アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

だいじな音なので二度…

2021年08月23日 | ピアノ
ショパンのワルツOp.70-2のレッスンのときに、「二度続く音」について注意がありました。

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たとえば、こんなところ。

同じ音が二つ出てくる、というのは「と・く・べ・つ」なことで、だからとても大切にして弾かなきゃいけない。「だいじなことなので二度いいました」って感じ。

何も考えないで「ツツ」と味気なく弾いて通り過ぎたり、ましてや「どすん」ってやったもんなら、その残念感ハンパない。

…と、いうことは頭ではわかってはいた、つもり、だったのですが、
まぁ、練習ろくにしてないからしょうがない。と思っていたところ…


先生に、「ここちゃんと指替えたほうがいいわよ」といわれました。

ハイ、同じ指でそのまま弾いてましたね。

同じ指で弾いてた理由は、特にないんですけど強いていえばめんどくさいというか…同じ指でもそのまま弾けるところ、指をわざわざ替えたら危険度が増すのではないかという意識(というより無意識)。

でも、言われたとおり、書かれたとおり、違う指で弾いてみたら、なんかいいんですよ。不思議と。
何が違うのかというと、
・違う指で弾こうとすると必然的に丁寧になる。通り過ぎられなくなる。
・違う指で弾くことによって、ちょっと違う音色になる。

同じ指でそのままいっちゃうと、ツツ、とまったくクリソツなものが並びがちなところ、違う指で弾くと違う表情になるんですよ自然に。

上のほうに貼った冒頭の、単音の同音連打も、わざわざ指替えが記入されています。
これも、一つ目は次へのつながりから自然にちゃんと指替えしていたけど「1 2」
二つ目は次へのつながりでいうと1のままのほうが都合いいもんですから「1 1」って弾いてました。

ちゃんと指を替えると…あぁちょっといい感じになりましたね…

「指を替えると違う音色になる」というのは、つい先日ご紹介した動画
”音色が変わるとき”【ピアニストを目指す人向け】~調律師によるガチの構造説明シリーズ5回目~
で納得です。

楽譜にわざわざ書かれていることには意味がある…そりゃそうか…


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