私は柑橘類が大好きで、色々な種類を食べる。
去年のいつ頃だったか、沢山、種が入っていたので、植木鉢に植えた。多分、清見オレンジだったと思うのだが、それっきり忘れていた。
ある時、芽が出て来て、「何の芽だろう」 と、水をやりながら考えた。
アボガドの種を植えた時も、忘れた時に芽が出て来て、何だろうと悩んだ。未だに、何の種を植えたのか分からないのがある。大きくなれば分かるだろうと水をやっている。
だから、何枚も葉が出て来て、「もしかしたら、ミカンかも」 と思った。
そうなら、アゲハが卵を産むかしらと楽しみになった。
以前、山椒の葉にアゲハの幼虫を見つけた時は嬉しかった。「大きくなってね」 と、毎日水をやりなら声をかけていた。ほとんど葉を食べつくした頃、そろそろ、明日にはサナギかな、とワクワクした。
翌朝、可哀想に、鳥に食べられたのだろう、いなくなっていた。
ミカンの葉には、2匹の幼虫がいた。

毎日毎日、少しずつ大きくなって行く。
ところが、ある日、緑色の幼虫に脱皮した時、一匹しかいなかった。下に落ちたのか、鳥に食べられたのか。それとも、近くの鉢にカマキリがいたので、カマキリに食べられたのか。

だから、アゲハの鉢は違うベランダに移した。そこなら、大丈夫だろうから。
息子が幼稚園の頃、アゲハの幼虫を持ち帰って来た。初め、気持ち悪かったけど、水槽を買って来て飼ってやる事にした。社宅の隅に大きなミカンの木があったので、毎日息子と葉を取りに行った。
水槽の中は、黒や青の幼虫が沢山、這い回っていた。毎日見ていると不思議にだんだん可愛くなって来る。
幼虫はサナギになり、アゲハになり飛んで行った。息子が幼稚園に行く時間に孵化しそうな時は、幼稚園に電話して、小さな娘と三人でジッと見つめていた。
柱にサナギを見つけた時はビックリした。水槽から柱まで青虫にとっては結構な距離だったのに、いつの間にどうやって這っていったのか。
そんな事を思いながら、「無事にアゲハになってね」 と声をかけている。
来年は、もっと大きな鉢に植え替えてミカンの木を大きくして待っているね。
去年のいつ頃だったか、沢山、種が入っていたので、植木鉢に植えた。多分、清見オレンジだったと思うのだが、それっきり忘れていた。
ある時、芽が出て来て、「何の芽だろう」 と、水をやりながら考えた。
アボガドの種を植えた時も、忘れた時に芽が出て来て、何だろうと悩んだ。未だに、何の種を植えたのか分からないのがある。大きくなれば分かるだろうと水をやっている。
だから、何枚も葉が出て来て、「もしかしたら、ミカンかも」 と思った。
そうなら、アゲハが卵を産むかしらと楽しみになった。
以前、山椒の葉にアゲハの幼虫を見つけた時は嬉しかった。「大きくなってね」 と、毎日水をやりなら声をかけていた。ほとんど葉を食べつくした頃、そろそろ、明日にはサナギかな、とワクワクした。
翌朝、可哀想に、鳥に食べられたのだろう、いなくなっていた。
ミカンの葉には、2匹の幼虫がいた。


毎日毎日、少しずつ大きくなって行く。
ところが、ある日、緑色の幼虫に脱皮した時、一匹しかいなかった。下に落ちたのか、鳥に食べられたのか。それとも、近くの鉢にカマキリがいたので、カマキリに食べられたのか。

だから、アゲハの鉢は違うベランダに移した。そこなら、大丈夫だろうから。
息子が幼稚園の頃、アゲハの幼虫を持ち帰って来た。初め、気持ち悪かったけど、水槽を買って来て飼ってやる事にした。社宅の隅に大きなミカンの木があったので、毎日息子と葉を取りに行った。
水槽の中は、黒や青の幼虫が沢山、這い回っていた。毎日見ていると不思議にだんだん可愛くなって来る。
幼虫はサナギになり、アゲハになり飛んで行った。息子が幼稚園に行く時間に孵化しそうな時は、幼稚園に電話して、小さな娘と三人でジッと見つめていた。
柱にサナギを見つけた時はビックリした。水槽から柱まで青虫にとっては結構な距離だったのに、いつの間にどうやって這っていったのか。
そんな事を思いながら、「無事にアゲハになってね」 と声をかけている。
来年は、もっと大きな鉢に植え替えてミカンの木を大きくして待っているね。