去年の春、行く予定だった金子三勇士コンサート、コロナで延期になるときに、「思い切って」たっぷり一年延期されたのですが…
←生のコンサートを聞けること自体ありがたい
結局収束してないんですけども。本日、決行されました。去年買ったチケットをそのまま使う方式だったんで(座席番号もそのまま)、「一年なくさないで持ってる」というのが緊張しましたね(^^;;
曲目は
ショパン
ポロネーズ 第6番 変イ長調「英雄」 Op.53
夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9 No.2
夜想曲 第20番 嬰ハ短調 KK. IVa-16 遺作
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調「葬送」 Op.35
リスト
ラ・カンパネラ 嬰ト短調 S.141 R.3b
巡礼の年 第1年 スイスより 第6番「オーベルマンの谷」 S160/R.10-6
愛の夢 3つの夜想曲より第3番 S.541 R.211
ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244
ということで、真正面スタンダードな感じです。
最初の曲「英雄」は、ご存知のとおり「じゃーん、ちゃららららららん、ちゃっ、ちゃーらん」って始まるわけですが、この「じゃーん(fz)」が…
「どこおん」だったんでびっくりしました。全力でばーんと行ったついでに、足で床を踏み鳴らしたのでそういう音になったんですけど。
その後も、そんな派手なアクションで弾いていって、イケイケドンドンな感じでした。まぁ~元々派手な曲ではあるんですが。
昨日はRayくんの演奏を見て/聞いて、それが非常に無駄なく自然な動作で、力がそのまま音に伝わっていたものですから、すっごく真逆だなぁと。
あんまり「どがーん」なアクションで弾いても、そんなにピアノが鳴るわけじゃないというか、気合のわりに鳴り損ねみたいになることもあるので(エネルギーが逃げてるんでそりゃそうですが)、やめたほうがいいんじゃないでしょうか? まだ若いからいいかもしれないけどそのうち首とか傷めそうだし。
私は金子三勇士さんのCDを持っていますが、それには床を踏み鳴らす音も入ってませんし(笑) ずっとスタンダード寄りの演奏をしています。もちろん音だけしか聞こえないんで動作は見えないから確信は持てないけど、弾き方も違うんじゃないかな。録音は、派手な動作してもどうせ見えないということと、何度も聞かれるからあまり極端にケレン味の多いのは耳につく、ということで演奏を変えてるんだと思います。
ショパンのノクターンは打って変わってしっとり弾いていました。弱音はきれいに鳴っていて、こんなふうに弾けるんだから別に「どごぉん」ってやることないのに、と思ったり。
ただ、癒し系の曲でもやっぱりケレン味は多めでした。すごく引っ張ったり、縮めたり、という感じで、おもしろいといえばおもしろい(好みではないんですが)。
しかしともかく、前回ナマで聞いたとき(マサル・カルロスぴったり(金子三勇士))は、ケレン味が多いだけでなくて、はっきりいって雑な感じでした(1000円のコンサートだったから?)が、今日はそんな手抜き感はありませんでした。
「オーベルマンの谷」 は聞きごたえありましたし、ハンガリー狂詩曲は、こういうノリもありかな? という感じで、おおむねショパンよりリストが合っているのかもしれませんね。
アンコールはショパン「黒鍵」で、最後の音は「どごぉん」(足つき)でした。「どごぉん」で始まり「どごぉん」で終わる。
滑らかなMCと合わせてエンターテインメント性は高いというか、これはこれでいいのかもしれない。生と録音で演奏を変えるというのも正しい気はするし。
まぁでも私はもういいです…
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
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愛の夢 3つの夜想曲より第3番 S.541 R.211
ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244
ということで、真正面スタンダードな感じです。
最初の曲「英雄」は、ご存知のとおり「じゃーん、ちゃららららららん、ちゃっ、ちゃーらん」って始まるわけですが、この「じゃーん(fz)」が…
「どこおん」だったんでびっくりしました。全力でばーんと行ったついでに、足で床を踏み鳴らしたのでそういう音になったんですけど。
その後も、そんな派手なアクションで弾いていって、イケイケドンドンな感じでした。まぁ~元々派手な曲ではあるんですが。
昨日はRayくんの演奏を見て/聞いて、それが非常に無駄なく自然な動作で、力がそのまま音に伝わっていたものですから、すっごく真逆だなぁと。
あんまり「どがーん」なアクションで弾いても、そんなにピアノが鳴るわけじゃないというか、気合のわりに鳴り損ねみたいになることもあるので(エネルギーが逃げてるんでそりゃそうですが)、やめたほうがいいんじゃないでしょうか? まだ若いからいいかもしれないけどそのうち首とか傷めそうだし。
私は金子三勇士さんのCDを持っていますが、それには床を踏み鳴らす音も入ってませんし(笑) ずっとスタンダード寄りの演奏をしています。もちろん音だけしか聞こえないんで動作は見えないから確信は持てないけど、弾き方も違うんじゃないかな。録音は、派手な動作してもどうせ見えないということと、何度も聞かれるからあまり極端にケレン味の多いのは耳につく、ということで演奏を変えてるんだと思います。
ショパンのノクターンは打って変わってしっとり弾いていました。弱音はきれいに鳴っていて、こんなふうに弾けるんだから別に「どごぉん」ってやることないのに、と思ったり。
ただ、癒し系の曲でもやっぱりケレン味は多めでした。すごく引っ張ったり、縮めたり、という感じで、おもしろいといえばおもしろい(好みではないんですが)。
しかしともかく、前回ナマで聞いたとき(マサル・カルロスぴったり(金子三勇士))は、ケレン味が多いだけでなくて、はっきりいって雑な感じでした(1000円のコンサートだったから?)が、今日はそんな手抜き感はありませんでした。
「オーベルマンの谷」 は聞きごたえありましたし、ハンガリー狂詩曲は、こういうノリもありかな? という感じで、おおむねショパンよりリストが合っているのかもしれませんね。
アンコールはショパン「黒鍵」で、最後の音は「どごぉん」(足つき)でした。「どごぉん」で始まり「どごぉん」で終わる。
滑らかなMCと合わせてエンターテインメント性は高いというか、これはこれでいいのかもしれない。生と録音で演奏を変えるというのも正しい気はするし。
まぁでも私はもういいです…
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