本棚づくりの迷走…

壁いっぱいに本棚。これだけのことが結構長々と紆余曲折…ようやくどこにどんなものをお願いするか決まって、工事日も(ほぼ)決まりました。

　　　　　　←やっと決まってスッキリ

元々、クロス張り替えは当然業者さんにお願いするとしても、本棚は適当なサイズのものを選んで自分で設置しようと思ってたんですよ。別に高級感とかそういうの、求めてないので。とにかく無駄なくびっちりと本棚で埋め尽くしたい、それだけ。

しかし「それだけ」のことが案外難しく、いくら検索してもシンプルなオープン棚を自分の思ったサイズで隙間なく並べるというのが、うまくいかないし案外安くないし、設置というよりバラで届いて組み立てるタイプのは、これだけの量になるとたいへんだし自信もない。

それで、要望聞き取って丸ごと面倒見てくれておしゃれに製作設置してくれるようなところ(以下、A社)を探して見積もり頼んでみたら…覚悟してた以上に高い(^^;;

高級感も求めてないし、結局作るのは四角四角なだけの棚なのにそこまで高いか?? ということで、いきなりその会社に決めるのはためらわれ、
待っててもらって他社に当たる。。

検索で見つけたB社は、概略を伝えただけで「作業者がここしばらくの日程では手配できない」と見積もりまでいかず断られ、
どうしようってことで大手某社のサイトに登録。ここは概略を登録すると数社の会社からオファーがあり、その中から連絡とって詳細を詰めていくシステム。

とはいえ、いかにも定型文でオファーだけ「ササッ」とつけてくる会社もあるので、そういうのを避けて、こちらの書いた中から言葉をちゃんと拾って、造作家具得意ですからご用命ください的なことを書いてきた会社二社に見積もり依頼。

C社は、「zoom打ち合わせ」などというしゃらくさいことは言わず、何も選択肢なく直接現場にいかにも職人風なおっちゃんが来て、あぁ本棚ねここからここまでね。と寸法ちゃっちゃと測って帰っていった。

D社は、最初から「zoom」を提案してきて、丁寧に要望聞き取っておしゃれなイメージパースを作ってくれたりして。スタンスとしてはA社に似ているかも。でも、たぶんA社のほうがショールームとかにお金をかけていて高級志向なんじゃないかな。

ということで、初回打ち合わせが終わって見積もり待ちの段階から、出てくる値段がC社＜D社＜A社であることは予想がついたけれども、出てきてみたら確かにそのとおり。で、自分的には中ぐらいの値段を出してくるD社に最終的に頼むような予感がしていたけれど、実際のところC社とD社では出来上がるものについてほとんど仕様は同じになりそうで、ただいろんな細かな対応がね…C社のほうが丁寧なんだろうとは思ったんだけど。

D社の担当さんとのやりとりで、いくつか納得のいかない点もあり、結局C社に依頼することにしました。A社の半額以下ですね…

工事はこれからですから、どれくらいうまくいくかはやってみてのお楽しみですけど。上で「いかにも職人風なおっちゃん」は、最初ぶっきらぼうな感じに見えたけど、こちらから細かい要望を足すとちゃんと聞いて見積もりをし直してくれて。最終的な見積もりではD社に期待する内容とほぼ同等のものが入りました。

今回の結論には満足しているんだけど、振り返って考えてみるに、自分が何をしたいのか、はっきりさせた上で、それが実際に造作するときにどういうコトバで表現するべきなのかということについては、依頼しなかったA社とD社の担当者さんから教えてもらったようなもの、ともいえなくもない…こういうのって、フリーライド?

ちょっと、申し訳なさは残ったのだった。リビング収納のときは、また別の選択になるかなぁ…


----- 今日の録音
スカルラッティ／ソナタK.449

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