アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ジャグリングと剣玉と

2010年11月20日 | 中学生活
高専の文化祭に行ったとき、意外にとってもよかったのが「ジャグリング」。

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特に私の心をつかんだのが「ボール」の演技である。たとえばこういうたぐいの。
3ボール ジャグリング
何がどーなってるのか、わからん。この滑らかな動き。いいですね~

文化祭で、ジャグリングのパフォーマンスが終わったあと、道具を貸してもらって「昔取った杵柄(←ただしお手玉)」と思ってやろうとすると、ボールはでかくて重くてつかみづらいので、お手玉感覚で三つはできない。ジャグリングの基本投げ(カスケード、というらしい)でなんとかかんとか…何回かは投げられるけどすぐぼとぼと落とす。

重いからけっこう全身運動になって(ふだん、どんだけ運動してないんじゃ、という感じだが)、しばらくやってるとぽかぽか血の巡りがよくなる。隣で、はなひめもボールを二つ借りて熱心に投げている。

それで、はなひめのバレーボールは早めにやめちゃうし、その代わりといってもどこかに行くのはたいへんだし、ジャグリングって隙間時間に家で遊べるし練習すればちゃんとうまくなるものだからいいかも!! と思ってすかさずクリック。

二セット(三個×2)買ってやっていると、ほかの家族もわらわら寄ってきてなんだかついやってしまう。よしぞうは「ボケ防止によさそうだねぇ」。でしょ(^^)

しばらくやってみると、我が家の中では私とこじろうがそこそこできて、よしぞうとまたろうが下手であることがわかった。これは、脳みその配線の特徴の差で、もともとわかっていたことでもあるけど、こじろうは熱心に練習するのですぐうまくなるってのもある。

ジャグリング熱から飛び火したか、どこかにしまいこまれていた剣玉も出てきた。私も「もしもし亀よ(ゆっくり)」と「とめけん」くらいできるのだが、こじろうはむちゃくちゃうまくなっている。カッコッカッコッと、すごいリズムよく「もしかめ」をこなしていて、「とめけん」の成功率も昔とは比べ物にならない。

家にあった剣玉は、「剣玉協会公認」のものだが、紐が一度切れて無理に結んであるものだから、妙に短い。それで、紐を替えたいと思ったのだが、そんじょそこらの紐ではどうも太さやじょうぶさがうまくいかないようだ。

そこで、ぎどんさんと昼ごはんを食べたときに、「紐だけで売ってないかな??」と言ってみたところ、なんと翌日には「公式剣玉+予備紐」のセットを持ってきてくださった。おうちにあった在庫(だんな様が剣玉協会の人)で、だんな様がいうには、「店に卸したやつじゃなくて、剣玉協会に納品したのだから『いいやつ』だよ」とのことで、つまり、形や穴の精度が『いいやつ』ということらしい。ありがたくいただいて持って帰る。


予備紐を古いのに付けると、家の中ではボールも剣玉も二人が同時にできる体勢が整った(^-^)

こじろうは新しい剣玉をカッコッカッコッやってみて、確かにやりやすいとかなんとかいっている。ふと思い立って「左手(こじろうは右利き)」でやってみたらもしかめが六回できたとかいって、それから練習して、みるみるうちにうまくなり、左手でもスムーズにもしかめととめけんができるようになった(o_o)

というわけで、にわかジャグリングブーム、いつまで続くか。というか、こじろう的マイブームに終わりそうな予感もあるが(^^;;

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またろう画 理一のアバター
本物とほとんどおんなじなんだけど微妙にまたろう風になってる
(参考: サマーウォーズアバター設定)
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「正確に」リタルダンドするには-バイオリンレッスン(44)

2010年11月19日 | バイオリン
今回のレッスンは「57 メヌエット(ベートーベン)」から。

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ここいらへんから後、二巻の最後まではなんの説明も基礎練習もなく、ひたすら曲があるだけ。何か自主的にセヴシックでも混ぜて持っていったほうがいいのかもしれないけど、ついレッスンの時間めいっぱい曲を弾きたくて(^^;; 何もしてませんが。

ま、自分で弾いておけばいいのか…

ベートーベンさんの曲は、こんなちょろっとの曲でもなんか無駄に堂々としているというか、ドミソドミソ~な感じです。おもしろい曲?? かというとそうでもないんだけど(少なくとも聞いていてそんなに楽しくないと思う)、弓の使い方としては難しい、おもしろいという感じ。

フォルテとかフォルテッシモのときに弓をたくさん使うというのが自分的にはこの曲のテーマだなと思うのだけど、これが難しくて。先生がやると、スタッカートであってもスーッと長めに弓を使って美しくて強い音が出るんだけど。私がやると、長く使おうとすると音が裏返ったり、強い音を出そうとすると強く押し付けちゃって濁ったり、どうも難しいですな。ともかく先生もそんなに好きな曲じゃないらしくて、たいして弾けてないけどマルもらいました(もういいや的な)。

今回のメインは「58 ガボット(リュリ)」。前回はスラーの処理とかの説明がちょろっとあっただけなんだけど、今回はフレーズのまとまり、強弱と弓の配分についてつっこんでいく。だんだん曲らしくなってくるとほんとに弾いていても気持ちいいです。

おもしろいなと思ったのが、「リタルダンドの作り方」。ただゆっくりしていけばいいと思うと不正確になるというか、不正確って何なんだよこの場合というツッコミはあるでしょうが、遅くなり方に説得力がなくなってしまうというのかな。

なので、拍の数え方をだんだん細かくしていく。

二分音符で数えていたのを、次の小節では四分音符、次の小節前半では八分音符、後半では十六分音符で。
ターンターンタンタンタンタンタタタタタタタタタタタタ
と刻んでいくと自然にゆっくりしやすい。



もうひとつのポイントは、音階っぽいところをエチュードみたいにしないこと。これは前回も言われたんだけど、そのときは「まとまり」を考えて細かいさりげない隙間を空けることをメインに言われた。今回は、音程の盛り上がりで大きく、ということで弓の幅も広くしていく。



おー、曲っぽくなった(^^)
これは次回仕上げということで。

次は「59 ロマンス(リーディング)」も見てくるということでちょこっと説明。この曲は、どこが難しいというんじゃなくて、どうフレージングするかという、歌い方の問題になってくるらしい。

ところで、この次の曲は「ガボット(リュリ)」ん?? さっきあったよね?? この書き方じゃ、「ノクターン(ショパン)」みたいなもんで、だからどれだよってレベル。アバウトですね。

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こじろう これもひとつの成長か

2010年11月18日 | 中学生活
ここのところずっと、私の注意力というもののほとんどは、またろうおよびはなひめに振り向けられていて、こじろうは何をどうしているのやらさっぱりわからない。

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←近々ある中間テストも自力でできるといいねぇ

別に、こじろうがいつの間にか自立して「無事にやっている」というようなことはまったくなく…

こじろうが家を出た後、ふと気がついたらきちんと包まれたお弁当がそこに、とか。キッチンのカウンターとか、動線上に置き忘れられているならともかく、リビングの壁側の棚の上という、キッチンからかばんまで運ぶ途中ではまったくないところにあるのが解せない。

お昼は自腹を切って学食で食べたそうだ。弁当は冷蔵庫に入れておいたので、家に帰ってからレンジでチンして食べ…夜ごはんは夜ごはんで食べ…あれ?? 勘定合わない(^^;;

部活動具を忘れて家を出て、猛ダッシュで駆け戻って取りにきて、「えーっ、もう間に合わなくない!?」といったら、「間に合わせる!!」といってすごい勢いで走っていったり…結局、遅刻の届けを書かされる時間ではなかったらしいが、その前の読書タイムとやらには間に合ってなかった模様。

どうしても休日のうちに仕上げなければいけない宿題があるのに(しかも、全力でやって間に合うかどうかというくらいせっぱつまっている)、その前日に学校から持って帰るのを忘れてたり。これについては、どうしようもないので休日の朝、学校まで取りに行った。わざわざ制服に着替えて往復入れたら二時間くらい、貴重な時間をつぶしてまったく何をやっているのやら。

小テストについても、予告されたらすかさず準備すればいいものを、何もしないで当日を向かえるので(教科書やノートも持って帰ってない様子)、しかたないから朝早く学校に行く。

…とまぁ、こういう具合に、間抜け度合いにおいては中一のときと比較して何の変化もないようだけれど、ひとつ重要な点がある。間抜けをしたらその後始末はなんらかの形で、
・夜中までかかって仕上げるとか
・猛ダッシュするとか
・自腹切るとか
・朝、早出するとか
・休み時間につじつまを合わせるとか
・傘がなく濡れて帰るとか
・先生に頭を下げてもう一度プリントをもらうとか
なんとかつけている。

「マズい!!」という事態になったとき、親に頼るでなく、踏み倒すでなく、自力で後始末をするならそれもひとつの成長といえるだろうか。もっとも、踏み倒してないのかどうかは母にはまったくわからないけど、なんとなく気配で前ほどは踏み倒してないんじゃないかという気がする。電話かかってこないし(爆)

ま、がんばれ。今日も早く行くというので、お弁当作りを放棄してお金で渡すという「協力」をした母であったが、こじろうは目覚ましが鳴ってもなかなか起きられず、結局出て行ったのは「弁当作れたじゃん」という時間(-_-# その、「なんとか」は間に合うのだろうか。

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さりげない流れに浮き立つ旋律…ショパン前奏曲No.11(録音有)

2010年11月17日 | ピアノ
あ、タイトルは、「こういうふうに弾きたいなぁ」という願望です。あくまでも(^^;;

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←忘れてませんよ、前奏曲。ただ、弾ける曲がなくなってきただけ

この曲集が24曲ある中で、いちおう当初の目標は「半分」の12曲なのですが、その手前で既に弾けそうな曲が枯渇してまいりました。今回のNo.11は無理やりというかなんというか。

たった1ページの曲です。何度も練習したってたいした時間はかからないんだしね、なんとかなりそうなもんだけれども、これが。そもそも「Vivace」って書いてありますからね、快活に、元気よく、そしてlegato(スラーもかかってますがわざわざlegatoとも書いてあるんです)。決して、どたどたと、とぎれとぎれに、必死な感じで弾いちゃいけない…と思う。

でも、私が弾くとどうしても「必死」感が漂うんです。速い系の曲はね。どうしても。

前回のNo.21をアップしてからずいぶん経ってしまいました。これ以上粘っていてもあまり改善の見込みがないので、あきらめて録音したのがこちら。

ショパン 24の前奏曲よりNo.11

この曲って、フォルテとかピアノとかの強弱記号がまったくない。松葉はあるけど。でも平板なのでは決してなくて、明らかに一番盛り上がるところというのがあって、



ここは、めっさ強いということではないけど、悲しいくらい美しく弾きたいところなんだ。気持ちだけね…

ここに限らず、この曲の場合、右手と左手がいっしょになって伴奏形を作ってるような感じなんだけど、でもその中にちゃんと旋律がある。で、タイトルのように「さりげない流れに浮き立つ旋律」というふうに弾きたいものですよね。

どたどたしちゃうのは、まぁしょうがないので(-_-;; あとはペダルとかね。工夫すれば少しよくなるのかも。ペダルを一小節踏むのか、二小節踏むのか、踏まないのかについて楽譜にはきちんと書き分けてあるんだけど、踏まないとなっているところ、律儀に踏まないでいると下手さが目立ってしまうのでちょっとどうにかしたほうがいいと思い、薄く踏んでみたりしてます。

これで11曲弾いてみたわけです。つらつら思い返すと、ほんとにバラエティーに富んでいる曲集で、ひとつずつほんとにいろんな発見がありました。このまま全部弾けたらいいのですが、アリエナイので(^^;; 次回(いつ?)、12曲目にて完結編ということで~

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今日の弁当

あれっ、きんぴらごぼうが上段にも下段にも入ってる…
ちょっとずつ隙間があいたもんで(^^;;
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またろうの自律を探す試験一週間前

2010年11月16日 | 高専生活
試験一週間前です(24日から)。先日の記事にあるとおり、「親は口出ししない。自分で決めて自分でやる。記録はつける」という申し合わせになったまたろうは…

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←そういえば、またろう作ゲームの主人公ってけっこう勉強してたような

11/10 現国 0.5 プリント(モード化する社会)
11/11 でけてない。
11/12 現国 1.5 こころ
   化学 0.5 異性体
   公文 0.5 56前半
11/13 Reading 1.0 分詞、不定詞 ←個別塾で
11/14 政経 2.0 独占、寡占
   機構学 1.0 自由度、瞬間中心
11/15 化学 1.0 ベンゼン
(数字は時間を表す)

ま、たとえば記録上1.0とあったからといって、途中横道に逸れていなかったかとか、ノートをぼーっと見てただけで手を動かしてないのではという疑問は当然浮かびますが、その点はこの際、置いておくことにしましょう。

それにしても。通常時、親が声かけしてやらせるときは、平日一日で
公文 0.5
漢字 0.5
英語 0.5
が標準だとすると(やや希望的な線だが)、それよりだいぶ割り込んでいたりするのはいかがなものか。

「今日は何をする予定なの??」「ご飯前にいくらか済ませちゃったら??」などと声をかけたいのはやまやまなのだが、「催促しないっていったのに!!」と反発を食らうのは目に見えていたからスルーしてきたのだけど…

昨晩、またろうが、「化学1.0」とだけ書いて、「じゃ、ぼくは寝るわ。おやすみ~」と立ち去りかけたときに、思い切って声をかけた。
「お母さんは、テスト勉強については、またろうの裁量に任せるっていったよね。その中で、今日テスト勉強を三時間、四時間やりたいから公文は割愛したいっていう場合はあると思うし、それはそれでいい。またろうが考えた優先順位でやっていいよ。でも、テスト勉強をほとんどしない日で、ほかの遊ぶ時間はたっぷりとってて、公文もできないのはおかしくない??」といったら、

やや気まずい沈黙のあと、「うん、わかる。そうだね」とまたろう。
「何か手助けがほしいところはある?」と聞くと…
この「手助け」は、勉強をするための時間枠を設定して、その間はこじろうやはなひめを遠ざけるとかそういう環境または声かけのことを意図していたんだけど、またろうは「ちょっと、ある」といって公文のプリントを出してきた。

公文には手をつけたものの、一枚分くらいやったところで、解法がさっと見えない問題に当たったら容易に頓挫したらしい。

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n を正の整数とする。

-----------

考えて挫折したのか、やりもしないでやめたのかがわからなかったので、「まずちょっと自分で見てみ。わかんなかったらおいで」といってしばらくほっておくと、xをなんと置くかで試行錯誤してるらしい。なんか歌が聞こえるのは、機嫌よく問題に取り組んでいるしるし、だと思う。

しばらくして、「やっぱりわからない」と来たので「x = ルート(2/n) と置いてやってみな」というと、「えーっそんなのあり??」。なんか、ひっかかっていてnが入ったのを使えなかったらしい。

そこからはしばらくしこしこ解いていて「できた!!」。じゃ、ここまでで寝る?? と聞くと、切りが悪いから、とそのページの終わりまでやっていた。

実際に勉強をしているときのまたろうは、決して嫌々というふうではないし、ちゃんと勉強をすることができていると思う。その状態になるのが、自力きっかけではなかなかできないとすると…ただ記録だけつけさせて放置するのが正しいんだろうか?? 悩む…

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今日の弁当


またろうが勉強でなく何をやってるかっていうとたとえば

これをパソコンに取り込んでからの加工とか試してるらしい
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