アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

顔芸モーツァルト

2016年02月02日 | ピアノ
小さいころ、なんであぁモーツァルト(のピアノ曲)の印象が悪かったかなと思うと、やっぱり聞いててつまらなかったから、かなぁ…

大人になってピアノを再開してから、モーツァルトなんか決して人前で弾かない(弾けない)と思っていたのって、やっぱりあぁいうのはミスしないで完璧に弾かなきゃいけないでしょって思ったから、かなぁ…

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やっぱりモーツァルトっていうと、
すごい丁寧に練習して、
ミスなくきれいに弾いてなんぼで、
変なトコにアクセントとか、派手すぎる強弱とかつけちゃいけなくて、
テンポ揺らしたりしないでかっちり弾く。

要するに、真面目にカタく弾く感じで、
聞く方も、
「あっ、今ミスった」
なーんてね。よく知ってるしミスが目立つから厳しいの。減点方式で聞く感じ。

モーツァルトをきれいに弾くなんてめちゃくちゃ大変なことなのに、
その挙句に地味でたいして聞き映えしないし、
なんかコスパ悪い
(うまいと思ってもらえない)
とか。

でも今、50歳を目前にして、
今更別に人からうまいと思われたくて弾くわけじゃないし、
どの曲弾こうが聞く人にわかるミスをするんだからどうでもいいし(爆)

なにより、いろんな人の弾くモーツァルトを聞くうちに、
「これってもしかしてすんごい楽しい曲!?」とも思うようになり、
めるちゃんでちょっと弾いてみたらやっぱり楽しかった。

別に「完璧に」弾けないからって弾かないほうがいいなんてことはないと思うよ。(でしょ?)

というわけで、次のレッスン曲はモツソナにしたんです。
特に人前で弾く予定はないけど。
(三月のイロモノは連弾だから)

と、思っているところへ、マイミクさんに紹介された動画:
ランランの公開レッスン動画。モーツァルトのソナタ

顔芸すごい!!(^^;;

でも、こうやって弾かれると、実際楽しそうだし、
モーツァルトのソナタって、くるくると表情を変えて、
ところどころいたずらっぽかったり、
ドラマチックだったり、
天に昇りそうなほどきれいだったり、
変化に富んだ曲だなって気がしてきます。

昭和のピアノ教室でモーツァルトが弾かれるとき、
なんでみんなあんな修行みたいに真面目に一本調子に弾いてたのかしら…

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