午後から、マンションでの用事があったので、娘に留守番をお願いして、いつもよりも早く家を出た。
時間がたっぷりあるので、血管年齢測定を受けた。
まさかのマイナス6才。血管の弾力性がとても良い状態で、非常に若い血管ですと言われ、今日は勝てるかも、と思った。
早く来たので、今年初めて、外の青赤パークに行って鮭弁当を買った。とっても美味しかった。
席に座っていると、友達が通りかかり、席は同じ列の下の方だった。しばらく話をする。
そして試合は始まった。
たまにはスッキリと勝ってと応援する。
上手くゴール前までボールを運べる時もあるが、ボールが仲間内で落ち着き無く行ったり来たりして、相手に渡ってしまうのが、何かなーと思う。
そして、2失点。何とか1点を返したけど、こんなものかと何か冷めた自分がいる。
でも、それでも東京のある生活は私にとって無くてはならない日常。
勝っても負けても、次は勝つと思いながらスタジアムに行く。
用が無い限り、今年はホームには足を運んでいる。地元からあまり遠くまで出かけないので、今年近場でもアウェイには一度も行っていない。
アウェイは、もうDAZNでもいいかな、と思うこの頃。
試合後、回ってくる選手達に惜しみない拍手が送られる。
このコロナ禍の世の中で、東京の試合を応援出来る時間を幸せと感じている人達が、私のようにいる事を嬉しく思う。
帰り、席が離れ離れの友達といつもの所で待ち合わせて試合について、あーだこーだと話しながら帰る。
今年は、皆、どこにも寄らないで真っすぐに帰る。早く、コロナ以前の日常が戻って来て欲しいな。
そして、いつものドロンパ。
帰りは、娘の家族と調布で夕食を食べる。娘にマンションの留守を頼んだので、ご馳走する。
マリノスのサポーターの娘婿の上ちゃんは、東京が負けると私が言わない限りサッカーを話題にしない。
「もう、今年は勝っても負けても消化試合だから」と私が笑う。
それから、サッカーの話をすると、孫のゆなが「だめ、ゆなと話をするの」と言う。
こんな時代だけど、家族で食事をしながら幸せだなと思う。東京が勝てばもっと幸せだけど。
調布の小学校に通うゆなが、学校でもらったと、「おうちに貼って東京の選手を覚えよう」のポスターを私に持って来てくれた。
さっそく壁に貼った。でも、もっと早い時期なら良かったのにと思いながら。