ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

FC東京、ホーム最終戦

2009-11-29 18:04:59 | FC東京とサッカー
とうとう、ホーム最終戦が来てしまった。どうしても、勝って欲しい試合だった。フジくんとサリさんの為に。

昨日は、午前中の仕事が入り並びを仲間にお願いした。それも、どうしてもバック最前列を取りたいので、早くに並んでもらった。いつもは私が並ぶのだが。

1時に仕事が終わり、調布パルコの花屋さんで花束を二つ作ってもらった。フジくんとサリさんの為に。本当に、この日が来てしまった。

二人が味スタのピッチを選手として踏むのは、もう、二度とないのだ。二人のJリーガーとしての歩みと、私が東京サポーターとしての歩みは一緒。東京の歴史を共有している二人が、今年は同時に青赤のユニフォームを脱ぐ。寂しい。

ゴール裏が二人の為に“7”と“8”のコレオを用意してくれた。感動した。



最前列は視界が開けて、選手達の姿が目の前で、楽しかった。場所取りは大変だけど、来年も時には、早く来て最前列に座りたいと思った。

東京の選手達は、フジくんとサリさんの為に、勝利を上げる為に走り回った。今日の草民はいつもと違い、そのプレーは見ていて楽しかった。赤嶺も、ゴールに向けて強かった。CBに入った平松がこんなに良いとは正直ビックリした。冷たくなって来た微風も、私には心地良かった。選手達が真摯に勝利に向けたサッカーをしていたから。

ひたすらゴールを願った。0-0と後半も残り少なくなって来て、あ~あ、フジくんもサリさんもピッチには立てないのかと思ったその時、平松のゴール!!

そして、フジくんがピッチに。それも、こっちサイドで目の前に。私達は「フジー!フジー!」と、心が揺れた。

サリさんはピッチに立てなかったけど、まだ、最終戦、アウェイの新潟戦がある。

新潟戦と言えば、忘れられない、あの、自力昇格が無かったJ2最終戦。行きのツアーバスの中も、泊まりの旅館の大広間での、村林さん達との宴会&話し合いでも、議論は沸騰していた。誰もが、絶対にJ1に上がると信じていた。

寒かったけど、雨も上がって天気になって来て。精一杯、戦った選手達と私達。延長に入った大分の結果を待っていた時の、東京サポーターと、私達の為に残っていてくれた新潟サポーターの、誰一人声を出す者のいない静寂のスタジアム。祈るように大分の結果を待っていた。

そして、さざ波のように広がって行った歓喜の雄たけび。ピッチに飛び降りたサポーターと抱き合う選手達。我事のように祝福してくれた新潟サポーター。フジくんもサリさんもそこにいた。忘れられない歴史の一ページ。

そして、二人のホーム最終戦。勝って良かった。二人の為に、そして、FC東京の為に。

いつものように涙もろく熱いハートの指揮官の挨拶。

 

感動のフジくんとサリさんの挨拶。聞いている私も涙がこぼれた。

 

そして、子供達と一緒にサポーターに手を振り、歩いて来る二人。私はフジくんに、友達はサリさんに花束を渡す。

 

フジくん、サリさん、ありがとう。沢山の思い出と感動をありがとう。私は、私達は、二人を忘れない。

サリさんは、今度は別の方法で、東京の未来に力を貸して下さい。

フジくんは、東京に帰って来るだろう、その時まで、自分のサッカー人生を楽しんで下さい。味スタにヴェルディとの試合に来た時は、必ず応援に行きます。

ありがとう。ありがとう。

そして、最後まで、静かに座って聞いていてくれた神戸のサポーター、ありがとう。

でも、まだ、もう一試合ある。勝って今年を締めくくろう。

ガンバレ!!東京!!






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 街路樹のケヤキ並木 | トップ | 深大寺のご開帳 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

FC東京とサッカー」カテゴリの最新記事