アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ラフマ二台、延長戦の効用

2015年12月20日 | ピアノ
ラフマニノフ組曲第二番のロマンスは、「ばんたの」で本番やって私にとってはかなり満足な決着を迎えたのだけど…

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そして延長戦です。なにしろピアノで盛り上がり過ぎたためすっかりバイオリンが疎かになり、12/23にある教室の発表会で弾けるもんがなーい…それで、「いっそバイオリン弾かないでラフマ二台をもう一度ということでどうですか」と提案してOKをもらったのだ。

バイオリン習いに来てる人がバイオリンの発表会でピアノだけ弾いていいですよって、先生も前代未聞の心の広さだけど。元々、発表会は中川V先生と中川P先生の生徒が混ざっているので見た目はそんなにおかしくない。

11月末の「ばんたの」から12/23の発表会まで、何もなしではさすがに不安なので、金曜日にはレッスンに行ってきた。

部屋に入ってまずびっくりしたことには、ピアノの配置が変わっている!!

「ばんたの」のときはいわゆるピアノ二台スタンダード、向かい合わせの配置だったのだが、
2ndのピアノを90度回して、人が正面向いてるスタイル。
そのピアノのへこみにぐぐっと1stのピアノを近づける感じで並べてある。

この配置の趣旨は、通常、一人でピアノを弾くわけで、そのときに
舞台中央に近くないとなんか見た目が変だから、ということらしい。

この配置で2ndのピアノを全開にすると中川P先生の音が響きすぎてしまうので、
まず閉じてやってみたがこれはさすがに響かない。

それで半開にしてみたらこれが誠に具合よくて、
客席側から聞いてもバランスよく、
私(1st)からも中川P先生の音がクリアに聞こえる。

2ndの進行を把握しながらそこに、
納得しながら音を乗せていける感じで、
二人分合わせた響きのことを考えながら弾けて本当に気持ちよかったし、
ミスタッチ、音抜けもだいぶ減った(ないとはいわない)

配置のメリットもあるけれど、何より私自身が、この曲についてもう一歩先までわかったのでやりやすくなった。

くさぴあさんが、合わせ練習のときと、ばんたの本番を比べて「曲としてわかりやすくなった」と褒めてくれたのだけど、これは、

練習のときの録音を取っていって、それを何度か聞き直してみたら、1stと2ndがどう合うのかよくわかって、やりやすくなったのだ。

これは、やってみてよかったと思った。で、それで終わりかと思ったら、

「ばんたの」本番の録音を何度か聞き直してみたら、またもうちょっとわかった。

勢いで実力オーバーの曲を選んでしまって、
最初練習しても練習してもぜんぜん弾けるようにならなくて、これはマジヤバイかと思ったら、
あきらめずに練習つづけてたらなんとか並ぶようになって、

よくここまで来たもんだ(←合わせ練習のとき)
と思ったら「録音聞き直し」とかしてみるとまだ先があって
ばんたの本番ではそれよりちょっと先まで行けた。

それでさすがに終わりかと思ったらまだ先があって
本番の「録音聞き直し」でさらにはっきりつかめた部分もあるし
緊張したときにミスるところなどを確認して
ゆっくり部分練習とかもしたらミス率もやや減った。

いつもここまで練習して追究することないので(爆)
練習するといいことがあるってわかってなかったよ(←え)

1/5くらいで切り上げてるのかなぁ??

「アンダンテさんはもっとひとつの曲をじっくり練習すれば、ちゃんと上手になりますから!!」といつも空しく叫んでいるおゆき先生の顔が思い浮かんだ(^^;;

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