アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

速く弾くにはゆっくり弾くこと

2021年05月29日 | ピアノ
今年の私の目標は「速い曲を嫌がらない」ってことでした。最近忘れてたけどw

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「喜びの島」とかモツコンの3楽章とかやってるので、少なくとも嫌がってはいない、やれやれ目標クリア、ってまぁそれはそうなんだけど、速い曲を速く弾けているかというとなかなかそうはなりません。

数年前に比べればよくなってるとは思うんですけど。亀の、いや、カタツムリの歩みで(←遅い)。

今日の記事タイトルにした「速く弾くにはゆっくり弾くこと」は、ヤマハで習ってたときの先生の言葉です。「(子どもと違って)大人はゆっくり弾ければ速く弾ける」も言ってました。

当時、なんのこっちゃと思っていたんですが、最近になって、あぁもしかしてこういうことを言いたかったのかなと…

おゆき先生のレッスンの中では、「ゆっくり練習するときから、速く弾くときの動きで弾く」という言い方をされます。つまり、最初はゆっくりしか弾けないわけで、ゆっくり弾くのはいいんですが、そのときに、そのままの形・動きでは速く弾けるはずがないような無理・無駄の多い弾き方をしていてはいけないということです。

せっかくゆっくりで何度も練習することで、速く弾くことが不可能な動きをじっくりしっかり身に付けちゃうとむしろ困るわけですね。

不要な縦揺れやハイジャンプがNGなのはもちろん、
ゆっくりな動きの中でも
「早めに準備しておいて、指で弾く」
を基本にすることが重要です。

もしもきちんとそうやって、あるべき動きをじっくりゆっくりから練習することができれば、すんなりと「速く弾く」に繋がっていくのです。

「練習は必要ですけどね」(←最近、おゆき先生が強調してること)

どういう動きで弾けば、きれいな音で、望む表現をしつつ、速く弾くことができるのか
それがストンと納得できて身に付いていれば、あとは基本動作について単に速くすることというのは(たとえば、手を横移動する、指を曲げるなど)大人ならできるでしょう。ピアノ以外の場面では既にいろいろなことを上手にこなしているのですし。

ということですね。

なので、ヤマハの先生が言っていたことはそれと通じるというか、同じことだったのかもしれないですけど、でも初心者には、「ゆっくり弾きつつ、速く弾くときにはどういう動きが最適か考える」なんてことはできないじゃないですか? だから実際には役に立っていなくて、

それが、おゆき先生に習うようになってから、いちおうの方針がわかるようになったことで少し前進したと思います。

さらに今年は、あるべき動きを考えつつじっくりゆっくり練習したとして、そこからメトロノームを1ずつじわじわ上げていくような練習方法よりも(といいつつ、そんな練習滅多にしてませんでしたが)、ゆっくり弾いたり、ちょっと欲張った速さで弾いたり、行ったり来たりして練習するようなことをしてみています。

速く弾くことで、今計画している動きが、速くても大丈夫なものかどうかなんとなくわかるだろうし、
またゆっくりに戻ることで、確実性とか納得性が上がるんじゃないかな、という感触です。

そんなこんなで、今年の終わりごろには、速い曲でもあまり苦にならないな、となっているといいと思うんですけど…

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