アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

20分で何を弾く?

2021年05月15日 | ピアノ
今日の練習会では20分がひと続きでもらえるとのことなので、自分的に「プログラム」を組んでみたいと

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とはいえ、たいして選択肢ないんですけど
スカルラッティ/ソナタK.449
アルカン/舟歌
ショパン/舟歌
としてみました。舟歌二つ、暗いのと明るいのと並べてみた、という寸法です。

組み合わせたときの時間を勘定するにあたっては、プロの方の標準演奏時間ではもちろんなく、自分がこれまでにYoutubeにアップしてある演奏の実測値を元にしました。

それによると、ちょうど曲間やら椅子直しやらの分、一分ちょっとのゆとりがあり、ほぼパーフェクトではないかと。

…まぁしかし物事が計算どおりにいかないというのもよくある話でして…

まず、スカルラッティを弾き始めちゃってからすぐ気づいたのですが、楽譜があんまり見えない。
なぜかというと、まず「椅子が低め」…これは、座ってみた感じ、弾きにくくはない範囲で低めだったので最初これでいいかと思ったんですけど、どうも譜面台のある位置がめるちゃんより上に感じます。そして、角度もかなり倒した、つまり上を向いた状態だったため、これは楽譜がほとんど読めない。

それで記憶を頼りに必死で、かなり自信なさげな感じで弾いて、スカルラッティが終わったときに椅子を上げて、かつ譜面台を少し立てて、手前に引き寄せてみました。あ、これなら大丈夫ね

しかし、それで時間食っちゃった分はどんな感じだろう。ほら、最後のショパン舟歌で、しかも盛り上がってきちゃったところでタイマーが鳴ると悲しいじゃない? ちょっと「巻き」進行したほうがいいのかなぁ…

そんなことを考えていたため、特にそう意識したわけではないのですが、通常私が弾いてたより速いテンポでアルカン舟歌を弾いたようです。
今日のアルカン舟歌

これはこれで悪くないような気もするんだけど。もうちょっとゆっくりしたほうがやりたいことやれる気はする。

そして気分をがらりと変えてショパン舟歌。この切り替えがうまくいかないとグダグダコースが見えてくるんだけど、今日はわりとうまくいきました。
それで、気分よく弾いていたらば大事故が。。

1ページ目を弾き終えて、2ページ目に入ろうとしたら、そこにはなぜか、私の知らない楽譜が広がっていました(!)

なんのことかというと、譜めくりの都合から紙とGVIDOのハイブリッドで行こうという計画を立てていて


最初のページと最後のページを紙で置いておけば、GVIDOで一回、二回、三回のページめくりをして足りるという…

ところが、そのためには、始めからGVIDOでショパン舟歌の2ページ目を出しておかなければならないということですね。はい。
それをすっかり失念しておりましたので、
2ページ目のつもりで目をやったそこにあったのは、ショパン子守歌(弾いたことない)の最終頁だったのでございます。

そんで、突発的超迷子になって動揺して、あとはどう弾いたかよく覚えてないんだけど、今録音を聞いたところによると、大事故のあとからはまぁまぁ普通のノリで弾いており、ただちょっとだいぶ間違いが多いという程度の感じでした。というか普段より速くない?? 焦ったら弾けないテンポになったんですねたぶん

ということで、結果は、譜面立てを直したりしたのに「二分」余りました。なんでや

世の中、計画どおりにいかないものねぇ

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