行くつもりはなかったけど、急に、行きたくなって先週、ホテルを申し込んだ。
久しぶりに楽しかった。でも、岡山は暑かった。
カンスタは駅から徒歩15分とあるから、歩ける距離。そして、その手前のホテルを取ったので、モチロン歩いて行くつもりだったが、着いたらカンカン照りで暑い暑い。しょうがないからタクシーでホテルへ行った。
まだ、早いけど、ユックリとカンスタへ向けて歩いていると、前を東京サポらしい女性が二人歩いている。知り合いでもなさそう。一人が公園の入り口で立ち止まり、地図を見る。一人は中へ入って行ったが、戻って来て地図の所に行った。私も地図の所に行き、声をかける。
入り口は、もう少し道路を歩いた先なので、一緒に話しながら歩く。
入場口には、もう何人かが並んでいた。日陰になってたので、話しながら開場を待つ。
開場ちょっと前に、社長と広報の人が、この蒸し暑い中、背広をピシっと来て、私達に挨拶しながら前の方に行く。そして、一番に入って、私達を丁寧に迎えてくれた。
スタジアムは眩暈がするぐらいに、暑く熱せられていた。それで、一番端の緩衝地帯の傍の席を確保して、再入場口の方に向かう。ゴール裏の芝生をグルーっと周り、メインスタンドの出口から外にでると、屋台村があって、沢山の人が並んでいた。
「お祭りみたい」 と、私達も食べ物を確保して、日陰の涼しそうな池のほとりの芝生に腰を下ろす。池の向こうでは、踊りの練習をしているグループが沢山いた。あの踊りは、多分、よさこいソーランか。
まだまだ時間がタップリあるので、取りとめも無く東京の話をする。
一人の女性は、旦那さんが熱烈な清水サポで、でも本人はそんなにサッカーには興味がなかったらしい。それが、たまたま小平に引っ越しして来て、練習場が犬の散歩コースで、時々、練習をのぞきに行き、選手と写真を取ったりサインをもらったりしているうちに、試合を見に行こうかなとなり、今は夢中と言う事だ。
笑ったのは、ファンになったのが去年からと言う。「どん底でファンになったのね」 ともう一人と笑った。そして、初体験のアウェイに一人で来たという。
もう一人の人は、彼が昔からの熱烈ヴェルディサポで、東京ダービーはあっちとこっちで大変だという。彼は味スタで、私はここ、と笑う。
話していたら、自転車に乗ったおじさんが、自転車を止めて話しかけて来た。しばらく、座り込んだおじさんと話をする。
「おじさん、近くに住んでいるのなら、これから応援に来たら」
「晩御飯食べたら、着替えて女房と来ようかな。食べたら、めんどくさくなるかな」
「応援に来なさいよ」
「じゃ、チケット買って来ようかな」 と自転車で去って行った。
日も陰って来て、そろそろ選手が出て来る頃なので、スタンドに戻った。
「水曜日だけど、東京から来てるのね」 と、サポ一年目の彼女が言うから 「始まる頃には、もっと沢山集まるから。東京の人は、ギリギリにならないと来ない人多いからね」 と笑っていたら、「人数が少ないから、こっちに集まって下さい」 と声掛けがあり、もろに、私達が組み込まれた。しかし、水曜日なのに、沢山の人が来るな、と感心する。
そして、緩衝地帯の向こうの岡山のエリアの方を見たら、さっきのおじさんがユニを着て、私達に手を振っていた。私達も、手を振り返す。
ハーフタイムには広島サポーターだという女性が声をかけて来た。
「石川くんのファンです。彼が見たいから来たけど、石川くん出るのかしら?」
「大丈夫、20分ごろには出るから」
「来年は、ぜひ、広島に来て下さい」
「ええ、絶対に来年は広島に行くから、待っていて下さい」
そう、絶対に来年は広島に行くからね。
そして試合。2-0で完勝。
なかなか点が入らなくて、でも、森重の見事な予告通りのヘッド。
そして、追加点をとゴール裏はあおる。
ヒデトくんの追加ゴールから、東京は省エネ状態に入った。2点取ったから、もういいのかなと。
ゴール裏は3点目取れ、と怒鳴る人。この暑さで、中二日で又試合があるんだぞ、無理するな、と声を張り上げる人。
確かに、内容としては物足らないが、この暑さ。熱いゲームを望むが、土曜日に向けて無理をしないで、ボールを回すのもありかと。
ただ、途中から入ったタツヤくんは、11番のFWなんだから、いつも、ゴールに背中を向けてボールは受けては横パス、バックパスでは無く、やっぱり、ゴールに向けて仕掛けて欲しかった。せめて、シュートで終わって欲しかったなと思う。
試合終了後の「ルカルカルカ…」コールは、皆、楽しそうだった。そうだ、ルーカスが来たんだ。どのゲームから出るんだろう。
久しぶりのアウェイは楽しかった。そう言えば、名前を聞かなかったけど、いっぱいおしゃべりして楽しかった。勝ち点3のお土産が何よりも楽しかった。
次の土曜日、ホームゲームが楽しみだ。
久しぶりに楽しかった。でも、岡山は暑かった。
カンスタは駅から徒歩15分とあるから、歩ける距離。そして、その手前のホテルを取ったので、モチロン歩いて行くつもりだったが、着いたらカンカン照りで暑い暑い。しょうがないからタクシーでホテルへ行った。
まだ、早いけど、ユックリとカンスタへ向けて歩いていると、前を東京サポらしい女性が二人歩いている。知り合いでもなさそう。一人が公園の入り口で立ち止まり、地図を見る。一人は中へ入って行ったが、戻って来て地図の所に行った。私も地図の所に行き、声をかける。
入り口は、もう少し道路を歩いた先なので、一緒に話しながら歩く。
入場口には、もう何人かが並んでいた。日陰になってたので、話しながら開場を待つ。
開場ちょっと前に、社長と広報の人が、この蒸し暑い中、背広をピシっと来て、私達に挨拶しながら前の方に行く。そして、一番に入って、私達を丁寧に迎えてくれた。
スタジアムは眩暈がするぐらいに、暑く熱せられていた。それで、一番端の緩衝地帯の傍の席を確保して、再入場口の方に向かう。ゴール裏の芝生をグルーっと周り、メインスタンドの出口から外にでると、屋台村があって、沢山の人が並んでいた。
「お祭りみたい」 と、私達も食べ物を確保して、日陰の涼しそうな池のほとりの芝生に腰を下ろす。池の向こうでは、踊りの練習をしているグループが沢山いた。あの踊りは、多分、よさこいソーランか。
まだまだ時間がタップリあるので、取りとめも無く東京の話をする。
一人の女性は、旦那さんが熱烈な清水サポで、でも本人はそんなにサッカーには興味がなかったらしい。それが、たまたま小平に引っ越しして来て、練習場が犬の散歩コースで、時々、練習をのぞきに行き、選手と写真を取ったりサインをもらったりしているうちに、試合を見に行こうかなとなり、今は夢中と言う事だ。
笑ったのは、ファンになったのが去年からと言う。「どん底でファンになったのね」 ともう一人と笑った。そして、初体験のアウェイに一人で来たという。
もう一人の人は、彼が昔からの熱烈ヴェルディサポで、東京ダービーはあっちとこっちで大変だという。彼は味スタで、私はここ、と笑う。
話していたら、自転車に乗ったおじさんが、自転車を止めて話しかけて来た。しばらく、座り込んだおじさんと話をする。
「おじさん、近くに住んでいるのなら、これから応援に来たら」
「晩御飯食べたら、着替えて女房と来ようかな。食べたら、めんどくさくなるかな」
「応援に来なさいよ」
「じゃ、チケット買って来ようかな」 と自転車で去って行った。
日も陰って来て、そろそろ選手が出て来る頃なので、スタンドに戻った。
「水曜日だけど、東京から来てるのね」 と、サポ一年目の彼女が言うから 「始まる頃には、もっと沢山集まるから。東京の人は、ギリギリにならないと来ない人多いからね」 と笑っていたら、「人数が少ないから、こっちに集まって下さい」 と声掛けがあり、もろに、私達が組み込まれた。しかし、水曜日なのに、沢山の人が来るな、と感心する。
そして、緩衝地帯の向こうの岡山のエリアの方を見たら、さっきのおじさんがユニを着て、私達に手を振っていた。私達も、手を振り返す。
ハーフタイムには広島サポーターだという女性が声をかけて来た。
「石川くんのファンです。彼が見たいから来たけど、石川くん出るのかしら?」
「大丈夫、20分ごろには出るから」
「来年は、ぜひ、広島に来て下さい」
「ええ、絶対に来年は広島に行くから、待っていて下さい」
そう、絶対に来年は広島に行くからね。
そして試合。2-0で完勝。
なかなか点が入らなくて、でも、森重の見事な予告通りのヘッド。
そして、追加点をとゴール裏はあおる。
ヒデトくんの追加ゴールから、東京は省エネ状態に入った。2点取ったから、もういいのかなと。
ゴール裏は3点目取れ、と怒鳴る人。この暑さで、中二日で又試合があるんだぞ、無理するな、と声を張り上げる人。
確かに、内容としては物足らないが、この暑さ。熱いゲームを望むが、土曜日に向けて無理をしないで、ボールを回すのもありかと。
ただ、途中から入ったタツヤくんは、11番のFWなんだから、いつも、ゴールに背中を向けてボールは受けては横パス、バックパスでは無く、やっぱり、ゴールに向けて仕掛けて欲しかった。せめて、シュートで終わって欲しかったなと思う。
試合終了後の「ルカルカルカ…」コールは、皆、楽しそうだった。そうだ、ルーカスが来たんだ。どのゲームから出るんだろう。
久しぶりのアウェイは楽しかった。そう言えば、名前を聞かなかったけど、いっぱいおしゃべりして楽しかった。勝ち点3のお土産が何よりも楽しかった。
次の土曜日、ホームゲームが楽しみだ。