南ちゃんの活動日には、雨が降って欲しくないといつも思う。
だから、晴れた日曜日にはお弁当を作り、ウキウキと出かける。
娘に言っても、その楽しみが分からない。友達に話しても分かってもらえない。
月に2回しかない活動日なので、この時期には、1回でも潰れてしまうと笹や草が繁茂してしまう。
今年は、畑の返還や新しい畑の開墾や小屋の移動等で、思うように手入れが出来なかった。
今回も、まずは一の森の手入れ。
暑くなって来たのと、雨降りが多くなって来たのとで、一の森は大変な状態になっている。
でも、生い茂った下草を見て、「どんなに温暖化が進んでも、ジャングルにはなっても、絶対に砂漠にはならないね」と仲間と笑う。
仲間達は、おしゃべりしながら作業をしているが、私は、一人で黙々と笹刈りをする。
おしゃべりは大好きだけど、なぜか笹刈り作業は一人でしたい。
無心に作業するその時間が好きだ。
色んな事を考えたり思ったり、でも、何にも考えたり思ったりしていないのかも。
夢中に作業して、フッと振り返った時、「ああ綺麗になったな」と満足する。
そして、お昼になって、それなりの距離を取って座って、お弁当を食べながらのおしゃべりが楽しい。
林の中は、爽やかに風が吹き抜けて行き気持ちいい。
下界の煩わしい諸々の事が、別の世界のように感じる。
午後からは、桜の広場の道の手入れをした。
近々、近くの小学生が里山散歩に来るため。
そして、蕾を膨らませて来たヤマユリが倒れないように添え木をした。
年々、ヤマユリが増えているように思う。
いつ頃、咲くな、楽しみだ。
風で、倒れた看板を、男性陣が直してくれた。
皆で手書きした看板も、もう、10年以上もたつ。
雨にも、風にも、雪にも負けず頑張ってくれている。
まだまだ大丈夫だ。
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