アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

米印とペダル記号の間

2021年08月29日 | ピアノ
ショパンさんって、けっこうしっかりペダル記号を楽譜に書き込む派ですよね。

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昔は、楽譜描きソフトとかもないので、ひたすらペンにインクつけてせっせと手描きすることしかできずコピペとかもないんで、
「わざわざ楽譜に描いてあることは、本当に言いたかったこと」
と、おゆき先生が言ってました。

なので…もちろん、ショパンさんが描いてくれたことを無視しようとか思ってないんですが…技量が伴わないので…

なんか、指定のとおり踏むと、カッコつかない??

ってことはよくあります。たとえば



一小節目の最後から二小節目の頭にかけて、米印(ペダル離す)から次のペダル記号まで、えらく離れてますが、ここが丸裸だと…こう…

大学生のとき、いったんピアノ習おうかなと思って先生探してレッスンに行ったら(確かモツソナのなんか弾いて)
「もう…音がパサパサしちゃうからペダル踏んで」
とすごい舌打ちするような調子で言われたことがあって…まぁそのときの先生のキモチみたいになりますね。自分で聞いてても。

そこで「ショパンの音楽記号 -その意味と解釈-(セイモア・バーンスタイン)」を参照すると
「現代のピアノにおいては、ダンパーが非常に効果的に機能するため、たとえアスタリスクが正しい箇所に記されていたとしても、もしそのとおりに次の和音が来るよりも前にペダルを離した場合、たいへんドライな音楽になってしまう。したがって、シンコペート・ペダル、ハーフ・ペダル、フラター・ペダル、またゆっくりとペダルを戻すといった現代のペダルの技法を現代のピアノにおいて適用することはまったく問題ないと思う。」
とか書いてあったので、ともかく「米印からペダル記号の間」についても丸裸ではなくレースのカーテンとか、格子とか、ちょっとペダルを活用していろいろ試してみた。

昨日の、非生産的な一日よりは少し生産的で、聞いててそんなに不自然ではなくなってきたような気がする。

ほとんど最初の3ページしか弾いてないけども、いろいろな発見があった。

最初は「米印からペダル記号」が私の「なんとなく踏み」より間があるときが気になっていたのだが、そういえば逆に、「なんとなく踏み」より長くペダルを保持するように指示されているところがあって、それがショパンぽいような気がする。

たとえば、

赤くしたところ、1つ目もなかなか長く引っ張られているし、2つ目は小節線を越えて引っ張られている。

こういうのをちゃんと保持してペダルを使うと、なんかちょっとショパンぽくなった感じで、楽しい。

ちなみに、舟歌1stシーズンのときもペダルについてはいろいろ言われてた気がするけど、弾く(音符並べる)のに必死だから忘れてた。

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