アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

妄想選曲と現実の距離感

2021年08月16日 | ピアノ
これまで、リサイタル企画に向けた妄想選曲シリーズ(笑)を、ラフマニノフ、バッハ、ブラームス、ショパンと四記事分書いてきて…

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本命は、ブラームス/ピアノソナタ第三番第二楽章だと思ってたんですよ。めっちゃ好きな曲で、いちおう弾いた実績もあり、「メイン」にするに相応しい。

何をもって「相応しい」というかだけど、名曲で、規模感が程よく、私の得意分野に(ある程度)合致しているということですね。

先日の「合同リサイタル」でいうと、モツソナがメインでした。短めだけどソナタ全楽章だし、文句なく名曲で、私の得意分野…なのかどうか客観的にはわからないけどまぁ自称でヨシということで。

でも、ここ数日、候補曲を片っ端からとりあえず音を並べてみるうちに、だんだん気が変わってきました。
ブラームスだと、現時点である程度土地勘のあるところから出発して、地に足をつけて歩いていく感じ。

もっと、未踏の地に行ってみたくなってしまい…

一番、私の気持ちを引きつけて離さないのが、意外なことに、「半音階的幻想曲とフーガ」(大穴)。

インベンションすら半分しか弾いてないのに(爆)この唐突なチャレンジ曲はいったい。。そもそも「得意分野」って条件が吹っ飛んでます。まぁしかし「主役」感だけはたっぷりある。というか、ありすぎ。

何にそんなに惹かれたかというと、まぁなんだろ…うまくいえないんだけど、不思議な感じと、これ絶対聞くだけより弾いてみたほうがおもしろさがわかるって確信と、それからバッハさん天才!! って感動と…あと、締めくくりがこのうえなくかっこいいから(^^;;

それで、これに何を組み合わせるかだけど、「片っ端からとりあえず音を並べてみるうちに」どうしても弾きたくなってしまったのがラフマニノフ、特に前奏曲Op.23-4なんですよ。

たとえば
ラフマニノフ/前奏曲Op.3-2「鐘」 ←ほぼ新曲
ラフマニノフ/前奏曲Op.23-4 ←完全新曲
ラフマニノフ/前奏曲Op.32-2 ←弾いて崩壊したことある
バッハ/半音階的幻想曲とフーガ ←完全新曲
とか(演奏時間はあまりちゃんと考えてない)。

うーん…今回の合同リサイタルでは、メインのモツソナと、スカルラッティK.27が新曲だったけど、あとは弾いたことあって、しかもアルカンは鉄板曲で、全体に難易度的には欲張らないラインナップだったからなぁ。

妄想選曲と現実の距離感でいうと、ぐぐぐーーーーと伸びてしまった感じだけど。今からぼちぼち準備していって本番一月だからどうだろう。いや、どうといわれましても。

一晩寝て冷静になったら、別案も考えよう。

----- 今日の録音
ショパン/ワルツ第12番Op.70-2(パデレフスキー版の自筆譜バージョン)
このバージョンが一番しっくりくる気がする。って、ぐずぐずしてないでさっさと決めないと(本番は来月)


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