ふみさんの日々雑感

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FC東京、多摩川クラシコの寂しい結末

2014-03-24 20:48:55 | FC東京とサッカー
水曜日のナビスコのゲームを現地で応援した人達は、きっと楽しい試合を見れるだろうと、ワクワクしながらキックオフを待ったはず。

それほど、ヤング東京は躍動していた。

それを見たレギュラー陣は、きっとそれ以上の内容のゲームを私達に見せてくれるだとうと皆思ったはずだ。

試合前に繰り広げられた“コラシコ”の試合結果に、「大丈夫、お兄さん達が勝つから」 と思ったはず。

でも、結果は“コラシコ”と同じとは…。

鹿島戦のチームと川崎戦のレギュラーチームと比べてみた。

一番の違いは、走りとスピードとゴールへの強い気持ちだと思う。

鹿島戦のチームは、とにかくよく走った。攻守の切り替えが早く、戻りもアッというまに自陣に戻り守備を固めた。

相手のボールを持つ選手に、必ず二人で寄せ、身体を寄せ足を出し、相手とボールの間に自分の身体を捻じ込むようにボールを奪取するシーンもあったし、どこかにこぼれ出るかもしれないボールを狙うように、あるいは出したボールを受けれるように誰かが近くにいたり。

それは、ボールを奪取出来なければリスクになるが、ボールを奪えばチャンスになる。ヨネくんの前線へのすばやいロングパスは、裏に抜けようとしていた河野くんのゴールに繋がって行った。

なんといっても、サイドの追い越しのシーンがゲームのスピード感を増したし、見ていて面白かった。

友達に、
「どうして、この川崎戦は、サイドの追い越しが見れないのかしら」
「それは、鹿島戦と違ってボールを奪えないからよ。」
「あそうね。そうだよね」

そうなのだ。川崎はよく動き、ボールも軽やかにポンポンと回して行くが、なかなかマイボールに出来ない。ボールを持っている選手にフラフラ寄って行ってもボールを奪う事は出来ない。

前半は、東が私達バックスタンドの目の前でプレーしていたが、ただ、ボールを持つ選手の前でコースを切るような守備で、鹿島戦のチームのように絶対にボールを奪ってやるという守備ではない。

陸くんは、かわされたり、ひっくり返されたりされながらも、相手選手にくらいついて行った。オイオイと思いながらも、そういうがむしゃらさが、応援している私達を熱くする。

鹿島戦では、ヒーローインタビューを受ける程、良かったヨネくんだったが…。

鹿島戦のチームでは、あまり見られなかった横パスバックパスで、何となく去年のようなゲームになってくれば、川崎の思うつぼ。狙っていたように、東京のミスからゴールへ。

あれだけ、走り回り1対1に強く、自信たっぷりにゴールに向かう川崎は強烈。

友達に
「何となく、去年の東京を見ているようね。本当は、監督は鹿島戦のようなゲームをしたいんじゃないかしら」
「鹿島戦の時のチームは、ポポサッカーを知らない新しい選手もいるし、ほとんど試合に出てなかったらね。でも、レギュラー陣はしっかりポポサッカーが染みついているから、つい、出てくるんじゃない」
「そうね、東なんて、ポポサッカーそのものだものね」

後半の後半になって来たら、私達も、私達の回りも静かになった。ゴール裏はそれでも一生懸命に声をあげていたが、それに合わせる人もいなくなった。ポツポツ帰る人も出て来た。

昨日は、ミスからの自滅だから、監督がどうのシステムがどうのと、それ以前の問題だった。個が、1対1も弱すぎだ。

これで、監督は、選手の見極めも、Jリーグというリーグがどんなものなのかと、よく分かったのではないかしら。監督は、何回も日本に来てスタジアムで試合を見たり、ビデオで見たりしていたそうだが、現場に入って当事者となってリーグ戦を戦うのは違うもの。

昨日は、終了後、選手はゴール裏で盛大なブーイングを浴びていたが、確かに、選手はブーイングだと思うが、監督としては、いよいよこれからだと私は思う。

次の清水戦、監督がどの選手を使い、どの選手を外すのか、今は、凄く楽しみだ。

<番外>
そして、アーセナルも惨敗…。




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