アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

妄想選曲(3) ブラームスから始まった(沼が)

2021年08月10日 | ピアノ
次男が、ヤマハ教室のグループレッスンから個人レッスンに移るとき、続きコマで私のレッスンもお願いしたのが大人ピアノの始まり。

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そこから八年間そこで習って…

次はバイオリンを習うから、っていって辞めて、でもまぁぜんぜん弾かなくなっちゃうのもったいないから、ピアノを弾く場を探しましょうってことでピアノサークルに出入りするようになったわけですよ。そこからが「沼」の入り口だったのよね…

つまり、ピアノを習うだけよりも、ピアノの練習会とかいって自分も弾いて、ほかの人の演奏も聞くという、そのほうが俄然楽しかったのです。

その、練習会デビュー最初のときに弾いていた曲がなんと:
ブラームス/ピアノソナタ第三番第二楽章
だったのです。それまで(ヤマハいたころ)、楽譜を買うといったら最安値のもの(たいてい全音)一択で買っていたのに、表紙の色で選んでヘンレの楽譜を奮発し、ふふっ、このほうがなんかウマい人みたいに見えるよね(見た目は)、と参加していたものです。

そのときにどんな演奏していたのかは我ながら謎ですが(録音する習慣もなかったし)、まぁほんと無理な選曲というか…でもそれから数年して、おゆき先生に習うようになってからも一度弾き直ししていて、いい曲だなぁと。

世の中、いい曲というのは数多ありますが、これはとりわけ、自分の好みにピタッとくるのです。平たくいえば、萌えポイントが多い。

私のピアノをよく聞いてる方からすると、ブラームス?? あまりイメージにないと思うかもしれませんが、自分的にはすごく好きな曲がいくつかあり(実は嫌いな曲も多い)、これまで何度か弾いています。

3つの間奏曲Op.117-1, 2
4つのバラードOp.10-1, 2

特に、4つのバラードOp.10-1「エドワード」は、shigさん&夜毎屋さん結婚披露パーティーのときに弾いた曲で、このときが「初ロングドレス」なんですよね。ドレスってつまり、ピアニストのコスプレみたいなものでしょ。雰囲気で「その気」になったらなんだか当時の実力よりだいぶうまく弾けたという思い出の曲なのです。

というわけで、私のピアノ史の「ツボ」を案外押さえているブラームスさん。

これまで弾いたことのある曲でいうと、やっぱり
ブラームス/ピアノソナタ第三番第二楽章
が一番弾きたいかな。ただ、せっかくの「リサイタル」企画でソナタの一部分というのはどうなのかとも思うんだけど、私にとってはコレ、独立した曲で(笑) 別にほかの楽章弾きたくないので(おい)

弾いたことのない曲でいうと
3つの間奏曲Op.117-3 ←3つめ弾けばコンプリート
6つの小品Op.118-2 ←なんかみんなよく弾く曲

が弾いてみたい曲。「聞き映え」という点ではイマイチかな…リサイタル企画以外で弾くほうがいいかも。


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