今日は書道の日でした。帰りに成城石井と本屋に寄るとしたらもちろん本屋が先のほうがいいですが(食品買ったら急いで帰るほうがいいものね)…
←「変人」…いい意味で。
いやいや、いつもあの本屋行くと、いらんものいっぱい買っちゃうから、危険だから、今日は成城石井だけ寄って帰ろう。と思った。
(今日書いた作品。最後の字「遊」を書いてるとなんかうきうきしちゃうの)
そして食品買って出てきたら…まぁお察しとは思いますが結局ふらふらと本屋も寄っちゃった
今日買った本は「京大変人講座」です。
私は元々かなりの変人好きで、だから大学のときはけっこうパラダイスだったんですが(その中からよりすぐって結婚した)、でも、噂によれば京大のほうがもっとスゴイ(何)ってことなので、憧れの大学ですね。
本屋で思わず手にとって、前書きのところを見ると、ゴリラの研究してる先生が、フィールドワークのときは早朝から一日中ゴリラと過ごし、帰ってきてその日の記録をタイプして寝るって生活を10か月くらい続けるって話をしてて「こんなふうに人と会話しない生活を何か月も続けると、人間の言葉を忘れますね。ゴリラと「ウーッ、アーッ」って話してるだけだから、日本に帰って来たとき、まず日本語が読めなくなった。」なんていってるんですよ。変人だ。記録は人間の言葉なんですが(笑)英語なので、日本語は忘れるとのことです。
「それに鏡もずっと見てないでしょう? 久しぶりに自分の顔を見たら「あれ? 俺、こんな顔してたかな」って。自分もゴリラみたいな顔のつもりでいたから。人間の世界に戻ると「変な顔してるな~」って思えてきたり」
…ま、これは買わなきゃな、ってんで買って帰ってきて、電車の中でずっと読んでて、そしたら要するにそういう(変な)先生がいろいろ出てきてそれぞれ語りたいことを語っているという本なのですが、変人とはいっても語る内容(その人の研究分野)が変とは限らないので、最初の章の
地球の教室
毒ガスに満ちた「奇妙な惑星へようこそ」 学校では教えてくれない! 恐怖の「地球46億年史」
は非常に常識的な内容で、読みやすく上手にまとまってはいたけど他の(ふつうの)本にも出てくる真っ当な地球の歴史でした。なんなんだ。それで、ちょっと拍子抜けしてたんだけど
次の章
経営の教室
なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか 「お客様は神さま」ではない!
はがぜんおもしろくなりました。
鮨屋でもフランス料理屋でも高級なところになればその接客は「親切丁寧フレンドリーわかりやすい」の真逆になったりするという話です。メニューはわかりにくくおやじは愛想悪くて、なんかいくらかかるかわからなくてどきどき、この注文の仕方は「あり」なのか「作法」にかなっているのか緊張!!
これはいったいどういうことかというと…
「サービスにおいて、提供者側が客を満足させようとすると、かえって客は満足しなくなるというパラドクスが起こります。」
満足させようとする気持ちが透けてみえてしまうと、客は満足しない。自分に従属する(媚びている人からのサービスは、価値が低く感じられてしまうということです。
鮨屋のおやじは、職人として「自分のために仕事をしているんだ。客のことなんか関係ねぇよ」という姿勢を貫くからこそ、客がその価値をありがたく認める図式ができている。
そして「作法」というのはそもそも、非常にややこしく、一握りの人しかわからないことが大事であると。
そういえば…
たとえば、「ピアノの先生」というのも…
高圧的で愛想なしでわかりにくいレッスンを高額でする先生がありがたいと感じる人もいるかもしれないですよね。まぁ私はいくらおいしくても怒ってるおやじの鮨屋にはいかないし、どんなに音楽的に優れた先生でもそういう先生のところにレッスンいかないけど。
ま、ともかく、鮨屋の頑固おやじ的なサービスの在り方が、いったいどういう背景から生まれてくるかについての話に続くのですが、電車が着いちゃったので今日はここまで…
この先「なぜ遠足のおやつは"300円以内"なのか」とか「「ぼちぼち」という最強の生存戦略」とかおもしろそうです。
---- 今日の録音:
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番第三楽章(これから練習するぞ記録)
長い休みは脈絡なくはしょってとにかく弾いてみた。これからあれこれ練習しなきゃだけど、前回より弾きやすくなりそう?
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
←「変人」…いい意味で。
いやいや、いつもあの本屋行くと、いらんものいっぱい買っちゃうから、危険だから、今日は成城石井だけ寄って帰ろう。と思った。
(今日書いた作品。最後の字「遊」を書いてるとなんかうきうきしちゃうの)
そして食品買って出てきたら…まぁお察しとは思いますが結局ふらふらと本屋も寄っちゃった
今日買った本は「京大変人講座」です。
私は元々かなりの変人好きで、だから大学のときはけっこうパラダイスだったんですが(その中からよりすぐって結婚した)、でも、噂によれば京大のほうがもっとスゴイ(何)ってことなので、憧れの大学ですね。
本屋で思わず手にとって、前書きのところを見ると、ゴリラの研究してる先生が、フィールドワークのときは早朝から一日中ゴリラと過ごし、帰ってきてその日の記録をタイプして寝るって生活を10か月くらい続けるって話をしてて「こんなふうに人と会話しない生活を何か月も続けると、人間の言葉を忘れますね。ゴリラと「ウーッ、アーッ」って話してるだけだから、日本に帰って来たとき、まず日本語が読めなくなった。」なんていってるんですよ。変人だ。記録は人間の言葉なんですが(笑)英語なので、日本語は忘れるとのことです。
「それに鏡もずっと見てないでしょう? 久しぶりに自分の顔を見たら「あれ? 俺、こんな顔してたかな」って。自分もゴリラみたいな顔のつもりでいたから。人間の世界に戻ると「変な顔してるな~」って思えてきたり」
…ま、これは買わなきゃな、ってんで買って帰ってきて、電車の中でずっと読んでて、そしたら要するにそういう(変な)先生がいろいろ出てきてそれぞれ語りたいことを語っているという本なのですが、変人とはいっても語る内容(その人の研究分野)が変とは限らないので、最初の章の
地球の教室
毒ガスに満ちた「奇妙な惑星へようこそ」 学校では教えてくれない! 恐怖の「地球46億年史」
は非常に常識的な内容で、読みやすく上手にまとまってはいたけど他の(ふつうの)本にも出てくる真っ当な地球の歴史でした。なんなんだ。それで、ちょっと拍子抜けしてたんだけど
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なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか 「お客様は神さま」ではない!
はがぜんおもしろくなりました。
鮨屋でもフランス料理屋でも高級なところになればその接客は「親切丁寧フレンドリーわかりやすい」の真逆になったりするという話です。メニューはわかりにくくおやじは愛想悪くて、なんかいくらかかるかわからなくてどきどき、この注文の仕方は「あり」なのか「作法」にかなっているのか緊張!!
これはいったいどういうことかというと…
「サービスにおいて、提供者側が客を満足させようとすると、かえって客は満足しなくなるというパラドクスが起こります。」
満足させようとする気持ちが透けてみえてしまうと、客は満足しない。自分に従属する(媚びている人からのサービスは、価値が低く感じられてしまうということです。
鮨屋のおやじは、職人として「自分のために仕事をしているんだ。客のことなんか関係ねぇよ」という姿勢を貫くからこそ、客がその価値をありがたく認める図式ができている。
そして「作法」というのはそもそも、非常にややこしく、一握りの人しかわからないことが大事であると。
そういえば…
たとえば、「ピアノの先生」というのも…
高圧的で愛想なしでわかりにくいレッスンを高額でする先生がありがたいと感じる人もいるかもしれないですよね。まぁ私はいくらおいしくても怒ってるおやじの鮨屋にはいかないし、どんなに音楽的に優れた先生でもそういう先生のところにレッスンいかないけど。
ま、ともかく、鮨屋の頑固おやじ的なサービスの在り方が、いったいどういう背景から生まれてくるかについての話に続くのですが、電車が着いちゃったので今日はここまで…
この先「なぜ遠足のおやつは"300円以内"なのか」とか「「ぼちぼち」という最強の生存戦略」とかおもしろそうです。
---- 今日の録音:
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番第三楽章(これから練習するぞ記録)
長い休みは脈絡なくはしょってとにかく弾いてみた。これからあれこれ練習しなきゃだけど、前回より弾きやすくなりそう?
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