今朝ショックなことがあったんです…
←不器用で誠実なリケダンに幸あれ
電車の中で、昨日アマゾンから届いた最新刊、「決してマネしないでください」の第3巻を読んでいたらば、なんとなんと、この漫画は3巻で完結ですって!! もう終わり? 続きが読めないの?? あぁぁぁ…
先日、語りたい事柄をやたら持っているリケダンが多数いるので、その話を楽しく聞けるリケジョ(注: 私も昔は女子だった)はモテるって話を書きましたが、その関連(?)でshigさんが貸してくれた漫画が「決マネ」の1と2。
持って帰って読んで、したらもぅ、これ買わないでどうするよって思って即ポチ。ついでに3を予約(したら昨晩届いたというわけ)。
話の舞台はどうやら超難関大らしい理系学部キャンパス、工科医大という名前になってますが、なんとなく東大本郷(の理系部分)と東工大を合わせたようなイメージ。当然、女子学生は少なくて、せいぜい1割しかいない。そこの物理学科の男子学生、掛田くんが主人公。
学食のおばさん(といっても推定年齢24くらい)に思いを寄せているのですがこれがもぅ、女性に通じるような言語で話ができない(というかそもそも話をすることがかなり困難)なのでなかなかじゃないけど進展しない、というのが基本ストーリー。
「当大学は優秀なことで有名だが、実際は一周回って馬鹿だ」
…ということで、馬鹿な製作とか実験とか(決してマネしないでください)を繰り返しているんだけれども、学食のおばさん(お姉さん)は、ときどきそれを見に来るようになって、なんかそれなりに楽しんでるみたい。いいムード??
実は、超~思い切って「告白」もしたんだけれど
「どうすれば貴女に
(x^2+y^2-1)^3 -x^2y^3 =0
を描いて頂けるのかはわかりません」
#「^2」「^3」はそれぞれ二乗、三乗としてください。この式はグラフにするとハート形
なんて言い方するもんだから通じず(爆)
まぁでも掛田くん、誠実でやさしいし、悪くないんですよ。わかりにくいかもしれないけど。
周囲の人たち(これまた同様の意味でかなり不自由なリケダン)も掛田くんの恋を応援しています。
というわけで、いろいろとハズしながらも、大筋ではだんだん距離を縮めていくことができるんです。三巻の最後ではなんと… (おっとこの先はネタバレだ)
そんな、好きですといえずにその代わりにxとかyとかいうヤツいるのかよってツッコミたくなると思うんですが、現実にもいると思いますよ、なんだかプロポーズのときにlogがどうとか(以下自粛) けふんけふん
よしぞう「通じたんだからいいじゃないか」
この漫画の中、それぞれキャラがくっきり立っていておもしろいんですが、中にリケジョが出てきます。この人は数年前に物理学科の首席だった人で、今は院生かなんからしいですが、たまに登場して男女間の「翻訳」を手伝ってくれるんです。ただし、彼女は完璧に「こっち側」、リケダン側の言語を解する人ですが、女子力が高いわけじゃない、というか、実は女子慣れしてない。
「「理系男子だから女子の存在に慣れてない」って言い方はどうかと思う」
「しかし実際、うちの大学の物理学科の女性比率は5%なわけで」
「だからよ」
「つまり理系女子だって、女の子に慣れてない」…あれれ
まぁでも、結構肝心なところで彼女の助けが役に立ったりはしてます。
この漫画は一話完結型科学史ネタ話だったりするところも非常におもしろいのですが、大きなストーリーとしては(そんなものがあればだが)掛田くんは周囲の助けを借りながら、ちゃんと前進していくところがミソなのです。
それで、素数大好き浮世離れが過ぎる掛田くんが、どうしてそこまでこぎつけられたかというと、前述のリケジョとかのほかに、よく一緒にいる工学部系の連中の存在が大きかったようなのですね。つまり、理屈がつかなきゃどうしてもダメ体質から、実際にうまくいけばOKというか、現実の突破口を試行錯誤で探すのもアリ体質への転換。
あと、掛田くんは、女の子には声をかけるの下手だったかもしれないけど、決していわゆるコミュ障ってわけじゃなくて、リケダン仲間や先生とは豊かな人間関係を築いていましたから(小学生のときとかは理解者がいなくて孤独だったらしいが)。そういう部分がちゃんとあれば突破口になるって話にも読めますよね。
ま、いろんな意味で興味深い漫画でした。あぁ、たった三冊で終わっちゃった。しくしく。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←不器用で誠実なリケダンに幸あれ
電車の中で、昨日アマゾンから届いた最新刊、「決してマネしないでください」の第3巻を読んでいたらば、なんとなんと、この漫画は3巻で完結ですって!! もう終わり? 続きが読めないの?? あぁぁぁ…
先日、語りたい事柄をやたら持っているリケダンが多数いるので、その話を楽しく聞けるリケジョ(注: 私も昔は女子だった)はモテるって話を書きましたが、その関連(?)でshigさんが貸してくれた漫画が「決マネ」の1と2。
持って帰って読んで、したらもぅ、これ買わないでどうするよって思って即ポチ。ついでに3を予約(したら昨晩届いたというわけ)。
話の舞台はどうやら超難関大らしい理系学部キャンパス、工科医大という名前になってますが、なんとなく東大本郷(の理系部分)と東工大を合わせたようなイメージ。当然、女子学生は少なくて、せいぜい1割しかいない。そこの物理学科の男子学生、掛田くんが主人公。
学食のおばさん(といっても推定年齢24くらい)に思いを寄せているのですがこれがもぅ、女性に通じるような言語で話ができない(というかそもそも話をすることがかなり困難)なのでなかなかじゃないけど進展しない、というのが基本ストーリー。
「当大学は優秀なことで有名だが、実際は一周回って馬鹿だ」
…ということで、馬鹿な製作とか実験とか(決してマネしないでください)を繰り返しているんだけれども、学食のおばさん(お姉さん)は、ときどきそれを見に来るようになって、なんかそれなりに楽しんでるみたい。いいムード??
実は、超~思い切って「告白」もしたんだけれど
「どうすれば貴女に
(x^2+y^2-1)^3 -x^2y^3 =0
を描いて頂けるのかはわかりません」
#「^2」「^3」はそれぞれ二乗、三乗としてください。この式はグラフにするとハート形
なんて言い方するもんだから通じず(爆)
まぁでも掛田くん、誠実でやさしいし、悪くないんですよ。わかりにくいかもしれないけど。
周囲の人たち(これまた同様の意味でかなり不自由なリケダン)も掛田くんの恋を応援しています。
というわけで、いろいろとハズしながらも、大筋ではだんだん距離を縮めていくことができるんです。三巻の最後ではなんと… (おっとこの先はネタバレだ)
そんな、好きですといえずにその代わりにxとかyとかいうヤツいるのかよってツッコミたくなると思うんですが、現実にもいると思いますよ、なんだかプロポーズのときにlogがどうとか(以下自粛) けふんけふん
よしぞう「通じたんだからいいじゃないか」
この漫画の中、それぞれキャラがくっきり立っていておもしろいんですが、中にリケジョが出てきます。この人は数年前に物理学科の首席だった人で、今は院生かなんからしいですが、たまに登場して男女間の「翻訳」を手伝ってくれるんです。ただし、彼女は完璧に「こっち側」、リケダン側の言語を解する人ですが、女子力が高いわけじゃない、というか、実は女子慣れしてない。
「「理系男子だから女子の存在に慣れてない」って言い方はどうかと思う」
「しかし実際、うちの大学の物理学科の女性比率は5%なわけで」
「だからよ」
「つまり理系女子だって、女の子に慣れてない」…あれれ
まぁでも、結構肝心なところで彼女の助けが役に立ったりはしてます。
この漫画は一話完結型科学史ネタ話だったりするところも非常におもしろいのですが、大きなストーリーとしては(そんなものがあればだが)掛田くんは周囲の助けを借りながら、ちゃんと前進していくところがミソなのです。
それで、素数大好き浮世離れが過ぎる掛田くんが、どうしてそこまでこぎつけられたかというと、前述のリケジョとかのほかに、よく一緒にいる工学部系の連中の存在が大きかったようなのですね。つまり、理屈がつかなきゃどうしてもダメ体質から、実際にうまくいけばOKというか、現実の突破口を試行錯誤で探すのもアリ体質への転換。
あと、掛田くんは、女の子には声をかけるの下手だったかもしれないけど、決していわゆるコミュ障ってわけじゃなくて、リケダン仲間や先生とは豊かな人間関係を築いていましたから(小学生のときとかは理解者がいなくて孤独だったらしいが)。そういう部分がちゃんとあれば突破口になるって話にも読めますよね。
ま、いろんな意味で興味深い漫画でした。あぁ、たった三冊で終わっちゃった。しくしく。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)