アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

言葉のない曲(フランス組曲サラバンド)

2018年03月24日 | ピアノ
今日はおゆき先生のところでレッスン、フランス組曲のサラバンドからスタート

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すでに何回か人前で(練習会)弾いてしまいましたが…レッスンは初めてです(手順前後)

私が一回弾いたら、おゆき先生が
たぶん「予想より」マシだったらしく
悪くない、地力があがってきたというようなことを言いました(^^)

ただ、どう弾きたいのかの方向性がいまいちわからんと…

それで、穏やかな曲だけど「ひっそり」じゃなくてせっかく舞曲だしノリよく歌う感じで弾きたいと

ここんとこ「歌詞のある曲」「詩のある曲」の話をしていましたが、フランス組曲はそのいずれもない曲ですね。それを歌うときは何を考えればいいのかということですが、

まず鉄則は拍子が生きるようにすること。

小節の頭や、拍の頭から始まる音もあり、そのいずれでもない音があるけど、
特に「ざんねん」な事故というのはいずれでもない音をがつっといってしまったとき(o_o)

小節の頭や、拍の頭に音がないときは、自分でそこをしっかり感じておくのがだいじ。

結局のところ「(声に出して)うたって」みて弾けば大きな間違いはない。

とはいえいくつかの声部があり全部は手が(声が)回らないから難しいのですが、
試しに左手がややこしいところ(片手の中にも複数の声部があるところ)を取り出して
両手で協力してゆっくり弾いてみると、あらちゃんときれいに弾けましたね(^^;;

つまり自分の中にある理想の歌い方(と思うもの)に大きな問題はないので
ただそれが合わさったときに忙しくていろいろオロソカになってしまうわけだから、
まぁときには分解確認などをして隅々配慮していく、と。


ところでそうやって「歌って」みると、歌詞も妄想もないのに、ちゃんといろんな表情というか変化がついていくのがおもしろいところで、
・拍子
・音符の長さ
・音の上がり下がり
・フレーズの終わり

そんなあたりを総合してだいたいフレーズのかたちが定まっていく。ような気がする。
前はそこいらへんがどうもピンとこなくて「そんなことあるん??」と半信半疑だったのが(^^;;
今は「まぁこうだよね」と思える部分が増えて
おゆき先生が言った「地力が上がった」はそのことを指していると思うんだけど。



音符が連続で3,3,,と並んでいくところがまず目立ちます。こうなるとかなり粘っこい感じで、そう「さささっ」とは行けない。

37小節目から、両手の音の高さがだんだん離れていき、
38小節目では「ラシド『ド』シラ」でその距離最大を迎え、その後はまた近づいていく。
さらに、左手はひとつの音だったのが二重になり、
右手は「レシラソファミ」でもう一度上がりなおし、
曲の最後へ向かっていく。

実に表情豊かにできているなぁと思います。


考えてみれば、歌詞のある曲の場合、まず歌詞がなくても旋律が持っているそういう表情というのがあって、
そこへさらに歌詞が乗っているので、
旋律と歌詞が合っていなければ歌いにくいし、
合っていればそれは最高、ってことになるだろうと。

歌いにくい歌詞ってあるよね??
(「奇跡の海」は歌いやすかったよ)


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コメント (2)
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