アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノレッスン、素直でない生徒(^^;;

2016年07月26日 | ピアノ
レッスンでは、先生から生徒に、「もっとこう弾いて」「こう弾いちゃダメ」「こう練習して」という指示(提案)が出るわけだけれども、そのときに、

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(1) 「それ、拒否!」
(2) 「できません」「無理」
(3) 「わかってます」「それ知ってます」
という生徒がいる(それぞれ誰とはいわない)。

一方、何も反抗(?)しない生徒もいる。

素直は美徳なので、反抗しないほうが正しい(少なくとも礼儀正しい)ともいえるけれど、心では思っていても口に出しては言わない人もいるだろうから、それよりはわかりやすい、率直ということはいえる。思っているなら、言わないよりは言うほうがある意味真面目である。

ちなみに私が上記どのタイプかというと、あんまりこういうことは言わない。
(「はーー。難しいですね」とかはよく言うけど)

それはなぜかというと、
(1) 「それ、拒否!」(納得できません)と即答できるほど、事前によく考えてあるわけじゃないから。そこまで確固たる信念がないから。

(2) 「無理」と言い切れるほど、きちんと練習したわけじゃないから。そこまで本気で確かめたことがないから。

(3) いつも似たようなことを言われる(改善しない)ってのはよくあることで、例えばフレーズの最後で「どすん」ってなっちゃうとかね、わかってても練習不足やコントロール不足や注意不足で結局何度でもそうなる…要するに身についてないわけだけど。身につけるための努力を誠心誠意積み重ねてきたとまでは(まったくもって)いえないのでわざわざ「わかってます」とはいいづらい(笑)

つまり私は素直だからではなく、礼儀正しいからでもなく、そこまで真面目じゃないから上記のようなことは言わない(言えない)のだ。

そう考えると、こういう反抗的なことをレッスン中言われるのは、喜ばしいことと思ったほうがいいです(よね??)

先日の森下唯先生レッスンの際にいわれたのが
「何も考えずに言われたとおりするのはやめてくださいね」
だった。

つまり、弾き方(奏法、指使い含む)にせよ、表現にせよ、先生はよかれと思ってあれこれアドバイスはするのだけど、生徒には生徒の、たとえば体の物理的な条件があり、表現したい内容やこれまでの流れというものがあって、アドバイスの「かけら」をいちいち全部文字どおり取り込むことがベストとは限らない。

自分に合うか、自分の中で一貫性があるかということはむしろ、自分の責任において確認して取り込まなくちゃいけないし、そういえことをしっかり判断できるくらい、ちゃんと自分の頭と耳を使ってレッスンを受けてほしいってことだよね。

…というわけで、ぜひみなさんも、素直でない生徒になって楽しく豊かなピアノライフを!?

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