品というのは、これはどうやったって「一点もの」なのであって、
同じ人が作ってもまったく同じにはならない。
弾いてみて、「これが好き!!」となったら、それをおさえるしかない。
別の人に買われてしまったら、まったく同じものはもう手に入らない。
まぁ、チョビくんは「一点もの」の中ではかなりお安かったのだけど。
これは、チョビくんの出来がいい加減だからということではなくて(中川先生が弾いたらすんばらしい音がするんだよ!!)
一番大きな理由は、チョバノフ氏がまだ売り出し中の職人さんだったからです。
やまちゃん(買ったときはヤマハ新品)みたいなのは、この中間くらいのポジションかな。
大量生産ものなので、基本的には型番が同じなら「だいたい」同じ。
定価より高く売ってるってことはない。値引きもあんまりないけどね。ヤマハだから。
買おうかどうしようか迷ってる人はゆっくり迷うでしょう。
この個体をおさえなきゃって、焦ることはない。
でも、まったくどれも同じってこともないんですよ。
やまちゃん(うちのヤマハアップライト)を買うときは、同じ型番の3台くらいの中から、試弾させてもらって「コレ」って決めました。
弾いた感じ、そんなに同じじゃありませんでした。
もっとも、個体差なのか調整の差なのかといえば、後者の影響が大きいのかもしれませんけど…素人にはその切り分けはわかりません。
大量生産とはいえ、エレクトーンよりは手作業が入るし、素材も天然ものじゃ均一とはいえないし、個体差ができても不思議はないですね。
そして、大量生産品ではあっても、中古になったときには、これはもう「一点もの」です。
前にテレビで見たんですが、今治(繊維製品で有名ですね。って、はなひめの中学受験のとき覚えました)のジーンズをわざわざいろんな職業の人に一年くらい使ってもらって、中古にしてから売ってるんですって。仕事が違うと違う風合いになるの。んで、5万円(!)とかになるんですよ(o_o)
ま、私は別に5万円のジーンズほしくないんですが(^^;;
ピアノはね。ヤマハであれ、シンメル(ドイツのヤマハ)であれ、何十年も経ったらその使われ方、環境によってぜんぜん別モノになってます。自動的に「一点もの」になるってわけです。元々、もっと個体差が大きいであろうベヒシュタイン、ベーゼン、プレイエルなどの中古であればなおさらです。
新品の、800万とか1000万とかのブランドものピアノ(ベーゼンとか)を試弾したとき、それはもう素晴らしかったし、お金があればつい買って帰るところでしたが(爆)まぁ1000万をお出しになるつもりさえあればその個体でなくても似たものが買えますので
いろんなメーカー、いろんな時期の中古が集まってるとなれば「萌え」度は格段に違います。
自分にぴたりとマッチする中古に出会ったらそりゃー「買い」と思ってしまいますよね。
決断してよかったーと思ってます(^^)
今日の電車内は、先日コメント欄でお奨めされた「ヴァイオリン職人の探求と推理」を読んでいたのですが(まだ読み終わってませんがめちゃおもしろいです)、その中でバイオリン(当然一点もの、中古というより骨董品)の鑑定の話が出てきました。
贋作だと判定された人は、意気消沈して帰っていくわけです。
バイオリンの見た目も、音色も、何も変わっていないのにね??
その楽器にまつわる「情報」というのか、「ストーリー」でもって市場価値が天と地ほどに異なる。
「それは人々がいいヴァイオリンを買うときには、ただ楽器を買うのではなく、名前を買っているからだ。夢を、偉大なるものとのつながりを買っているんだよ。」「コレクターたちは特別なものをほしがる。金はたっぷり持っているから、ただの古いグァルネリではだめだ。彼らは名前のあるもの、歴史のあるものをほしがる。」
そういう意味での「一点もの」になってしまったらそりゃ大変です。でも、私らとしては自分が気持ちよく弾ける以外の価値を求めてないわけで、ネームバリューもストーリーも別にいらない。その分の値段がのっかってない一点ものなら…(つまり、シンメルとかチョバノフとか)
ぴたりと合ったときが買い時!! (貯金はなるべくしておこう…)
そういえば、チョビくんを買うとき、セカンドオピニオンを求めていった楽器店で、そんなラベルの貼ってない楽器怪しいって言われました。けど、ラベルが貼ってあって何と書いてあろうが、私にはその価値はどのみちわからんのだし(なんの知識もないんだから)、それこそ贋作(?)ならもっともらしくラベル貼っとくだろうよ。いや、チョバノフ氏作のものの贋作とかありえんだろうけど。
#バイオリンづくりのコンクールに出すときの規定で、ラベルは貼ってないとのことでした。買ったあと貼ってくれたけど。
元々そこにお金を払ったつもりがなければ、名前やストーリーはなんでもかまわない。
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中には、「不良品」というものもあるかもしれないけど(^^;;
壊れてさえいなければ、同じ機能、性質のものであるので、どれを買ってもいいわけだ。
店頭にあったある個体が売れてしまっても、また次を仕入れてもらえば同じこと(在庫切れでなければね)。
買おうかな? どうしようかな?? と思ったときは、ゆっくり考えて買ってもいい。
同じ製品が別の店にあったら、安い方で買えばいい。安いからモノが悪いってことはない(配送などのサービスで異なることはあるかも)
店によって違う値段がついていることはあっても、そう激しくは違わない。また、いわゆる定価より高くなってるってことはふつうない。
それに対して、
チョビくん(チョバノフ氏製作バイオリン)のような職人手作り品というのは、これはどうやったって「一点もの」なのであって、
同じ人が作ってもまったく同じにはならない。
弾いてみて、「これが好き!!」となったら、それをおさえるしかない。
別の人に買われてしまったら、まったく同じものはもう手に入らない。
まぁ、チョビくんは「一点もの」の中ではかなりお安かったのだけど。
これは、チョビくんの出来がいい加減だからということではなくて(中川先生が弾いたらすんばらしい音がするんだよ!!)
一番大きな理由は、チョバノフ氏がまだ売り出し中の職人さんだったからです。
やまちゃん(買ったときはヤマハ新品)みたいなのは、この中間くらいのポジションかな。
大量生産ものなので、基本的には型番が同じなら「だいたい」同じ。
定価より高く売ってるってことはない。値引きもあんまりないけどね。ヤマハだから。
買おうかどうしようか迷ってる人はゆっくり迷うでしょう。
この個体をおさえなきゃって、焦ることはない。
でも、まったくどれも同じってこともないんですよ。
やまちゃん(うちのヤマハアップライト)を買うときは、同じ型番の3台くらいの中から、試弾させてもらって「コレ」って決めました。
弾いた感じ、そんなに同じじゃありませんでした。
もっとも、個体差なのか調整の差なのかといえば、後者の影響が大きいのかもしれませんけど…素人にはその切り分けはわかりません。
大量生産とはいえ、エレクトーンよりは手作業が入るし、素材も天然ものじゃ均一とはいえないし、個体差ができても不思議はないですね。
そして、大量生産品ではあっても、中古になったときには、これはもう「一点もの」です。
前にテレビで見たんですが、今治(繊維製品で有名ですね。って、はなひめの中学受験のとき覚えました)のジーンズをわざわざいろんな職業の人に一年くらい使ってもらって、中古にしてから売ってるんですって。仕事が違うと違う風合いになるの。んで、5万円(!)とかになるんですよ(o_o)
ま、私は別に5万円のジーンズほしくないんですが(^^;;
ピアノはね。ヤマハであれ、シンメル(ドイツのヤマハ)であれ、何十年も経ったらその使われ方、環境によってぜんぜん別モノになってます。自動的に「一点もの」になるってわけです。元々、もっと個体差が大きいであろうベヒシュタイン、ベーゼン、プレイエルなどの中古であればなおさらです。
新品の、800万とか1000万とかのブランドものピアノ(ベーゼンとか)を試弾したとき、それはもう素晴らしかったし、お金があればつい買って帰るところでしたが(爆)まぁ1000万をお出しになるつもりさえあればその個体でなくても似たものが買えますので
いろんなメーカー、いろんな時期の中古が集まってるとなれば「萌え」度は格段に違います。
自分にぴたりとマッチする中古に出会ったらそりゃー「買い」と思ってしまいますよね。
決断してよかったーと思ってます(^^)
今日の電車内は、先日コメント欄でお奨めされた「ヴァイオリン職人の探求と推理」を読んでいたのですが(まだ読み終わってませんがめちゃおもしろいです)、その中でバイオリン(当然一点もの、中古というより骨董品)の鑑定の話が出てきました。
贋作だと判定された人は、意気消沈して帰っていくわけです。
バイオリンの見た目も、音色も、何も変わっていないのにね??
その楽器にまつわる「情報」というのか、「ストーリー」でもって市場価値が天と地ほどに異なる。
「それは人々がいいヴァイオリンを買うときには、ただ楽器を買うのではなく、名前を買っているからだ。夢を、偉大なるものとのつながりを買っているんだよ。」「コレクターたちは特別なものをほしがる。金はたっぷり持っているから、ただの古いグァルネリではだめだ。彼らは名前のあるもの、歴史のあるものをほしがる。」
そういう意味での「一点もの」になってしまったらそりゃ大変です。でも、私らとしては自分が気持ちよく弾ける以外の価値を求めてないわけで、ネームバリューもストーリーも別にいらない。その分の値段がのっかってない一点ものなら…(つまり、シンメルとかチョバノフとか)
ぴたりと合ったときが買い時!! (貯金はなるべくしておこう…)
そういえば、チョビくんを買うとき、セカンドオピニオンを求めていった楽器店で、そんなラベルの貼ってない楽器怪しいって言われました。けど、ラベルが貼ってあって何と書いてあろうが、私にはその価値はどのみちわからんのだし(なんの知識もないんだから)、それこそ贋作(?)ならもっともらしくラベル貼っとくだろうよ。いや、チョバノフ氏作のものの贋作とかありえんだろうけど。
#バイオリンづくりのコンクールに出すときの規定で、ラベルは貼ってないとのことでした。買ったあと貼ってくれたけど。
元々そこにお金を払ったつもりがなければ、名前やストーリーはなんでもかまわない。
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