アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

定年後に音大に行きたいかといったら…

2021年03月16日 | ピアノ
今、珍しくモーツァルト交響曲第35番「ハフナー」を聞いている。どう珍しいかというと、私が聞く音楽は圧倒的にピアノに偏っており、そうでなくても室内楽くらい…

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オケを聞くことはかなり少ない。ピアノ曲をよく聞くのは、自分が弾きたい曲探しという部分もあり、そこから派生して好きな曲の別の演奏…好きなピアニストの別の曲…どんどんやってるうちにあらかた時間が埋まってしまうため、オケは非常に手薄である。しかし、仮に今後自分が弾くのがピアノに限られていたとしても、「ここは何の楽器か想像してみて」なんて言われることもあるし、手薄なままなのはよくない、というかつまらないとはなんとなく思っている。

それでたまたま目にしたこれ→【無料体験講座】オーケストラを内側から聴く モーツァルトの交響曲

無料だというので勢いで早速ぽちってしまってから、35番…ってどれだっけと思って改めて聞いている(←今ココ)

これはたった30分の講座(zoom)で、実際のところこの先の話は有料講座(アイネクと、交響曲39・40・41番をやるらしい)を聞いてねってことになるらしいが、この先生の話がおもしろいかどうか有料のに申し込む前にわかるからイイネ

いろいろ探すと、いろいろな場で(音大以外でも)いろいろな話が聞けるんだなと思う。その都度、興味のある講座を聞いたり、本を読んだり、あとわからないことがあったら詳しそうな人に聞いたりすれば趣味としてはぜんぜん困らない。

それでもなんとなく音大に憧れを感じるとすれば「体系的に学べる(たぶん)」ということだろう。散発的に思いつきで次はこれとかいうんじゃなくて、こういうセットで学んでおくといいよみたいな、まとまり。

あと定年(60歳)まで五年半、現実的に考えられるくらい近づいてきた。もしそこまで健康で順調で、仕事と趣味ピアノを続けていたとしたら…行って行けないことはないような気がする。地理的に、通える場所にある音大ならいくつもあり、ピアノ科でなければ暗譜で弾かなくても入れるところがあるようだし(!)、なんならシニアの方いらっしゃい的な限りなくボーダーフリーなところもあるようだ。学位を取りたいとはあまり思わないけれど、キャンパスライフ再び、というのは心惹かれる響きである。

逆に、音大に行くことのデメリットとしては、まずお金が(かなり)かかるということ。上記の「もしそこまで健康で順調で」が成り立ち、そこまで勤め上げたなら、お金は準備できないこともないとは思うけれど、お金はほかのことに使うこともできるわけで…音楽イベントに参加する、音楽イベントを企画する、あるいは楽器を買うなど、音大に行くほどのお金を使うならかなりのことが可能になる。

あと、「こういうセットで学んでおくといいよみたいな、まとまり」と書いたけど、それはメリットでもありデメリットでもある。

「セット」に含まれていることで、やりたくないことがあったらどうするの?

大学を卒業して社会人になろうとしている状況なら、当然「なんとかする」であろう些細な「やりたくないこと」であっても、別にこちらとしてはそれを「なんとかする」モチベーションもないわけで…そう考えると、こんな我儘に育ってしまったアラカンをきれいに収める箱(大学)なんてないという気もする。

たとえばだけど、ピアノの先生が「いい感じ」じゃなかったらどうする? 今は自由に、習いたい先生に習っているけれど、音大というところはそうじゃないでしょう。

ということで、むしろ五年前くらいのほうが音大、いいかも、と思っていたのだけど、最近は「ないな」と思っている。今が快適すぎるから(^^;;
あぁともかく早く60歳になりたい。

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コメント (2)
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