アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

50代前半に弾いといたほうがいい

2017年12月01日 | ピアノ
あるマイミクさんが今年こつこつ超がんばってハンマークラヴィーア全楽章を弾いたんですけど、その方の先生が
「50代前半に1回弾いといたほうがいい」
と言ってその挑戦を勧めてくれたという話を読んだの。

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50代前半(ぎくっ…)
いや別にここに入る数字はなんでもいいんですけどね。いつだって人間、これからの人生今が一番若いんだから。ま、この方の場合はたまたま私と被っていましたけれども。

弾いてみたいピアノ曲というのはそれこそ数限りなくあって、というかもちろん限りないことはないんだろうけど、実際のところ長生きしても弾き切れない分量あるのは確か。

それを、弾きたいものから、そしてなんとか弾けそうなものから弾いていくってのはもちろんいいんです。そういう意味では今年もそれなりに捗って充実の一年だった(まだ一ヶ月ありますが)。

で、通常、これとこれのどっちにしようかな、今回こっちにしようというくらいに「弾きたい」が相対的で、大差ないものも複数あって、じゃあこの中から一曲弾いてみようとかそういう感じなわけです。この調子で、弾けたもの弾いたけどうまくいかなったものそもそも手のつけられなかったものなど入り混じった状態で一生を終わる。これは確定ですが。

譲れない、譲りたくない、これを弾いてみないと一生終われない、絶対的な「弾きたい」の曲はちゃんと分けて考えておかないといけないなと。

そこまで気になってて、でも現状今弾いてないってことは、まぁ言わないでもお分かりでしょうが難しくって手がつけられないでいる曲です。

でも、弾けないからって手をつけないでいるとたぶんそのまま一生弾けないよね。それこそ
「50代前半に1回弾いといたほうがいい」
と思うわけです。

私の場合、それはハンマークラヴィーアでもラ・カンパネラでも英ポロでもなくって
・ショパン 舟歌
・ショパン バラード4番
・バッハ パルティータ2番
この3つです。このことについてはここ10年くらいゆらいでなくて、たぶんこの後も変わらないと思う。

ふだん、たいしてショパンやバッハの比率高くないのに、「絶対的弾きたい」になるとなんでショパンとバッハなんでしょう?? 我ながら不思議です。それこそ夜のガスパールとかクライスレリアーナとか、わりと好きで、弾けるもんなら弾いてみたい曲はほかにいくらでもあります。でも、難しすぎて歯が立たないのでなんか別のラヴェルとかシューマンとか弾けばいいやみたいな。全然心の中で扱いが違うんです。

なんか「刷り込み」みたいなもんでしょうか…

今年、私は51歳になったのですが、来年から上記を「一年ひとつ」弾いてみたらちょうど「50代前半に1回弾いとく」になりますよ。

ただ、そういう弾けない曲を弾いてみるとなると、それを練習している長い期間、いろんな練習会とかで「弾くもんがない」状態に直面するわけですが(つづく)


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