これまで五十年余りの人生の中で、私は一回、救急車に乗り、一回、救急車を呼んでいます。
←この先は、子どもの心配より自分の心配したほうがいいかもだけど
乗ったのは、三歳のとき。猫が三匹いる家で遊んでいて、小児喘息の大発作を起こしたとのことです。それで猫アレルギーがあるとわかったのですが(うちには猫はいなかった)、まぁ三歳なので何も自分では記憶にありません。
呼んだのは、十歳のとき。母がトイレから出てきたときに倒れ、動けなくなってしまい、私が電話をしました。だいぶてんぱっていたらしく(o_o)、ふだんならすらすらいえるはずの住所をいうのに、町名を飛ばして番地を言ってしまい「〇〇区のどちらですか」と聞き返されたのを覚えています。
まぁちょっと頼りなかったですが、十歳といえど、いないよりはいるほうが心強いです。電話かけて、(ちょっと間違えたけど)住所もいえて、あと、玄関の鍵を開けられますからね。
家で一人でいるときに具合が悪くなるというのは怖いですね。
そんなことを考えたのは、たまたま見た動画でこんなんあったから:
NNNドキュメント'14 #2246 「119」~つながらなかった救急 6分20秒~
これ、下宿に一人暮らしの大学生が、とことん具合悪くなったときに救急に電話かけたんだけど、救急車出動せず、そのまま亡くなったという話です。出動しなかったのは、救急車が出払っていたからではなくて、必要なさそう(自分で行けそう)と判断されてしまったからで、本人も、なんか既に朦朧としていて受け答えがてきぱき適切にできず(病状が深刻であることをうまく説明できず)そのまま押し切られてしまった感じでした。ほんとうに残念なことです…
これを見たら不安になってしまったので、またろうにLINEで知らせて「見ときなさい」と言いました。
「ほんとう~に具合悪いときは、うまく病状の説明ができなくても、とにかく救急車お願いしますで通せ」
それと「住所を言う」「鍵を開ける」の二つは死ぬ気で頑張れ、とも。
子どもを一人で下宿させるときは、親としていろんな心配をするでしょうけど、「自力で救急車を呼ばなければいけない」シチュエーションというのはあまり浮かばないのではないでしょうか。たとえば交通事故とかであれば、加害者か、通行者が救急車を呼んだりするかもしれませんし、あるいは学校での事故であっても…とにかく誰かの目があるようなところで何か起こるイメージ。若いので、一人でいるときに倒れることはあまり思い浮かびません。
でも稀にはそんなこともあるんだ、と思えば、救急車を呼ぶお作法くらい心得させておくほうがいいですね。
それでも、呼ぶかどうか迷うこともあるかも。と思って検索すると、「Q助」というアプリがあることがわかりました。試しに自分のスマホに入れてみて、立ち上げると…
------
以下の症状で、当てはまるものはありますか。
・呼吸をしていない。息がない。
・脈がない。心臓が止まっている。
・水没している。沈んでいる。
・冷たくなっている。
------
…いや、こんなんだったら悠長にアプリ起動してないでさっさと呼べよ(o_o)
で、これらには当てはまらないとして、いろんな症状を想定してポチポチ選択して枝分かれしてみると、なかなか選ぶの難しいというか。ぴったりしたものがなかったり、それでいて、「すぐ救急車を」になってしまっていやそこまでではないかも…と思ったり。
まぁ呼ぶと判断した場合に伝わりやすい表現を知る役には立つかもだけど、呼ぶかどうかの判断は結局、自分かそばの人が感覚的に判断しなきゃしょうがないような気がするなぁ。
と、思ったのですが、世の中、明らかに呼ぶべきときになかなか呼ばないってこともあるようで…
・生徒が具合悪くなったとき、通学バスに同乗する保安員は学校に連絡したけれど、救急車を呼んだのはその16分後。そして死亡。(おとといのニュース)
・コーチが部員を殴りまくった挙句、生徒が気を失ってた20~30分、「パニックになり、救急車を呼べなかった」(今日のニュース)
その一方で、必要もないのに救急車を呼んでしまう人がいて、問題になっているわけで。
なかなか難しいのねぇ。適正利用。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
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乗ったのは、三歳のとき。猫が三匹いる家で遊んでいて、小児喘息の大発作を起こしたとのことです。それで猫アレルギーがあるとわかったのですが(うちには猫はいなかった)、まぁ三歳なので何も自分では記憶にありません。
呼んだのは、十歳のとき。母がトイレから出てきたときに倒れ、動けなくなってしまい、私が電話をしました。だいぶてんぱっていたらしく(o_o)、ふだんならすらすらいえるはずの住所をいうのに、町名を飛ばして番地を言ってしまい「〇〇区のどちらですか」と聞き返されたのを覚えています。
まぁちょっと頼りなかったですが、十歳といえど、いないよりはいるほうが心強いです。電話かけて、(ちょっと間違えたけど)住所もいえて、あと、玄関の鍵を開けられますからね。
家で一人でいるときに具合が悪くなるというのは怖いですね。
そんなことを考えたのは、たまたま見た動画でこんなんあったから:
NNNドキュメント'14 #2246 「119」~つながらなかった救急 6分20秒~
これ、下宿に一人暮らしの大学生が、とことん具合悪くなったときに救急に電話かけたんだけど、救急車出動せず、そのまま亡くなったという話です。出動しなかったのは、救急車が出払っていたからではなくて、必要なさそう(自分で行けそう)と判断されてしまったからで、本人も、なんか既に朦朧としていて受け答えがてきぱき適切にできず(病状が深刻であることをうまく説明できず)そのまま押し切られてしまった感じでした。ほんとうに残念なことです…
これを見たら不安になってしまったので、またろうにLINEで知らせて「見ときなさい」と言いました。
「ほんとう~に具合悪いときは、うまく病状の説明ができなくても、とにかく救急車お願いしますで通せ」
それと「住所を言う」「鍵を開ける」の二つは死ぬ気で頑張れ、とも。
子どもを一人で下宿させるときは、親としていろんな心配をするでしょうけど、「自力で救急車を呼ばなければいけない」シチュエーションというのはあまり浮かばないのではないでしょうか。たとえば交通事故とかであれば、加害者か、通行者が救急車を呼んだりするかもしれませんし、あるいは学校での事故であっても…とにかく誰かの目があるようなところで何か起こるイメージ。若いので、一人でいるときに倒れることはあまり思い浮かびません。
でも稀にはそんなこともあるんだ、と思えば、救急車を呼ぶお作法くらい心得させておくほうがいいですね。
それでも、呼ぶかどうか迷うこともあるかも。と思って検索すると、「Q助」というアプリがあることがわかりました。試しに自分のスマホに入れてみて、立ち上げると…
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以下の症状で、当てはまるものはありますか。
・呼吸をしていない。息がない。
・脈がない。心臓が止まっている。
・水没している。沈んでいる。
・冷たくなっている。
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…いや、こんなんだったら悠長にアプリ起動してないでさっさと呼べよ(o_o)
で、これらには当てはまらないとして、いろんな症状を想定してポチポチ選択して枝分かれしてみると、なかなか選ぶの難しいというか。ぴったりしたものがなかったり、それでいて、「すぐ救急車を」になってしまっていやそこまでではないかも…と思ったり。
まぁ呼ぶと判断した場合に伝わりやすい表現を知る役には立つかもだけど、呼ぶかどうかの判断は結局、自分かそばの人が感覚的に判断しなきゃしょうがないような気がするなぁ。
と、思ったのですが、世の中、明らかに呼ぶべきときになかなか呼ばないってこともあるようで…
・生徒が具合悪くなったとき、通学バスに同乗する保安員は学校に連絡したけれど、救急車を呼んだのはその16分後。そして死亡。(おとといのニュース)
・コーチが部員を殴りまくった挙句、生徒が気を失ってた20~30分、「パニックになり、救急車を呼べなかった」(今日のニュース)
その一方で、必要もないのに救急車を呼んでしまう人がいて、問題になっているわけで。
なかなか難しいのねぇ。適正利用。
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