譜面台を外すか? 外さないか?? ずいぶん長くぐるぐると逡巡したあげく…
←頑張ったで賞
結局、外して弾きました。楽屋袖に楽譜を置き、遭難の際にはこれを持って救助に来てくれるようにとステマネさんにお願いし、しかし譜面台もないのに持ってきてもらっても、いったいどうするのかはよくわかんない(笑)
ステージでお辞儀をして、椅子に座ると、見たことのない光景…スタインウェイの中が舞台照明で金色に輝き、とてもきれい。テンション上がります。
最初のトリルを弾き始めると、譜面台に邪魔されず自分にもふわぁ~っと響いてくる音がなんとも心地よい。
そのとき、頭が真っ白になったりはしていなくて、比較的冷静なつもりでいたのですけど、でも、そもそも舞台用に持ってきた「ペダルが踏みやすい靴」に履き替えるのを忘れ、ドレスに合わない外靴のままでいたことが既に冷静でないっていうか…出番前、私の注意力の大半が何に割かれていたかというと、着てきた服(「きれいめ」でそのまま弾いてもおかしくはない、ミディ丈)で出るかドレス(ロング丈)に着替えるかということでした。ドレスは、既に何度も着たことがある、というか一張羅で、慣れてはいるのですが、実は今回、「暗譜」のほかにもう一つ自分的チャレンジがあったのです。
それは、「左ペダル」。ふだん、左ペダルは自分ちのめるちゃんと、会場のピアノでとても具合が違うことが多いし、そんなテンパってるときに臨機応変なことはできないしで、本番はほとんど左ペダルを使わずに誤魔化して弾いていたのです。でも、「喜びの島」は左ペダルなしってわけにも、いかない…よねぇ? それで、今回、「左ペダル」「暗譜」の初チャレンジが重なってしまったわけですけど。
左ペダルは、右ペダルと違って、踏んだり踏まなかったりするものですから、踏むときにドレスを巻き込んで滑ったりとか、事故りがちです。しかも、めるちゃんは二本ペダル、スタインウェイは三本ペダルですからなんとなく位置の違いもあってさらに自信なし。
そんな状態なら、無理してロングを着ることもなかったのですが、こんな機会滅多にないものですからつい欲張ってしまって、ロングドレス着て、譜面台外してという、チャレンジてんこ盛りでのステージとなってしまいました。
弾き始めはまだよかったと思うのですが、左ペダルを目で確認とかしているうちに緊張が強くなってきて、手が震えてきた…そうするとミスタッチの嵐になるのですが、それはそれとして、なるべく弾き直しをしないで先に行くようにずっと心がけてきて、ようやく少しそれができるようになってきたところのはずでした。でも今回、死守したいところは「最後まで弾き切る」ということであるところ、弾き直しをしないで先に行くと暗譜が飛びそうな不安があり、外したときは、わざわざ正しい音を弾き直してから先に進むという、やってはいけないことをしながら進んでいました(匍匐前進か…)
その甲斐あって、大きく迷子になることはなく、大きな穴を空けることもなく、曲の最後まで弾き切りました。
聞いてる方も、弾き直しはちょっとアレだったと思いますが、選曲から暗譜から、なんだか大きすぎるチャレンジをしているという雰囲気は伝わったらしく、おおむね好意的な反応をいただきました。いつも頼りになるご意見番のくさぴあさんによれば、確かにわざわざ弾き直しをしていることは感じたけれど、とてもよかったところもあるし、全体としてはよく頑張ったとのことです。まだ自分では聞き直してないけども(弾き直しが多いことがわかってる録音を自分で聞き直すのはあんまり気が進まない)
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最初のトリルを弾き始めると、譜面台に邪魔されず自分にもふわぁ~っと響いてくる音がなんとも心地よい。
そのとき、頭が真っ白になったりはしていなくて、比較的冷静なつもりでいたのですけど、でも、そもそも舞台用に持ってきた「ペダルが踏みやすい靴」に履き替えるのを忘れ、ドレスに合わない外靴のままでいたことが既に冷静でないっていうか…出番前、私の注意力の大半が何に割かれていたかというと、着てきた服(「きれいめ」でそのまま弾いてもおかしくはない、ミディ丈)で出るかドレス(ロング丈)に着替えるかということでした。ドレスは、既に何度も着たことがある、というか一張羅で、慣れてはいるのですが、実は今回、「暗譜」のほかにもう一つ自分的チャレンジがあったのです。
それは、「左ペダル」。ふだん、左ペダルは自分ちのめるちゃんと、会場のピアノでとても具合が違うことが多いし、そんなテンパってるときに臨機応変なことはできないしで、本番はほとんど左ペダルを使わずに誤魔化して弾いていたのです。でも、「喜びの島」は左ペダルなしってわけにも、いかない…よねぇ? それで、今回、「左ペダル」「暗譜」の初チャレンジが重なってしまったわけですけど。
左ペダルは、右ペダルと違って、踏んだり踏まなかったりするものですから、踏むときにドレスを巻き込んで滑ったりとか、事故りがちです。しかも、めるちゃんは二本ペダル、スタインウェイは三本ペダルですからなんとなく位置の違いもあってさらに自信なし。
そんな状態なら、無理してロングを着ることもなかったのですが、こんな機会滅多にないものですからつい欲張ってしまって、ロングドレス着て、譜面台外してという、チャレンジてんこ盛りでのステージとなってしまいました。
弾き始めはまだよかったと思うのですが、左ペダルを目で確認とかしているうちに緊張が強くなってきて、手が震えてきた…そうするとミスタッチの嵐になるのですが、それはそれとして、なるべく弾き直しをしないで先に行くようにずっと心がけてきて、ようやく少しそれができるようになってきたところのはずでした。でも今回、死守したいところは「最後まで弾き切る」ということであるところ、弾き直しをしないで先に行くと暗譜が飛びそうな不安があり、外したときは、わざわざ正しい音を弾き直してから先に進むという、やってはいけないことをしながら進んでいました(匍匐前進か…)
その甲斐あって、大きく迷子になることはなく、大きな穴を空けることもなく、曲の最後まで弾き切りました。
聞いてる方も、弾き直しはちょっとアレだったと思いますが、選曲から暗譜から、なんだか大きすぎるチャレンジをしているという雰囲気は伝わったらしく、おおむね好意的な反応をいただきました。いつも頼りになるご意見番のくさぴあさんによれば、確かにわざわざ弾き直しをしていることは感じたけれど、とてもよかったところもあるし、全体としてはよく頑張ったとのことです。まだ自分では聞き直してないけども(弾き直しが多いことがわかってる録音を自分で聞き直すのはあんまり気が進まない)
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