アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

駆けつけフィンランディア

2015年12月25日 | バイオリン
千住真理子のコンサートを聞いたあと、私ときーちゃんさんはサロンエスプリへと急ぎました。

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12/23の発表会でやる「フィンランディア」の合わせ練習がこの日(12/20)ってことで…

えっやるの? 私も??
曲の練習する時間がないだけではなくてそもそもバイオリン弾いてないからバイオリン発表会でピアノ弾くってこの私がやりますかね??

コンサート経由でいくのにバイオリン持ってくと邪魔だし…

と渋っていたけど「大丈夫だいじょうぶ(^^)」「サロンのバイオリン貸すから」と先生。


それで、サロンの扉を開けるとですね、
もう合わせの真っ最中。その音圧がズンと。

管楽器が十数名、弦が10人くらいですか、いつもの穏やかな(バイオリンひとりふたりの)音量と違って、ブラバン的勢いです(実はちょっと苦手)。

先生が、さっと調弦したバイオリンを手渡してくれて、曲の切れ目に指定された席に滑り込んで楽譜を見ると(これがほんとの初見)

・フラットが四つ!!
・フィンランディア、曲自体よく知らない
・ぱっと見ほとんど刻みで、聞いてもイマドコかわからない
・バイオリンずっと弾いてなかったらミのフラットとかラのフラットとか押さえるの自信ない(おぃ)
・しかもみんななんだかほぼ出来上がってて、わかってないの私だけ

…私のアンサンブル人生最大のピンチ!!(o_o)

しかし隣の人(同じく2ndバイオリン)が行き届いていて、
・楽譜はめくらなくていいように3ページをつないで見開き2ページに改造
・弓の上げ下げは丁寧に漏れなく記入
・その他、注意事項が他人にも読める字で記入済み
で、「イマココ」もさりげなく教えてくれて、ではまぁ弾ける刻みからいこうか

で、だんだん落ち着いてくると、前で先生が指揮してるのを見るとタイミングも分かるし、
刻みが多いってことは弾けるところも多いってことで、
重音のところは片方弾けばいい(マイルール)

弾けないところは拍の頭を死守して弓の上げ下げは合わせる

みたいな。

繰り返しを忘れて次にいっちゃうとドツボにハマるんだけど、それ以外はなんとか…
どこ弾いてるかはわかる。

つまり、弓の上げ下げと、強弱を大事にすればなんとかなるかな(勝手な解釈)
強弱は、実際に出てる音の強弱が上手く出てなくても、動作(弓を動かす幅)はしっかり出す。

うん。

と、大人数合奏マイルールを固め、練習終了。

家でも、ほぼラフマしか練習できなかったけど、
・YouTubeでフィンランディア聞く
・バイオリンを久しぶりに出してフラット系の音程チェック
だけはしました。

本番は気持ちよく弾いて、お隣さんも「今日の良かったネ」(たぶん繰り返しをちゃんと覚えてたので褒めてくれた)って。お世話になりました_o_

中に入ってしまうと、聞くのは苦手なブラバン的大音量も心地よさに変わり、
大きな響きの中で「のる」演奏ってほんと素敵

人はこうしてアマオケにハマっていくのだろうか。

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コメント (4)
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