アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

やまちゃん時代の録音

2018年03月09日 | ピアノ
昨日のイロモノまとめを作ってて、自分の録音(大辻ゴン)を聞き直したんだけど…

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本番の演奏というのは、思ったように弾けることがあったりなかったりなかったりなので、
自分の録音を(演奏後すぐ)聞き直してまぁまぁよかったと思えることも少ないわけですが、
「幻想怪奇おふ」のときの大辻ゴンは自分的にはわりとよかったと思ってたんです。

それが、今聞き直してみると

なんかちがーう(o_o)

って感じでフラストレーション溜まる。。

これ、2013年なんですけど、つまりBeforeめるちゃん(シンメルグランド)の時代。というかやまちゃん(ヤマハアップライト)の時代。

めるちゃんが我が家に来てから、やはり楽器から学ぶというか、正確にいえばいろんな先生から習いながらめるちゃんとの対話で納得していくみたいなことかもしれないんだけど、それで弾き方が変わったと思うの。

それは、一部は演奏技術的な問題でもあり、あとは音色とか音楽のノリについての好み(耳)の違いでもあるのかなと思うんだけど。

だから、やっぱりめるちゃんがいなかったころの自分の録音を聞くと、なんかザンネンな感じがしちゃうんですよね。

端境期というか、練習していた期間の多くはやまちゃん時代であって、めるちゃんが来てから録音したアルカンのバルカローレの録音も…うーん、すごく悪くもないけれどやっぱり気に入らない。当時の自分としては渾身の演奏なんです。入れ込んでる曲、長く練習していて、何度も人前演奏をしていて、おゆき先生にベース部分を見てもらい、仕上げは森下唯先生に見てもらったという、アルカンのバルカローレを、惚れ込んで購入しためるちゃんで弾いた録音したものですからほんとに自分的全力の録音なんですけど。


そんな感じで、数年以上経った録音を聞くと、片っ端から「もう一度弾き直したい」と思ってしまうんですよね。

まぁ、そうやって「脱皮」を繰り返していくというのは、ちょっとした寂しさもあり、何がしかの前進でもあるわけで、どこまでいっても飽きないなーと前向きに考えればいいかもしれませんけど。


例外的に、やまちゃん時代の録音で、今弾いてもこれより気に入るように弾けないかもと思ったものが2つだけありました。

「耳をすませば」より「丘の町」

ラベル ハイドンの名によるメヌエット

これはいずれもやまちゃんでの演奏(2010年)で、誰もいないところで落ち着いて何度も何度も弾いて、気に入るテイクが取れるまで粘ったものです。だから人前演奏よりは気に入った録音が取りやすいというのは当たり前ではあるんだけど。

音の出し方はやはり、今とちょっと違うと思います。音色は、もちろんやまちゃんの限界もあるにしても、それだけでなくいまいち気に入らない部分もあるんですが、でも「ノリ」の部分がね。当時、私はいつもカミカミの、弾き直しまくりの演奏をしていたんだけど、しつこく繰り返して(ほぼ)ノーミステイクが取れるのであれば、そんなに停滞するわけではなかったんだなと思いました。今よりいいところは…いっぺんにあれこれ弾かないで一曲集中してたことかな(^^;;

それと、このころはやまちゃんに愛情をもってしっかり仲良くしてたんだなとも思いました。今はやまちゃん弾くときは消音ばっかりでちょっと申し訳ない…


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