朝、布団を干していたら、昨日よりはちょっと暖かい。
急に、目の前の南山に散歩に行きたくなった。
支度して、歩いていたら、山から下りて来るふうさんに会った。
「ちょっと大根などを」
「私も、ちょっと野菜を」 と立ち話して別れる。
カエデの広場に入り、桜の広場を通ってクヌギ林から畑に下りた。
途中、カブトムシの寝床をのぞく。沢山、眠っているかしら。
里山は、ひっそりと眠っているようだった。今日は、鳥の声も聞こえない。聞こえるのは枯れ葉を踏む私の乾いた足音。
そして、聞こえるのは、南山を崩している重機の音。
思い出して、タマノカンアオイがどうしたかなと見に行った。
降り積もった落ち葉をそっとのけてみたら、元気にしていた。少しだけ移植したのに、随分と範囲を広げていた。この、タマノカンアオイが生殖していた場所は、もう入れないほどの藪に覆われている。
始めは、そこも下草刈りをしていたのだけど、“おとうさん”の山ではないと分かって止めた所。ああして、こうしてと少し夢を見たけど、夢で終わってしまった。いつか、手入れをしたいな…。
虫さんと分け合うような小松菜と、まるっきり虫食いのないうまい菜を少し収穫。殺虫剤をまけば小松菜も虫食いにはならないのだろうが、自然に任せているので笑ってしまう程の状態だ。
山つつじの挿し木も、枯れ葉に埋もれて冬眠中。
帰りは当然のように一の森に行った。
今日も、富士山も南アルプスも綺麗に見える。
道の脇の生い茂った篠笹を刈って窓を開いた所に、笹で垣根が作ってあった。確かに、そこは崖になっていて危なかった。南ちゃんの誰かが、何時の間にか作ってくれたのね。感謝。
ゆっくりと山道を巡り家に帰る。直ぐそばに素敵な里山がある事を嬉しく思う。
急に、目の前の南山に散歩に行きたくなった。
支度して、歩いていたら、山から下りて来るふうさんに会った。
「ちょっと大根などを」
「私も、ちょっと野菜を」 と立ち話して別れる。
カエデの広場に入り、桜の広場を通ってクヌギ林から畑に下りた。
途中、カブトムシの寝床をのぞく。沢山、眠っているかしら。
里山は、ひっそりと眠っているようだった。今日は、鳥の声も聞こえない。聞こえるのは枯れ葉を踏む私の乾いた足音。
そして、聞こえるのは、南山を崩している重機の音。
思い出して、タマノカンアオイがどうしたかなと見に行った。
降り積もった落ち葉をそっとのけてみたら、元気にしていた。少しだけ移植したのに、随分と範囲を広げていた。この、タマノカンアオイが生殖していた場所は、もう入れないほどの藪に覆われている。
始めは、そこも下草刈りをしていたのだけど、“おとうさん”の山ではないと分かって止めた所。ああして、こうしてと少し夢を見たけど、夢で終わってしまった。いつか、手入れをしたいな…。
虫さんと分け合うような小松菜と、まるっきり虫食いのないうまい菜を少し収穫。殺虫剤をまけば小松菜も虫食いにはならないのだろうが、自然に任せているので笑ってしまう程の状態だ。
山つつじの挿し木も、枯れ葉に埋もれて冬眠中。
帰りは当然のように一の森に行った。
今日も、富士山も南アルプスも綺麗に見える。
道の脇の生い茂った篠笹を刈って窓を開いた所に、笹で垣根が作ってあった。確かに、そこは崖になっていて危なかった。南ちゃんの誰かが、何時の間にか作ってくれたのね。感謝。
ゆっくりと山道を巡り家に帰る。直ぐそばに素敵な里山がある事を嬉しく思う。