アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

小学校の宿題

2019年05月10日 | 生活
Mixiニュースに出てた、自由を求めて小学校に不登校でユーチューバーとして活動する子の話が、宿題がどうこうとあったので、あぁ宿題ね、と思ってしまったけど…

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私が勝手に想像したのとちょっと違うみたい。この子は「宿題」を強制されるということ自体が嫌だったっぽいけど、中身がアホだったとか量が常軌を逸していたとかそういう話ではないようです。


自分が小学校のときのことを思い出すと、確かに宿題は嫌だったけど、そんなに量が多かった記憶はないし、基本なるべく宿題はやらないで済ませたし、どうしても提出を迫られるものがあれば…まぁ適当にしていたんだと思う。するとなれば速いから私(笑)

宿題は、嫌なことのひとつではあっても、比較的小さなひとつで、もっとずっと嫌なことは、
いじめとか無視とか渦巻く人間関係、それと
担任の先生が能力が低いうえにとても卑怯な人間なこと、
授業中が果てしなくつまらない長い時間であること、
あと、校庭が危ないこととか。

校庭が危ないってなんのことかっていうと、
アスファルトの校庭が古くなってぼこぼこになってて、崩れた部分が鋭くとがっていたりすることもあって
走ると危なかったんですよ。しょっちゅう怪我してた(しかも痛い)

今考えるとありえん…

まぁともかく、自分の小学校時代は宿題って特に中心的な関心事ではなかったんだけど、子どもが小学生になるともっとやっかいなことになってて、

まず、またろうについてはこれ、別に宿題の出し方が問題というわけじゃないんだけど、あまりにも宿題ミッションが困難で
1. 宿題が何なのかを知る
2. 宿題に必要なものを持って帰る
3. 宿題をやる
4. 宿題を学校に持っていく
5. 宿題を提出する

3. については、計算練習にしても漢字練習にしても、はたまた工作的なものであっても、またろうが特にやりたがらないとか、あるいはまたろうには合わない(わからない/簡単すぎる)などの問題もあまりなく、なんとかなるんだけれど。

1. 2. 4. 5. が果てしなく難しい…特に2. とか 5. とか、親が気合を入れたらできるってもんじゃないから…

この困難は、困難だから放っておきたいわけではなくて、ぜひ克服したかったんだけど、本人だけが頑張っても、親だけが頑張っても、先生だけが頑張っても、いずれにせよできない。三者が一丸となって全力で立ち向かったら初めて、うまくいったりうまくいかなかったりする程度のものだったんだけど、あれもうちょっとなんとかスムーズにできなかったのかしらねぇ…

で、今度ははなひめのときになると、宿題をすることや出すことはやればできるんだけど、あまりにもその中身が…筆算のときの線は定規で引くとか余白の空け方とかガチガチのフォーマットがあったり、その他意味不明のローカルルールが多すぎてほんと時間を取られるという問題が。しかもはなひめは何をやるにも滅茶苦茶遅いから。

(変なローカルルールでがんじがらめになった宿題という問題はこじろうのときにもあったのかもしれないが、そういえばこじろうはほとんどの宿題を華麗にスルーしていてしかもそれでなんとなく通してしまっていたのであまり(親は)悩まなかった。)

親としては、
「無意味なことでも無批判に先生がいうとおりにやれ」
という教育をするのもあまり気が進まないけれど、
かといって、本人のキャラと違うのに宿題なんて無視しろともいいにくい。
親が宿題をやってしまうというのもそりゃーそんな教育したくないうえ、親もそこまで暇じゃない。

こんなに宿題が悩ましいものだとは思わなかった。もっと自由に楽しく生産的にやりたいよね。勉強なんだったらさ。

(実は勉強のためにやるものじゃなくて、学校の先生への忠誠度を示すための儀式であるという説もある。それならまた別の問題だが)

というふうに、宿題プロブレムというのは、深いものなんである。学習効果を上げるということならもっと別の方法があるはず。今回の件だと、宿題の話は別の方向にいってしまって「とにかくしのごのいわずにやれよ」みたいな批判に終わりそうでちょっと嫌だなぁ…


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コメント (2)
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