ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

真夏の夜の歓喜

2011-07-25 16:49:12 | FC東京とサッカー
涼しい日が続き、昨日も一時のような猛暑では無かった。

夜には涼しい風も吹き渡り、楽しいサッカー観戦となった。

久しぶりの国立。屋根がないので、空が一杯に広がって解放感があり、気持ちいい。





いつものように、前半は攻めても攻めても得点に繋がらない。いつかはシュートが決まるだろうとは思うが、やっぱり、これだけ攻めていればネットをゆらさなければダメだろうと思う。特に、J1に上がってからの事を考えれば。

でも、それが、一発レッドのPKに繋がった。

国立での「わっしょい、ワッショイ」 は、格別に楽しい。遮るもののない空一杯に、両手を上げてのバンザイは最高!

それも、5回ものワッショイ!!



昨日は、最期の最期まで、もう一点と走っていた選手達を見るのが楽しかった。本当に、よく走る。

羽生さんの走りは、いつもながら感心するが、セザーが前線から相手ボールに向かって走り続けたのは感動した。シュートは決められない事が多いが、それでも、羽生さんと二人で前線で相手ボールを全力で追いかけ回しすのを見れば、誰もさぼれない。

東京を見ていて、なでしこもそうだけど、パスサッカーは、ボールを回す事では無い、選手が足を止めずに走り続ける事が大事なんだなと、私は、そう思った。パスの受け手が、最適な場所に走ってくれなければ、パス出来ない。パス出来る場所が無ければ、結局バックパスで、攻めが停滞してしまう。

今、東京は、しつこいくらいに後でパスを回し、相手をじらせる事が出来ていると思う。気持ちに余裕があれば、時に、パスミスしても、しっかりと戻ってディフェンス出来る。気持ちに余裕があれば、味方の意図もしっかりと共有出来る。

今、見ていて楽しい。きっと、選手達も楽しんでサッカーが出来ているのだろうと思う。

去年の後半、そして、今年の前半、辛いなと思いながらも応援して来て良かったね、と友達と話した。今、その我慢しての応援に、こんなに楽しい時間のご褒美がある。

これから、時には、もしかしたら勝てない事もあるかもしれない。でも、きっと、彼らは勝利し続けてくれるだろう。だって、勝つ事の楽しさ、嬉しさを彼らが一番分かっているのだから。勝てなかった苦しさ悔しさを味わいたくないと、彼らが一番思っているのだから。

まだまだ、猛暑が続くだろうが、暑さなんて吹き飛ばすゴールを期待する。

勝ち続けよう、東京!
熱い応援を続けよう、東京サポーター!!

















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“南ちゃん”でペンキ塗り

2011-07-25 14:10:19 | 南ちゃんと南山
昨日は、“南ちゃんの会”で、畑の道具小屋のペンキ塗りをした。

朝は天気が良く、「ペンキ塗りは暑いな~」 と思っていたら曇って来た。

ここ最近、涼しい日が続いていたので、曇りでの作業は楽だった。

以前、「何色に塗ろうか」 と話していた時には、赤だの黄色だの焦げ茶色だの様々な色が上がり、シンボルのうさぎちゃんのイラストも書こうか、と盛り上がった。







結局、上半分を透明に、下半分を焦げ茶にする事となった。

皆で、賑やかにおしゃべりしながら、台風の汚れを落とし、サンドペーパーを欠け、手分けして塗り始めた。

ペンキ塗りなんて久しぶりだ。昔、結婚した頃、入った社宅が古く、白壁が何色か分からないくらい汚れていたので、夫と一緒にペンキを塗りなおしたのを思い出した。結婚したばかりで、何もかもが楽しい時だった。

ペンキを塗りながら、「まことちゃんハウスのようにカラフルにしたら楽しいよね」 と言ったら、「タヌキがビックリするよね」 と、そこから、屋根は何色、壁は何色、窓は、入り口は、と様々な色の小屋の出来上がりを想像して楽しんだ。

小屋作りの責任者の男性が、私達の所にいて指示を出していたが、あとの男性は畑の中で、もくもくと草取りをしている。多分、私達のおしゃべりがうるさいからかな。

取りあえず、女性の素人にはそれなりの出来栄えで、完成となる。





でも、この小屋も今年一杯で解体して、別の所に作りなおす事になった。

借りている畑は今年一杯と言われたのだ。

いよいよ、畑のある場所の開発の工事が始まるのだろう。

たった一年しか畑仕事が出来なかったこの場所。もったいないほどの土の肥えた畑に適した場所が、開発されて何に変わるのか知らないが、本当に残念でならない。稲城砂を含んだこの南山は、畑に最適な土質だ。

田舎育ちの私の実家も畑が沢山あり、よく手伝ったが、比べても土質がフカフカと豊かでカチカチにならない。草はよく生えてくるが。



私達の国の緑豊かな自然、未来永劫変わらないと思って代々住み続けていた優しいたおやかな山々、森、林、川、海。そして、人間に自然の恵みを心にも身体にも与え続けてくれて、安心してゆだねていた日々の生活。

でも、ほんのちょっと大地が身震いしただけで、地獄の惨劇となってしまった東北地方。

大事に大事に守り育てて来た自然が、時には人間に牙をむく。

それなのに、わざわざ、人間が自然に機械の牙を打ち付けていいのだろうか。関東にも大地震がいつ来てもおかしくないと言われているこの時に、何も、里山を開発しなくてもいいだろうにと思う。

過去の人々が、その恩恵を受けて共に生きて来た里山。気候が厳しくなっているだろう未来人達が、どうして里山を取り崩してしまったのか、と恨むかもしれない。

今、この瞬間を生きている今の一部の人達だけの儲けの為だけに、世界でも貴重になって来た“SATOYAMA”を消滅させてもいいのだろうか。人間が自然を意のままに支配して来た事は、人間に幸せをもたらしたのだろうか。

じゃがいもを収穫した畑に、今年一杯しか使用できない畑に、何を植えようかと皆で話し合いながら、このすばらしい畑がコンクリート化されるだろう事に、何の力も無い私達に悔しさと寂しさを感ずる。



















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