アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

息ぴったりトリオのディナーコンサート♪

2010年11月25日 | バイオリン
23日は、いつもバイオリンを習っている先生のディナーコンサートがあり、うきうきわくわく出かけてきました。

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だって、先生のだんな様(ピアニスト)にもお目にかかれるし…
ディナーもおいしいそうなので(^-^)

先生がおっしゃるには、「お店の人のリクエストで、チラシには『ゴージャス』って入れてるんだけど、ゴージャスではないかも。でもおいしいから」とのことで。

はなひめのテスト、クッキーハウス教室、ディナーコンサートと、やたら忙しい日だったので、予定の時間に出られずディナータイムにやや食い込んで到着。もうお店はぎっしりです。さして広くはない店内に並べられるだけ並べたテーブル、そこに「みっちり」お客さんが座ってゴハン食べてますから、通るのもたいへんです。

お客さんの数は四十数人、その中に自分とよしぞうと、それからヤマハ受付のIさんと、メゾフォルテさんとそのご友人、それとハッピーアンサンブルなどでご一緒した生徒さんがいるわけで、考えてみたらやたら知り合い率の高いコンサートですね。

で、食べ始めたら先生の言った意味がわかりました。見栄えは豪華ディナーってほどじゃないけどほんとおいしいの。中国茶のお店なので料理も中華系。でもコテコテ中華じゃなくて、つるつる入っちゃう(危険ともいう)。

コンサート曲目は、前半がクラシック、後半がポピュラーで、前半が終わったとき先生がちょっと話しに来て「あーあとは気楽だ」とかおっしゃってました。つまり前半は気の張る曲が多かったということですね。メンデルスゾーンのピアノトリオ(通称メントリ)は私の大好きな曲、憧れのまま一生どっちからも(ピアノでもバイオリンでも弾けず、合わせも難しすぎる、の意)届かない曲ですが、この三人はほんとに息ぴったり。高校のときからおなじみのメンバーだそうです。

後半のポピュラーミュージック特集は、先生のだんな様が編曲した曲を中心に組まれていて、平井堅とかいろいろあったんだけど、一番インパクトがあったのが「いいちこ」のCM曲だとかいう、私は原曲がわからないのですが、ピアノなしでバイオリンとチェロの曲。

壮大でおしゃれな曲に編曲されていて、緊張感のある音のぶつかりがほんとにかっこいい!! それでまたお二人の演奏がばっちりで、これ下手に合わせたら何をやりたいのかまったくわからないと思いますが(三度とか五度とかでわかりやすく合う曲と違うから)、すばらしかった。

アンコールはとても意外な、「ド、ド、ドリフの大爆笑~」で始まって、なぜかリベルタンゴに行くという聞いたこともないピアノトリオでした(o_o)

私は、先生に「CD作りますから!!」と言葉巧みに了解をとりつけて全体を録音させてもらったので、これから聞きなおせるんだ~いいちこもドリフも(^^)

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今日の弁当
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完璧サービスのピアノ練習室

2010年11月24日 | ピアノ
昨日は、子どもたちのピアノの先生のおうちでクッキーハウス教室。

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↑クッキーハウス例(先生作)

はなひめと、るんちゃんをまとめて連れて行き、私はレッスン室のグランドピアノを借りて待っているというのが恒例。今回の練習テーマは、12/5のオフ会で弾く選曲を固めること(←っつか、まだだったんかい)。

やっぱグランドで弾くと気分がいい~。今の迷いどころは、ショパンの前奏曲から3つ選んで弾くとして、真ん中に長めのを、両脇を短いのではさむと考えた場合、その真ん中は13番なのか15番(雨だれ)なのか、ということだ。

15番は、とりあえず弾くということで言えば、音も無理なく頭に入ってるし、破綻なく弾けそうだ。しかし、誰も耳タコくらいの曲だし…長いし。飽きられるかなぁ?? というのが心配どころ。

一方、13番は、やや弾きにくいところ、きちんと頭に入ってないところなどあり、人前で緊張しても弾けるかどうかが問題だ

と、両方を何度か弾きながら逡巡していると、クッキーハウス教室のほうからひとり、高校生の女の子が「聞かせてください~」と登場。え、聞いてくれるの、ってことで、観客になっていただきました。13番を弾いてみると、まぁまぁ弾けて、んーなんとかなるのかな(観客数1ですが)。拍手までしてもらって、じゃ次にもう一曲聞いてもらっちゃおうかな、と思っていたら、「まったくー、どこにいったのかと思った。次の説明するよっ」と先生に連れて行かれる(笑)

それでまた、しばらく弾いていて、寒いからなんかあったかいものでも飲みたいね、と思っていると、今度は先生のだんなさんがミルクティーを持ってきてくださって、「ここに置いとくね」と去っていく。なんでわかったんだぁ~

そこでありがたく、ミルクティーを飲んだり弾いたりしていると、おいしい紅茶を飲むときはやっぱり甘いものもほしいよね、という気分になる。すると、そこへはなひめがやってきて「クッキー焼けたのあげる」と焼きたてクッキー登場(o_o)

クッキーも食べて、またしばらく弾いていると、弾いてみているうちに、だんだんどう弾きたいのか混乱してきて、なんかプロの演奏を聞きたいなと思えてきた。それで、隣の部屋に行って先生のだんなさんに「ショパンの前奏曲のCDありますか??」と聞くと、さっと出してくれて(若いアシュケナージだ!!)、レッスン室で聞けるようにしてくださる。

懸案の13番を聞いてみると、私が携帯プレーヤーに入れているソコロフさんの演奏とはまたぜんぜん違う弾き方で、んーずいぶん幅があるもんだなぁと思う。それでまた弾いたり、聞いたりしていると、先生のだんなさん再登場。

それで、「今、13番と15番で迷ってるんですけど、どっちがいいですかね??」とふってみると、「ぼくが印象に残ってる曲は、15番と、あと4番だね。4番はね…」と、ショパンとサンドがマヨルカ島で云々というくだりの説明をしてくださる。嫉妬がどうこう(ピアノは弾けないけどクラシックファンで、LPやCDの解説を隅から隅まで読んでいる方なのだ)とのことですが、確かにすごく気持ちが揺れてる感じの曲ですよね。

4番とてもいいんですけど、シンプルすぎて自信が持てないっていうかね。人前で弾くとなると微妙な曲ではある。「4番と6番で迷うかなー。6番も暗いんですけど」というと、「暗いけど。もうちょっと、定まった感じがするよね」

というわけで、お茶・菓子・観客・オーディオ・曲解説・託児つきのグランドピアノ練習室。めっさおトクです(^^)

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今日の弁当
マクロ撮影になっててボケてる
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またろうのロボコン最終章

2010年11月23日 | ピアノ
またろうが中二のとき、国技館までロボコン全国大会を見に行き、その魅力に「やられた」またろうは、「いつかあの一階席(参加校応援席)に座らせてやる」という宣言をしたのだった。

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それから本当に、高専に入学して、ロボコンゼミに入り、そして全国大会へ。よくここまで来たものだと思い、感無量だった。しかし同時にほろ苦い気持ちも…

またろうと私は、一階席ではなく二階一般席に座っていた。一階席は数に限りがあるので、ロボコンゼミの学生と、それから、ピットメンバーの保護者ということになっていた。だから、私が二階席なのは当然なのだけれど、またろうが一階席に行かなかったのは、みんなと顔を合わせるのが気まずいから?? またろうは、この全国大会観戦を最後に、ロボコンゼミを辞めようとしている。

それはここまでの流れを見ていれば当然、予想できたことで、またろうからそのことを言われたときは特に意外には思わなかった。元々、体育会系ノリのゼミの中で、参加したい日の参加したい時間帯だけ参加し続けられるほうが不思議で、もっと中心へ飛び込んで行くか、さもなければ幽霊か、二者択一と考えるのが自然だ。またろうはしばらく前から居心地の悪さを感じていて、だからこそ次の居場所を求めてゲームサークルという話にもなったのだろう。

またろうは、表面上いたってふつうで、隣の見ず知らずの高専保護者には自分の知っている範囲で解説をしたり、私を相手にして予想に興じたり、ロボットについて論じたりしている。


全国大会では、地区大会と違って、アシモくんが一部の司会をしたりして愛嬌(?)をふりまいてくれる。同じ二足歩行といっても、アシモくんのなめらかさは高専謹製手作り品なんぞとは比べ物にならない(もっとも、かかっている金額もそりゃ半端ない(^^;;)。あのゆっくりした、でも本質的に人間の歩行と同様の歩き方をさせるのって、めちゃくちゃ難しいわけですよ。ゼンマイじかけでジージーいって動く人形みたいな、横に倒れないくらい幅広いつっかえ棒がついたやつを交互に出して歩くのは比較的できることのようですが。

でも、あえてアシモ型にこだわったチームもあって、「Accel(岐阜高専)」のロボットが、「アシモくん歩き」を始めたときにはえぇーっ(o_o)と思った。なかなかしっかりした歩き振りで、難なく合体ゾーンへ。そしてさらに思いもよらなかったことには、そのロボットを横倒しにして、「バイクの前半分」みたいのに組み込むんです。なんのこっちゃ。

さっぱりわからないと思いますが私の筆力の限界です。とにかく、そっからは「二足歩行バイク」になって進んでいくんです。二足歩行バイクったらいったい何、と思うでしょうけど、さっきのアシモくん歩きロボットの、肩あたりに二本足がもう一組ついてたと思ってください。それで、バイクみたいな音が出るの。これは、バイク音を出すために余分なモーターを積んでるっていうから念の入ったことです。

ところで、今回のルールって、なかなか相反する要求が悩ましいように作ってあって、ロボット単独で歩くところだけ考えれば、軽く小さくしたほうが速そうだけど、それじゃ人間が乗ってるのをひっぱる「リキ」がない。それと、背を低くしてしまうと、鍵を穴に通すのに苦労するしね。それで、高いの立てちゃうと今度はバランスで苦戦するってわけ。だいたい、鍵が一発で入るか入らないかというのが、ある程度偶然に左右されるつくりになっているのがふつうで、その可能性が高いところと低いところ、もっというなら、ダメだったときのリカバリー力に差があったという感じなんだけど…

昨日書いた奈良高専のロボットはそこを奇抜なやり方でクリアして百発百中にしてしまったわけ。もうひとつ思いもよらない方法で百発百中を実現したチームがあって、それが「Aruyo=Aruyo(仙台高専)」。発想自体はシンプルで、射出型にすれば高いアームとかが不要ってことなんだけど…え?? 射出型じゃ百発百中にならないでしょって?? そう、ほかにも射出型ってのはあって、地区大会ではいくつか見たけど、「ロマン」はあるけど確実性はないっていうかね。

それが、射出型で百発百中を実現しちゃったわけ。鍵の少し手前から、45度くらいに打ち出すんだけど、キューピットの矢みたいに、引っかかると戻らない感じにうまいこと作ってある。そうはいっても、しっかり狙わないといけないんだけどね?? 照準合わせの仕組みが、ほんとよくできてて、モニターを見て合わすと、百発百中いけるらしいんです。

ま、実際に百発やったらどうか知らないけど。実際、地区大会でも全国大会でも、全部一発クリアしてるんだからすごい。

今回のロボコン大賞はこの、百発百中マシン。アイディア賞は奈良、技術賞は岐阜ということで私の予想どおり(^-^) ほかは納得の行かない感じのところがいろいろあったけど…色モノ(プリン)で賞をもらったところがあって、だったらシンデレラ(東京高専)でもいいじゃんとか(^^;; シンデレラの衣装は地区大会からバージョンアップしていて、すごくよくできてたんですよ。

ともかく、これでまたろうのロボコンはすべて終了です。帰り、ロボットのことを熱く語るまたろうに、「心残りはない??」と聞いてみたら「もうすっきりしている」とのことで。熱中できるものに出会ってくれさえすれば、それがロボコンでなくてもノープロブレムですけど。またろうのロボコン最終章、完。そして次章へ。

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二足歩行ロボットに乗せた夢

2010年11月22日 | 高専生活
今年のロボコンのテーマは「ロボ力車(りきしゃ)」。一番素直な考え方は、人が乗った台車を、ロボットに引かせることである。

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…でもね。やっぱりどうせ二足歩行ロボットに運んでもらうんだったら、乗り込みたい。ガンダム、イングラム、ガンバスター、エヴァンゲリオン…というイメージは、すぐ浮かぶと思うの。やっぱり幼いころから繰り返し、形を変えて叩き込まれてきた「夢」だから。

作るのは難しいだろうし、それを安定して動かすってのはすごく難しい。けれども「ここにこだわりたい」というポリシーをとことん貫いて、現実のものにしてしまうエネルギーと技術…これが、「高専魂」(^-^)

そういう意味で、関東甲信越地区で見たマシンの中で、私のイチオシはVoiture(群馬高専)。スピードはないから優勝できないのはわかってた。でも期待にたがわぬ安定走行、全国大会でもほんとにかっこよかったよ。シンプルなフォルムと輝き、合体するときの動き、操作性、すべて美しい。そして、エキシビジョンでメタボなおじさんを乗せても(^^;; びくともしない信頼感。

しかしそのVoitureはかろうじて特別賞(安川電機)を取ったのみ。どんどん驚きのマシンが出てきて、ハイレベルな展開の全国大会となった。

Voitureタイプのマシンとして、並んでいたのは「Earl Quis(=歩く椅子、八戸高専)」。これはVoitureよりはるかにでかい。でかいけどVoitureより速い。シンプルな美しさの面で私の好みは圧倒的にVoitureだが、またろうによれば、ガンダム好きにはEarl Quisはたまらんだろうとのこと。「まさにモビルスーツ」。

デザインだけではなくてこのマシンの特徴は横揺れの吸収。二足歩行なので、足回りからいうとかなり左右にゆさゆさとしてしまうが、座面はその逆に揺れて、外からみるとどうなっちゃってるんだろうというくらい揺れて見えるんだけど、驚異の乗り心地を実現しているのだとか(エキシビションでこのマシンに乗ったアナウンサー談)。

そして、地区大会で一番度肝を抜かれたメカといえば、風車型の「歓声! Moment(産技高専荒川)」だが、今回なんといってもびっくりしたのは、鍵のお化けみたいな「隼(奈良高専)」。みんな、鍵を鍵穴に通すところで苦労しているわけだけど、このマシンは発想大転換。

まず「往き」のときにマシンが展開して、ピタリ計算された位置に鍵を差し出した格好で止まる。そのでかい鍵のお化けを置き去りにして二足ロボット本体は先へ進み(ルール上、マシン分離はあり)、人間を連れて、復路をやってくる…とおりすがりに、きちっとセット済みの鍵からぶら下がったパーツをがちょんと引けば、確実に鍵を通せるというわけ。えーっ、こんなのあり!? というインパクトのある見た目と、光るアイディア、そしてなんとスピードの方もすばらしく、一回戦22秒、二回戦22秒という安定した最速タイムを叩き出した。

たぶん、22秒というのはある意味「限界」で、この壁を超えたチームは今回存在しなかった。アイディアとスピードと安定感を備えたこのマシンが優勝してしまえば、もしかしたら優勝とロボコン大賞をダブルでかっさらっていたかもしれない。ところが優勝はここではない。三回戦、相手チームが22秒!! を叩き出したときこちらは25秒で負けてしまった。えーっ!! 一瞬のミスが勝敗を分ける。スピード勝負も熾烈になってきた。

この相手チームはRose Road(鹿児島高専)、結果的に優勝したチームだが、二回戦では38秒だった(それだってめっちゃ速いのだが)。各マシンは毎回同じタイムが出せるとも限らないので、どのタイムを出したときの相手が誰だったのか、偶然によってもどんどん勝者は入れ替わっていく。

Rose Roadは準決勝のとき、リトライがあって41秒、でもそのときは相手も一失があって42秒(!) 決勝戦もほんとう~にきわどいスピード勝負だった。相手もスピードに自信があるわけで、勝ちにいくなら慎重にばかりしていていいわけはないが、もちろん焦ってはいけない。パイロンにぶつかりそうになったとき、早めにあきらめて立て直しにかかったのが好判断で、それだともう勝てないのではと思われた瞬間、相手が鍵のところで手間取り、きわどく逆転した。自己ベストではない28秒。要は相手より一瞬でも速ければ勝ちなのだ。

つまり、メカの設計・製造・調整はもちろんのこと、走らせる前のちょっとした置き方であれ、操縦者の技術、一瞬の判断などすべての総合なのだ、タイムという結果は。結局、第一シードが優勝し、第二シードが準優勝。偶然のように見える勝負の積み重ねで、このような地区予選タイムどおりの結果になってしまうことに驚く。

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初心者限定! 練習しないで上達する発表会曲

2010年11月21日 | バイオリン
発表会の曲って、申し込みをするころ(数ヶ月前)に考えるわけだけど…

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ピアノならともかく、バイオリンの場合(つまり初心者の場合)、その数ヶ月間ずっとその曲を練習していてもしかたがない、と思うわけです。バイオリンそのものが下手だから弾けないのであって。その曲に専念するよりは、いろいろやったほうがうまくなるのが速い…かどうかはわからないけど、少なくとも無駄に飽きなくてすむ

なので、先月、「「サウンド・オブ・ミュージック」弾きます!!(録音有)」で書いたように、12月末の発表会で弾く予定の曲を一ヶ月ちょっと塩漬けしていました。

それで、そろそろ次回のレッスンには持っていこうかと思って昨日「封印」を解いてみたんですけど。

(1) もうすぐ17才
この曲での問題点は、
・ふんだんに出てくる半音のため、音程がとりにくい
・スラーでのポジション移動(同じ指で1st→3rd)の狙いが定まらない
・A線上「ド」(1st,中指)→E線上「ド」(3rd,薬指)のジャンプのあと、「ドシbラ」の音程がとれない
というところだったのですが、一つ目と二つ目はずいぶん改善していた。三つ目はあんまり改善していなかった(-_-;; これはこれに特化した練習をしたほうがよさそう。

あと、上記の「音が取れない」という問題が解決しないと、言ってもしょうがないので挙げてなかったけど、「強弱(ニュアンス)がつかない」という根本的な問題がある。3rdポジションでフォルテっていうのがどうもね。現状は、音の高さの都合ドリブンで強弱が決まってしまうというか(^^;;

(2)ひとりぼっちの羊飼い
この曲での問題点は、ひたすら、
「レイオロレイオロレッヒッホー」
「レイオロレイオロロー」
の移弦です。特に「レイオロレイオロロー」のほう。超忙しい移弦をしつつ、指ずらしまで入るという難物。

この曲を、「有効範囲のテンポ」で弾くのは無理では!? というのが、10月時点での感触だったが、この点はだいぶ改善していた。そういえば移弦の練習は教本でさんざん出てきたところだし、あと最近の「歌う曲」ラッシュで、弓使いそのものに慣れたというのもありそうだ。

とにかく、弾いていて「自由度が増えた」と感じた。テンポがどこまで「あるべき線」に近づくのかはよくわからないが…

まずゆっくり、音がつぶれたりしないできれいに弾けるテンポを調べると、「四分音符=80」だった。そこから、1~2度弾いてはメトロノームを1目盛り上げる、というのを続けていって104くらいまでは行った。メトロノーム表面の表示によればここいらへんから「Moderato」ゾーンに入っているのだが、聞いた感じはまだぜんぜん足りないようだ。

それからしばらく、「今は弾けてないけどとりあえず」の線で実験し、126くらいなら聞いていて許せる線になるし、最終的にはその線くらいに行けるのではという感触を得た。

…というわけで、「塩漬け作戦」はなかなか有効なようで…しかしポジション移動…

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