アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

萌えポイントは聞く人にも伝わる

2018年01月03日 | ピアノ
artomr先生にバルトークのレッスンをしてもらってるとき、「ココとてもきれいだった!!」と褒めてもらったところがあります。

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それは、急にピアノになったところだったんですが、「響きがめっちゃおゆき先生っぽかった」と言われました。

実はその箇所、自分の心で密かに(笑)決めてた「萌えポイント」でした。「萌えポイント」というのは、曲の中で、自分的にむちゃくちゃ好きで、弾いてて萌え萌えとかゾクゾクとかするところのことです。

「ココいいよね!!」
まぁそんな感じです。そう思って弾いてると、

おゆき先生・artomr先生・内藤先生のいずれも、ソコで褒めてくれる率は高いです。
(アンダンテ独自調べ)

あと、練習会で弾いてて、ソコで客席からなんか「反応」を感じるという場合もあります。「おぉっ!!」みたいな無言の。

そういうポイントを決めるようになったのは、チェロのさり先生と弦楽四重奏の合わせ練習をしているとき、先生が
「この和音好き♪という箇所があったら、みんなに『この和音めっちゃ萌えるよね~』って知らせて、各自楽譜にハートマークとかを書き込んでおくといいんですよ。そうやってみんなで一致団結して萌えて弾くとお客様にもちゃんと伝わるんです」
と教えてくれたからです。

そのときは、えーマジか~?? と半信半疑なところもありましたけど、みんなで共有しておくというのはよさそうだと思いました。楽しいですよね。

ピアノを弾くんだったら、ひとり弦楽四重奏みたいなもんですから、要するに自分で決めておけばいいんです。楽譜に記入するかどうかはどちらでも。

一人で決めて一人でニタニタしてるというのはアホみたいですがこれもやっぱり楽しいです。
「いい曲だ~」
「これ好き~」
って、イメージが膨らんだり、響きに耳を傾けてうふふってなったりしますから(^^)


そんなふうに、まずは「騙されたと思って」試してみればイイコトあるのは確かですが、いったいこれはオカルトなのでしょうか? それとも何かほんとうに違いが??

ひとつには、本人が「感じて」弾くとビジュアル的に変化が…つまり見た目でバレるという面はあると思います。表情とかしぐさとか。これだけだとチート技になってしまいますが…

たぶんですがここ好きと思ってよく聞いて丁寧に弾くことで、
きれいに響く音色で弾けたり
微妙な間とか
強弱とか

広くいってなんらかの表現が変化するということが考えられます。ただ別に弾く人が何をどう変えて弾くかを具体的に物理的に計画しているわけではなくて、イメージするだけで変わりうるというのが、ピアノの面白いところだと思います。

いやもちろん弦楽器だって変わるのですがそれは弓の動かし方とかで直接的に伝わる(音が変わる)のは自明ですからね。
ピアノって音色が変わるのかどうか含めて議論になっちゃうくらい間接的なものなのに、ちゃんとイメージで響きが変わる(物理を理解してない人でも!!)楽器として完成しているところがとても素晴らしいです。


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