アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

家族カラオケから50代を想う

2015年12月29日 | 生活
またろうも下宿から帰ってきて、今日は五人揃ってカラオケ。

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家族カラオケに初めて行ったのって、こじろうが小四のときだから9年前か…
なぜそんなに即答できるかっていうと、この日、こじろうが学習発表会でセロ弾きのゴーシュの「ゴーシュ」役をやったんです。ミュージカルだったんで、ソロで歌いました。

満員の体育館にきれいに響く声で、情感たっぷり、心にずしんときました。
みんなびっくりして「ぞくって来た」とか言ってましたが、
一番驚いたのは親です。こじろうが歌えるなんて知りませんでしたから。

そんなに歌がうまいならって、カラオケに行ったのですが、そこでまたびっくりしたことには、
こじろうは音痴だったんです…

正確に言えば、伴奏のキーに合わせて歌うってことができなかったという意味ですけど。
ミュージカルは、もう練習してあって決まったキーで歌うからいいんですね。

ま、ともかく、それ以来、平均すれば年一回くらいいってますかね、家族カラオケ。

その間の変化というと、まず、子どもたちは確実にうまくなっています。
別に歌を習ったりはしてないけど、こじろうの「音痴」もいつの間にかなおってますし、
はなひめはいい声もってます。音程もしっかり合うようになりましたしね。

レパートリーも、親経由でなくどんどんいろんな曲を仕入れて、歌っています。

それは、特に歌を練習しているからというわけではなくて、
もう何をしてもしなくてもどんどんいろんなことが成長する時期ですから。

一方…

説明するまでもありませんが、こちらは衰えてきています。私は、ふだん歌いませんが、歌は嫌いでも下手でもなく、音程正確性はピカイチ、カラオケの点数でもだいたい家族のトップに君臨していました。

それが、特にここ一、二年目立つのですが、思った音程で声をコントロールできないし、声のハリもがた落ち。目の老眼の進みとどっちが速いかというような崩れ方です。

よしぞうは私と同じ年ですが、この間、実はカラオケにハマっていて、着々と練習していますので、だいぶうまくなりました。

そしてつくづく思ったのですが…

私の性質をひとことでいうと、「小器用」。歌ってもピアノ弾いてもバイオリン弾いても、あるいは縫い物しても編み物しても字を書いても絵を描いても文章を書いても受験勉強をしても、運動全般は苦手ですが卓球をやってさえも、だいたい何をやっても「初心者としてはうまい」。そしてそこから精進することはしないのでそれっきりということです。

若いうちはそれでも、全体の能力が伸びていきますから何をやっても楽しめるわけですね。

でも、私も2016年には50代に突入します。

ほっとけば何でも衰えていきます。けど、熱心にやってることについては、ちゃんと伸びていくこともできるんです(大人の発表会にいったりすると多くの実例に出会うことができます)。

何でもやってくというのは難しい。だから自分は何をしたいのかということを整理して、それには時間をかけるといいことがある。選択と集中ですね。

これから10年、何に集中したいのかということを考えてみれば、そりゃーめるちゃんとチョビくんがいますから方向性は明らかでしょう。つまり…中学受験ブログとか書いてる場合じゃないだろういくらなんでももぅ。とか思ったり(笑) ま、会社もあまり行きたくないですが、こりゃしょうがないですねしばらくは。

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コメント (6)
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