アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

改めて「耳をすませば」を見る

2022年08月15日 | ピアノ
先日、二台ピアノの練習をしたついでに「耳をすませば」から数曲のさわり程度を聞いてもらったんだけど…

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「耳をすませば」見たことはあるけどよく覚えてないから、
どの曲がどんな情景なのか説明があったほうがおもしろい

といわれ…

そりゃそうだな。と。

というか、自分でもそんなに覚えてるわけじゃないし(^^;;

「語り」がうまけりゃ弾いて説明して、でもいいけど、しゃべったり弾いたりって絶対できないと思うし、まぁ説明作ったとしても紙で配るんだろうな…

で、見直しながら、

どの場面からどの場面までどの曲が流れてるかとか…
曲のテンポ感とか、使われている楽器とか(音色)
楽譜には書かれていない音とか。

チェックしてみたら、うん、そんな細かいこと気にしないで見てたから、けっこういろいろ「そうだったのか!」って感じで。

曲が一曲丸ごと、音楽を観賞するものとして流れるわけではないので、場面に合わせて、ふと小さくなったり、途切れたり、物語上の効果を持つように合わせられている。

オリジナルサウンドトラックと最大限似せた演奏にしなければいけないというわけでもないし、
クラシック音楽のように楽譜から読み取れることを最大限尊重しなければいけないというわけでもなく、
両方を参考にしながら、どう弾くかを考えればいいよね。

と思うとおもしろくて…

あ、いや、説明を考えるつもりで見始めたんだけど。

それは当然、どう弾きたいかということでもあるんですね。

----- 今日の録音
「耳をすませば」より「エルフの女王」
見直すより前に弾いたんだけども。テンポ感だいぶ違った。

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ガチ勢に気圧されるレアチャレ

2022年08月14日 | ピアノ
かつさん主催、第六回、レア・ピアノミュージック・チャレンジ♪が始まりました~ぱんぱかぱーん

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Vol.1
Vol.2
Vol.3

私は「Vol.2」で、地味~に参加しております。

何が地味って、グラナドスが地味とか曲が地味というわけではないのですが、なにしろ「レア」チャレですからね?

グラナドスはみんな知ってるだろうけど
バッハショパンベートーヴェンほどみんな弾かないし
中でもこの曲を弾いた人は「生で」(練習会や発表会)みたことない

くらいの「ゆる~い」基準で参戦しておりますが、企画の趣旨からいえばギリギリ。地味。。

演奏も、練習する時間がなかったから、地味(-_-;;

今日の午前中は、断続的にレアチャレを聞きながら過ごしてました。ピアノ弾く、レアチャレ聞く、ピアノ弾く、レアチャレ聞くみたいな感じで。

そしたら、みんなの「レア」は、ガチの「レア」で、作曲者名から知らないのオンパレードです。

フィビヒ/Remy Clavers/トマス・テレフセン/村松健/清瀬保二…

「ブルーメンフェルト」については「作曲家としてはそんなにレアな方ではないかもしれませんが」と書かれています。そうなの? 私まったく知らんけど…

クラシック曲のクラシックたるゆえんは、時代を経てもなお残っている(よく演奏される)ものはおしなべてクォリティーが高い、ということだと思うのですが、
では、現在あまり取り上げられないものはくだらないものといえるかというと、そんなことはありません。

なんか、はずみで、というか良い曲だけど忘れられていることはあるもので、なにしろ楽譜がかろうじて残っていても、演奏され、人の耳に届かなくてはなかなかその魅力が伝わらないですからね。

音源のない佳品の発掘…

これは、ロマンですよ。しかも、アマチュアでも、ある程度は貢献できる分野です。

楽譜自体が入手しづらいという場合は難しいかもしれませんが、良いわりに知られていないという程度であれば多くの曲が当てはまるでしょう。
それを、自分なりに「ほら、いい曲でしょ?」と弾いてみせてその魅力を伝える。

聞いた人は、「いいな」と思えば弾いてみて、また別の人に伝える。

それがうまく回れば、新たな「クラシック」の誕生です。もちろん現代作品であればそのような過程をたどっていつかクラシックになったりするのでしょうし、古い時代のものでも発掘して磨けば(魅力を伝えるような演奏をする人が増えれば)クラシックの仲間入りをするかもしれません。ロマンですね。

今回は、作曲者名はまぁ知ってたけど、そんな小品があるんだ! とびっくりするようなものが印象に残りました。

山田耕作、キュイ、林光、武満徹…特に武満なんて、「ピアノのおけいこ」委嘱作品として子供用のピアノ曲書いたというのが「おぉ」なんですけど。
聞いてみての感想…「これ、子供が弾くの? むずくね??」

まぁ確かに面白い曲ですね。あんまりふつうでないというか…

あと、ツェルニーの「ロマンス」とか。こんな曲を書くんだ、という驚き。


みなさんが真摯にコツコツ宝探しをしていることがよくわかって胸アツなイベントでございました。

自分が弾きたいかということでいえば、林光がいちばん気になりました。
「良いわりに知られていない」というと、邦人作品はけっこう狙い目かもしれませんね。


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発表会@奏楽堂

2022年08月13日 | ピアノ
伝統あるホールで、とても雰囲気よく、ピアノは最高。

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設備はちょっとだいぶ、最新式ホールとは違うので、暑かったり、外の音(蝉の声や雨の音)が入ってきたりですが。まぁそれも味ということで。



ピアノは新しすぎず古すぎずこなれたスタインウェイで、とても弾きやすいです。鍵盤表面の手触りがちょうど好みなんですよね。
なので、本日量産したミスタッチはまったくもってピアノのせいではありません。

ちょっとした事故もありました…プログラム上、私の直前の人がキャンセルで(それは知ってた)、別の人がそこに入っていたのですが私はそれを知らず、前の前の人が弾き終わったときに自分の番だと思って出てしまったんです。そうしたら椅子が思ってるのと違ったのですが(ベンチタイプでなくトムソンだった)、それで弾けないことはないのでそのまま弾き始め…

ただそれは、椅子がちょっと、座り心地よくないだけで、自分が順番間違えたとは露知らずw 堂々と弾いていたので別にそれで動揺して間違えたというわけではありません。

なのに、なんでそんなところをそんなふうに間違えるかな?? とよくわからない感じでいっぱいやらかしました。
とはいえ、それで特にめげることもなく気分よく弾き進めることができたのはよかったです。ピアノが超好みだったので♪


録音機を忘れてしまって、スマホで舞台袖で「録画ボタン」押していちおう録音してみたんですけど、聞いてみたら音質が悪いこともさることながら、
・天井がずっと映っている動画である
・ボリュームがすごく小さくて聞きづらい

ということで「これをどうすれば??」と思ったのですが、さきほどshotcutと格闘したらなんとか、スマホでとった動画の音声部分と、舞台を写真に撮ったものを合わせて動画にすることができました。音量調節の方法もわかりました。大きくすると音割れするだけでイマイチなんですが。

いちおう記念に貼っておきます:
ショパン/バラード第三番@奏楽堂(低音質)

傷多めで録音で聞き直すのはかなりツラいものがありますががんばって聞き直したところ、たいていこんな感じであれこれコケていくと、どんどん焦って緊張が高まって崩れていくことが多いのですが、ラストに向けてむしろ持ち直していけたところが自分的にはよかったと思います(前向き)。

あと、部分的に雰囲気いいところもあった。

来週もう一回バラ3弾くので、今度は録音機忘れないで行こう。

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「夏だ!海だ!サメだ!」開幕

2022年08月12日 | ピアノ
空音舎の企画で「夏だ!海だ!サメだ!」というオンラインイベントがありまして、

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私も参加させていただいてます♪ (米津=かてぃん/海の幽霊)

さきほどこのバーチャル空間を行きつ戻りつしながら、手あたり次第にクリックしておりましたが
「あっ、これさっきのサメだったか…」
とかやっていてちょっと迷子になった、というか面倒になったので(おい)

さきほどから始まりました
「サメと行く!真夏のオンラインパラダイスツアー!全部観せます!」
というYouTubeライブを見ております。



サメの後頭部がキュートですね。

このライブをつけておけば、自分が操作しなくても次々演奏が聞けるというわけで…

…このLive、残しておいてくれるのかな? 残るのであれば「かけっぱ」に便利です。

もちろん自分で探検してみていろいろクリックしてみるのもいいんですが…

自分で探検する場合は、一部屋に一曲あるという感じで、宝箱とかそういう目立つものをクリックすれば曲がみつかるようです。
ほかにも目立つものをクリックすると、なにか出てきます…マーラーさんとか猫とか

バーチャル空間のモデリングは空音さん、曲やイベントをマッピングするのはやまねこ合奏団(shigさん夜毎屋さん)がやっているそうです。

「夏」「海」「サメ」というテーマで、まぁ「夏」「海」はいろんな曲があるけれど「サメ」は!?
と思ったのですがけっこう複数エントリーされているものだなと。

というか、サメって愛されてますね~人類に。そういうものだっけかな

とても多彩な動画が集まっています。
ピアノ、チェロ、バイオリン、リコーダー、インディアンフルート、歌、テルミン、ギター…
音楽じゃないのもありました。サメグッズとかw

YouTubeライブみて、せっかくこういう企画してもらうんだったら動画に絵とか入れればよかったーと反省しました。

----- 今日の録音
ベートーヴェン/ピアノソナタ第31番第三楽章
* ぜんぜん夏らしくはない

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オミクロン株「対応」のワクチン

2022年08月11日 | 生活
8月8日に第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会があり、そこでオミクロン株対応のワクチン接種が10月中旬以降に開始されることに決まったそうです。

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現在、使われているワクチンは武漢株のスパイク蛋白をターゲットにしたものですし、
一方、蔓延しているオミクロンはずいぶん違うものになっていてあまり効かないので、新しいワクチンを作ろうとするのはよくわかるのですが…


第34回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料2
(図中の赤字は見やすくするためアンダンテが記入したもの)

第六波(2022年初の)がBA.1
第七波を作っているのはオミクロンといってもBA.5
…でしたが今回のものはBA.1用です。正確にいえば武漢株とBA.1の二価。

BA.1とBA.2ならまぁまぁ共通するところもあって、合わさって第六波を作りつつ、ちょっと切れが悪いなというくらいでしたが、
BA.1とBA.5は、1のほうに実際かかった人も5にかかることがあるといわれるくらい違うウイルスです。

なのに今からBA.1ですか。しかも秋に流行しているのはBA.5ですらないと思われるのに(何になるのかわかりませんが)。

まぁ常に変異するタイプのウイルスに、ワクチンで対抗するのは常に周回遅れになり、元々無理とされていたわけです。それが、mRNAワクチンは速やかに開発製造できるので云々で、確か年初あたりはオミクロン対応ワクチンすぐ(三週間とか)できるとかいっていましたよね。それがなぜ今までかかっているか…

とりあえず作るところまではできていたのですが、それを使うとなると目論見通りにはいかないところがあったようです。今年2月のこれとか
mRNA-1273 or mRNA-Omicron boost in vaccinated macaques elicits comparable B cell expansion, neutralizing antibodies and protection against Omicron
サルを使った実験で、二回の武漢用のあと、オミクロン用でブーストしたけど免疫つかなかった

「抗原原罪」として知られる現象で、初回に遭遇したウイルスが強く記憶されてしまい、変異株に感染しても初回のウイルスへの免疫反応が起きてしまい、変異株へうまく反応できなくなることがあります。

それを回避するためか、人間はコロナウイルスに対しては(たとえばアデノウイルスなどに比べて)あまり抗体を作らない性質があって、細胞性免疫や、あるいはそれ以前に自然免疫で退治することをメインにしているようなのです。しかし今回はワクチンという手段でもう違う路線に乗せてしまったので、ここからどうするかを考えるわけですね。

二価ワクチンにしたところがたぶん工夫なのですが、そうするとどううまくいくのか、私の調べた範囲ではよくわかりませんでした。

ワクチン推奨系の専門家もちょっともやっとした言い方をしています。

オミクロン対応の新ワクチン「BA5への効果は限定的」ワクチン専門家
「BA1に比べるとBA5では、少なくとも抗体というレベルで見ると1/3か1/4くらいしか効かないといわれています」

上に貼ったNHKの記事にもありますが、アメリカはBA.1用ワクチンを開発・治験・製造させておきながら、「今流行ってるのと違う。BA.4/5対応の作って」ということで使わないそうです。そこで余った(?)ワクチンを日本が買ってくれたのでたいそう助かったことと思いますが、今からBA.4/5対応のを作ったところで、打てるころには違うのになってるでしょうからどちらでも大勢に影響ないような気もします。

下のグラフは、百万人あたりの新規感染者数(七日間平均)を、日本と、世界平均で示したものです。

2020年初頭から今まで、七つの波はいずれも世界全体平均ときれいに同期していて(日本に入るまで間がある分、微妙に遅れているけれども)、新しい株が出れば波ができて、あらかたかかり終わると引いていきます。ワクチン、マスク、人流など、ほとんど関係なく、上がるときに上がり、下がるときに下がります。しかし、2021年夏を境に、それより前は世界平均より波が小さく、その後はどんどん大きくなっているのが日本です。

日本は、ワクチンもマスクも世界トップクラスの優等生ですが、それで良い結果を出せているとはとてもいえません。
「結局かかり終わらないと終わらないのではないか」

Immunological characteristics govern the transition of COVID-19 to endemicity
「いったん流行期に達し、小児期に一次感染すると、SARS-CoV-2は普通の風邪と変わらない毒性を持つ可能性があることを示唆する…」

それだったら、ハイリスクグループのみワクチンで守っておいて、それ以外の人はふつうにかかっておけば今頃「ふつうの風邪」として扱えるようになっていたのでは??
…というか、現在既にそれでいいのでは??


静岡県の新型コロナウイルス感染症者発生・入院等の状況

デルタまでは「肺炎になりやすい」という性質から、ある程度以上の年齢層にはそれなりに怖い感染症でしたが、オミクロンはまったく性質の違うものになっています。

もしオミクロンが最初に現れていたら全然騒いでなかったと思うのですが。

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