南山での作業が、久しぶりなような気がする。
そういえば、最近は忙しくて一人で南山に入っての、笹刈をしていないせいか。
いつものように、お弁当を作って南山に向かう。
いつも思うのは、シイタケ山の登り。短い登り坂なのに、本当にキツイ。
ハアハア言いながら、誰もいないのでマスクを外して登る。途中で一息つく時には、ちょっと疲れているかなと思う。
集合場所の道具小屋の前には、もう仲間が集まっていた。
一の森の下草刈りと、エゴノキ広場の下の新しい畑の開墾作業を行うと言うので、必要な道具を持って一の森へ向かう。
私は、畑よりは下草刈りの方が好きなので、笹刈を選ぶ。
去年は、皆で頑張ったので、ほぼ綺麗になっている。
今は、草等が枯れているので、笹が目立って作業がしやすいが、夏になる頃には、草が繁茂して作業も大変になってくる。
南山の中でも、綺麗になっている所もあるが、そういう所は草刈機で刈っているので、簡単に綺麗に出来ている。
私達も、機械で刈る所もあるが、ほとんどは手で刈っている。
それは、数々の山野草や、育てて行きたい木々の芽を刈ってしまいたくないから。
寒い冬でも、暑い真夏でも私には作業は苦にならない。
時々は、作業後に私達のフィールドを、山野草や木々を愛でながら歩くのが楽しい。
冬は、里山は眠っているが、それでも木々をよく見ると、新しい芽が目覚めてきている。
人間は、コロナで制限の多い生活を続けているが、自然は関係なく自分たちの生命の時間で息づいている。
そんな自然の営みの中にいると、もろもろの負の感情から解き放たれる。
たった月に2回の作業だけど、参加するもしないも自由で、なんの制約もなく集まった人だけで作業をする。この緩い会は私にも皆にも長続きするのに丁度いいのだ。
そろそろ、お昼の時間になるので、畑で作業をしている人達を呼びに行った。
お昼で帰る人は帰り、残りの人達で楽しいライチタイム。
畑の開墾作業した人達が「疲れた」と言うので、午後の作業は止めにした。
道具の手入れをして作業小屋に片づけ、クヌギ林、さくらの広場、カエデの広場を散策しながら帰った。
落ち葉の間から飛び出してきてビックリ。
栽培しているシイタケ。
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