ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

やっと家に帰る

2010-02-08 19:59:59 | 姉さん
姉は見違えるように、元気になったので家に帰る事にした。

しかし、本当にビックリした。まさか、あの元気一杯の姉が、誰よりも健康そのものだった姉が。急に入院したその週末にも、友達と泊りがけで山に行く事にしていたという。

入院した近所の総合病院で、診察してくれた女医さんに「初めて見る症例です」と言われ、隣の市の大きな病院を紹介された。

手術をして下さった先生の説明でも「珍しい症例です。」と言われた。

「さすがはねーちゃん!」と、翌日ハッキリ目覚めた姉に言って笑った。

皆に、「手術後2~3日は痛みで苦しむわよ」と言われ、覚悟していたが、手術した夜も良く寝ていた。看護師さんが何回か見に来て「痛くないですか?痛かったら痛み止めを出しますよ。我慢しないで」と。

結局、付き添っていた私は楽だった。

手術後の翌日は、「ベットから降りないでください」と言われ、ほとんどウツラウツラしていた。私は本を読んだり、音を小さくしてテレビを見たり。

二日目は、歩くように言われて手伝ってユックリと廊下を歩き回った。本当に手術したの?と言うくらいにしっかり歩くので、看護師さんもビックリしていた。

普段、鍛えていたからかしら。

病院では、相部屋だと見舞いの人は病室のフロアに入れない。面会室や談話室で、患者と話をする。

その点、個室は自由だったので、おしゃべりも存分に出来るし、見舞いの人も制限もなく入れた。

私は折りたたみのベットを借りてずっと姉と一緒にいた。看護師さんに「今日も泊まりですか」「はい、住みついています」と。一緒に笑った。

シャワーも付いているし、食堂もコンビニもあるし、暖かいし、姉は穏やかだし、日々の雑事から解放されて、読書三昧で、姉には悪いけど、私にとっては良い骨休めになった。

先生の説明では、「本当に初期の段階だったので、安心して下さい」と言われた。「ただ、詳しい検査の結果は一週間後に出るから、それを待ってこれからの治療法を考えましょう。」と。

姉に、どんな人でも、先の事なんて分からないのだから、考え込むのは止めようね。医者が大丈夫と言うんだから大丈夫よ。これからの人生はお互いに楽しい事を考えて行こうねと。

来月、姉夫婦と私達夫婦と、温泉にでも行く事にした。

ねーちゃん、人生を楽しもうね。

コメント
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