アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ダメな弾き方するとすぐバレる

2017年12月14日 | ピアノ
ロミジュリの最初のページと最後のページらへんはとりわけ、静か~な平ら~な静謐ともいえる雰囲気が特徴だけど、そこで私がヨクナイ手つきで弾くと…

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「ハエ叩きになってますよ」…こっち見てなくてもすぐおゆき先生にバレる。

つまり、打鍵するのに指だけ動かすべきところ、
手の甲部分が上下する弾き方すると、
一瞬で音からバレる。
ってことです。はい。

昔の私(たとえばヤマハで習ってた頃)はかなり常態として「ハエ叩き」だったところ、
まぁずいぶん治ってきて、ふだんそんなにハエを叩かず弾いてることも多いんですが、
ややこしい曲で、音の並びがあやふやで、慣れてないピアノだったりすると、
つまり自信が持てず、いろいろとよそごとに気をとられてたりすると、
とたんにそういう弾き方が復活してくるってのがあります。

実は、めるちゃんだと「ハエ叩き」になってもさほど嫌な音にならないんですが
おゆき先生んちのシードマイヤーは「ちょびっと」なってもまったく見逃さない(o_o)

…見逃さない、っていうのかこの場合…

ところでなぜ音が変わるんでしょうか。シードマイヤーさん。

小さい音で弾くべきところ、ついうっかりガーンって叩いてでっかくなっちゃった、なんて場合、
そりゃバレますがそういうことではないんです。
音量的には想定の範囲内だけれどもガーガーガーガーっという音になるという感じです。

これは、何が違うからなんでしょうか?

音量同じで比べるとすれば、ハンマーが弦に当たる瞬間のスピードは同じであったという仮定でよろしいでしょう。

音色の変わる要因として
・上部雑音(指が鍵盤に当たるパタパタ音)
・弦の振動の違い
・下部雑音(鍵盤が「底」に当たるがつっという音)
があるとして、この場合「ハエ叩き」であっても上部から落下させているわけではなくて指は鍵盤についた状態から打鍵しているので上部雑音は除外できるでしょう。

違いは、
どのくらいの重さのモノをぶん回すか
ということだと思えばいいかな?

指…軽い
手…重い

ってわけです。そしたら、同じスピードまで加速したものを止めるために、手のほうが衝撃が大きくなるってことで、下部雑音の違いになって表れてもおかしくない。

でも、下部雑音が多いほどの弾き方したらさすがにめるちゃんでやってもうるさいし、どうなのかなぁ…

そこで、下部雑音の違いだけ確認してみたくて消音やまちゃんで試してみるが、これは失敗。
消音てのは、通常ならばハンマーが弦を叩くのに使われるエネルギーを、ゴムっぽいもので「寸止め」して吸収する仕組みなので、この当たる音がけっこううるさい。それ以外の雑音の違いが聞き取れるほど静かなもんじゃないのだ。

これ以上私にとっては確かめようもないんだけど、いろんなピアノ(特にシードマイヤーや古めのベヒシュタインのような敏感なピアノ)を弾いたときの感触と聞いた感じからいえば、下部雑音の違いよりむしろ弦の鳴りというか音色自体違うほうがでかいように聞こえるんだけどなーつまり伸びる部分も違う気がするの。(人間の耳ってそういう点ではたいしてあてにならないけどね)

もしほんとに違うとすれば、結果同じスピードまで加速するとしても、「ぶん回すモノの重さが違う」からその加速の経緯は違うってことだね(そしてシャンクのしなりや微細な振動の違いが生まれる)。

誰かこのへんを実験的に明らかにしてくれないかなぁ~

別にそんなことしたってうまくなるわけじゃないけどね!!(^^;;
物理わかんなくたって上手にピアノ弾けるのだ(弾ける人はw)


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