アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

働き方が硬直していたら保育ニーズは

2016年07月09日 | 生活
うちは保育園方面に足向けて寝られません(^^;; 三人ともほんとにお世話になりました。
でも、あれってほんとに贅沢な保育。待機児減らしが正義になるのもいいけど、じゃあ環境の切り下げもありだよねみたいになし崩しになりそうでちょっと不安。

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今日、「働く親たち「夜間・休日保育足りない」 政治に要望」という記事を読んで思ったんですけど…
ほんとに保育ニーズというのは切実で…だって、生きること、働くこと、育てること、とにかく待ったなしですし譲れることでもなし。夜間・休日保育ができたら助かる人はそりゃいるよね。

ただね…

もう働き方ってのを所与のものと考えて、

・残業、出張、転勤、断らないのが一人前
・家庭の都合で急に休むなんてもってのほか
・休日出勤も、深夜も、それは仕事の都合で当然あり
・いったん仕事を辞めた人には復帰が極端に難しいシステム


この条件を丸のみしない人には、極端に安い仕事しかあげません。

それが、世の中で一番大切な、不変のルールなのであれば、これに応える「保育責任」(自治体のね)としては

・産休明け保育
・休日保育
・夜間保育
・病児保育
込みで、ものすごい数の保育園を用意しなきゃいけないわけ。これが超重すぎる社会負担であることはたぶんさすがに誰が考えても明らかなんじゃないかと

たぶんそんなとこまでの分、完璧に保育体勢が整うなんてことはこれまでもなかったし今後もないでしょうね…

もちろん、仮にそんな社会を作ることが可能だとしても、やっぱりこれはこれでうれしくないって思うし。

だからといって、
・仕事をいったん辞めても再就職できます
・(もしくは)育休は子どもが幼児の間ずっと取れます
・中断後も待遇が悪くなったりしません
・休業中の補償も充実
ただし、保育園は整備されてません

…って社会は?? これはこれで実現難しそうだし、それにこれもこれでうれしくないって思うし。
(産むなら働くな、働くなら産むなってか!?)

実現可能性を考えれば、どうしたって、保育だけでつじつまを合わせるとか、働き方だけでつじつまを合わせるとかではなくて、歩み寄りと柔軟な組み合わせが必要じゃないでしょうか。

たとえばフルタイム勤務夫婦でも、二人とも勤務時間が柔軟で、お客様相手とかではなくオフィスワーク中心で、転勤はなく出張は少なめであれば、交代で送迎して病時も交代で休むと、なんとか
・産休明け保育
・休日保育
・夜間保育
・病児保育
なしでやれる(って、ほぼ我が家の実話ですが)。

これはほんとにたとえばで。いろんな仕事があっていろんな都合があるので、そういう高コスト保育がなくて済むって話にはならないんだけれども、働き方が今よりもっと柔軟だったら、

ある程度の育休
ある程度の短時間勤務
フレックス勤務
自宅勤務
急な休暇もとれる(ときもある、とれないときもある)
転勤を断れる


それを、夫婦で暮らしてる人なら組み合わせて(組み合わせることで柔軟性がぐっと増す)、いろんな人がそれぞれの判断で働き方と預け方を折りあわせていった結果、現状の保育資源プラスアルファくらいでも十分子育てできるねってところが、現実的な落としどころなんじゃないかと思うんですけど。

なかなかそういう両面からの対策を語る人がいないような…と、まだ明日の投票を迷いながらつらつら考えていました。

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コメント (6)
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