ふみさんの日々雑感

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迎賓館赤坂離宮

2017-02-14 21:22:58 | Weblog
友達と迎賓館赤坂離宮へ行って来た。

迎賓館のもっとも格式の高い部屋の「朝日の間」の特別公開が今日までなので、急遽、友達を誘って行って来た。

いつか行ってみたいなと思っていたら、新聞で改修工事のために、今日で閉室するとの記事があった。

四谷で電車を降りる事は、ほとんどないので、地図を見ながら、「あっちね」 と言いながら信号を待っていたら、「迎賓館はこっちですか」 と女性に声をかけられた。

「私達も行くので一緒に行きましょ」 

彼女は1人だったので、一緒におしゃべりしながら歩いて行き、並んで待つ間も楽しくおしゃべりをした。

チケットを買う前に、空港のように厳重な手荷物検査をされた。飲み物は、係員の前で一口飲まないといけない。

パンフレットを見ながら順路に沿って見て回る。

それぞれの部屋によって、天井の絵やカーテン・シャンデリア等装飾が全て違う。

目玉の朝日の間の絨毯。

手織りの緞通は、今回初めて参観者が歩けるようにしたのだという。

桜の花びらが散った薄いピンクの絨毯に思わず膝まづいて手で撫でた。いったいどれだけの人々の手と月日を要したのだろう。

この部屋で演奏される音楽に、耳を傾ける美智子様のお写真が飾られていた。

それで、解説をしていた係の人に聞いた。

「あのバルコニーは使われるのですか?」

一瞬、「えっ」という顔をされた。

そんな質問をする人はいないのだろう。でも、白いカーテンをかけられたバルコニーが気になってしょうがなかった。

ちょっと大きめの中心のバルコニーとその両脇にちょっと小さめのバルコニー。

昔の、王様や女王様がそこに立ち、集まった人々に手を上げるシーンを想像したから。

「あそこのバルコニーは、演奏の人達が音楽を奏でる所です。この広間で繰り広げられる舞踏会の為に。でも、今はそんな事はないので一度も使った事がありません。演奏会の時は、椅子に座られた人たちの前で、床で演奏します。」

そして、「このような宮殿は世界中にありますが、この迎賓館が最後に作られた本格な建物です。世界中に大金持ちが真似して作りますが、規模が違います」 との事。

トランプさんの豪邸を想像した。

一通り見て、以前、ロシアに行った時に見学したエカテリーナ宮殿を思い出した。

宮殿の内部は同じようなものなのだなと。ただ、部屋の広さと、部屋の数と、宮殿の大きさかなと。

もちろん、外国の要人が来て、ここを利用する時には見学は中止になるが。

建物の、外壁に雨どいなのか、それもやっぱり黄金に輝いている。友達に、言ったら、「そんなとこ気にするのは、あなただけよ」と笑われた。



また、気になったのが、帰りの出口で、扉の中と外に一人用のボックスが(以前住んでいた所の近くに、その時の総理大臣の家があり、その門の前に警官が立っていた一人用のボックスがあった)あり、そこにいた警備員に聞いた。

「もしかして、雨が降ったら入るの?」

その警備員は、いやいやと首を振り、両手を広げて、まあ、そうかなと言うふうに笑いながらコックリした。

そんな事まで聞くの?と友達にまた笑われた。

帰りは、新宿でお昼を食べる事にした。

ルミネの7階のレストランに行く事にして、新宿の地下街を歩いていたら、「どうしたの?」 と声をかけられた。

なんと、娘が目の前に立っていた。ビックリビックリ!

駅近のビルのオフィスに勤めている娘が、昼食に出て来ていたのだ。以前は、都心に出た時には、お昼を待ち合わせて食べたっけ。

友達に、「あなたって、よく知り合いに会うわね」 と言われた。

去年も、友達と南大沢に映画を見に行った時、食事をするためにアウトレットに向かっていたら、「久しぶり!」と引っ越しして合わなくなった知り合いに声をかけられた。

また、会社勤めの時、社員旅行でバスに乗っていた時に、理由は忘れたが、銀座の真ん中で30分くらいバスが止まったことがあった。

皆、席に座っていたが、私はバスの外に降りて、「銀座って久しぶりだな」 と思いながら同僚と話していたら、後ろの方から、知っている人の話し声が近づいて来た。

まさか、と思ってクルッと振り向いたら、何と、前の会社で仲良くしていた人だった。会社を移っていつの間にか付き合いが無くなっていたが。

「キャー、何、この偶然!」 と思わず手を取り合って飛び上がったっけ。

映画やドラマを見ていて、「そんな偶然、ないでしょ」 と思うが、本当に偶然って時々ある。たった1分違うだけで、偶然な遭遇は起こらないだろう。

お昼を食べながら、「次は、どこに行こうか」 と楽しくおしゃべりをした。



























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