アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

リストのロ短調ソナタから

2018年01月24日 | ピアノ
風邪引いてごろごろだらだらしながらひたすら古い「スーパーピアノレッスン」をかけっぱなしにしていたら、リストのロ短調ソナタが出てきた。

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いや~具合の悪いときに聞くとよけい具合悪くなりそうな超重たい曲だけど、私この曲はけっこう好きで、それと、この曲聞くとヤマハの先生を思い出すんですよ。

ヤマハ教室にはまず先に、こじろうがあの「ドレミファソーラファミッレッド♪」のクラスに通ってたんだけど、年長さんになるときにそのクラスの曜日が合わなくて、個人レッスンに変わることになった。そのときに、続きコマをとって親子でいっしょに通うことにしたのがすべての始まりというか…

始めのうち、練習をする気もなければ時間もないわけで映画音楽などをレッスン行ったその場だけで弾いてる状態だったけど。

先生から「2ページ読みきりで手軽に弾ける」と勧められたブルクミュラー18番が運命の出会い。がぜんクラシックのほうがおもしろくなって、ない時間をひねり出してピアノ弾くようになって、それで結局8年間習ってたんだもんなぁ。

先生のリサイタルに初めて行ったのは確か、ブルクにハマってしばらくしてのことで、習い始めからはちょうど一年くらい経っていたのかな。

そのときのプログラムがシューベルトのソナタとリストのロ短調ソナタとあとスクリャービンか何かの短いやつ。シューベルトのソナタは番号忘れたけどこれまた長大なやつ(…あ。どれも長いかw)

それでリストを聞いたときに、こりゃすごい先生を引き当てたなって思ったの。圧巻だった。

ヤマハ教室で教えているピアノの先生の中で、リサイタルしようって人は案外少ないもんだけど、その中でもさらに、リストのロ短調ソナタをこんなに素晴らしく弾く人となったらそう滅多やたらにいるもんじゃない。

私が今習っている先生方がみんな、素敵な演奏をする方なのは、そりゃ演奏を聞いてから習ってるからであってちっとも偶然ではないのだが(^^;; ヤマハはね。単にこちらは曜日と時間を指定して、そこにあてがわれただけだから。

単なる偶然で引き当てた先生が、こんな実力者で…つまりピアノの演奏に優れているのみならず、たいしてやる気もなかったお気楽な生徒をピアノ道に引きずりこんでしまうような(笑) というのはどんだけ引きがいいんだ、私。

その後いろいろあって(様々なオフ会やらおゆき先生やらめるちゃんやら)、今にして思うと、あのヤマハの先生と私は教わる相性として必ずしもよくないし(あまり言葉で説明するタイプじゃないから)、たぶん演奏の傾向も私が好きなピアニストというわけではない…んで、今後もう習いに行くことはないかなと思うけれど、

実はピアノ続けてて、それどころかよけいハマってて今こんな感じです

という(感謝の)気持ちを伝えたいという気はする。

そこで先ほど名前で検索してみたところ、ちょうど近々コンサートがあるようなので行ってみようかな。

リストのロ短調ソナタから十数年。今回はショパンバラード3番とか喜びの島とか聞けるらしいよ。


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